羽生九段「ミスが多かった」
最終戦を勝利で飾り、5勝4敗で終えた佐藤康光九段。終局後、「最後ははっきり負けだと思いました。詰まされてもしょうがないと思っていましたが、詰まないですかね。ちょっと読み切れなかった。運がよかったという感じです」と話した。
羽生善治九段は「終盤は何かあったと思うんですが、決めきれなかった。勝ちはたぶんあったと思う」。4勝5敗に終わった今期を振り返って「全体的にミスが多かったので、反省する点が多い1年でした」と話した。
25:13
佐藤康光九段が勝利
佐藤康光九段が、羽生善治九段に勝利。187手の大熱戦を制した。佐藤康九段は5勝4敗。羽生九段は4勝5敗で今期を終えた。
村)A級順位戦、佐藤康光九段が羽生善治九段に勝ちました。これで5局とも決着しました。
— 朝日新聞将棋取材班 (@asahi_shogi) February 27, 2020
村)劣勢とみられていた佐藤康光九段でしたが、逆転で羽生善治九段を破りました。終局は午前1時13分。対局直後の両者はさすがに疲れた様子でした。
【画像1/34枚】【速報】木村王位が「順位」の差で降級 糸谷八段が勝利:朝日新聞デジタル https://t.co/QZvysELpKE— 朝日新聞将棋取材班 (@asahi_shogi) February 27, 2020
羽生-佐藤康戦の終局時間は午前1時13分でした。佐藤康九段は「今期、負けた将棋は全部、序盤に課題が残った」と、勝っても厳しい表情。羽生九段は「本局は終盤、何かあったと思うが決めきれなかった。今期は全体的にミスが多く、反省することが多い」と話していました。 pic.twitter.com/aUT34m6gjj
— 毎日新聞・将棋 (@mainichi_shogi) February 27, 2020