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長考に沈む佐藤天九段
午後4時37分、脇息(きょうそく)にもたれかかる佐藤天彦九段の姿が控室のモニターに映し出された。名人戦でも見られた、長考に沈むときのおなじみのポーズだ。
局面は48手目△2二金まで進み、中盤の難所にさしかかっているようだ。先手から▲1四香と銀を取ると△同飛と取られてまずい。放っておけば後手から△2六歩▲同飛△2五銀の狙いがある。大盤解説を担当している深浦康市九段は「先手も手が遅れているので反撃がきつい。長考も仕方ないところです」と話した。
耕)控室のモニターには佐藤天彦九段―稲葉陽八段戦の様子が映っています。佐藤九段(右)が脇息にもたれて考える姿は名人戦でもよく見られたおなじみのポーズです。https://t.co/u0LRZgNbez pic.twitter.com/tyDXfuoFan
— 朝日新聞将棋取材班 (@asahi_shogi) February 27, 2020