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【ニューヨーク時事】米南部テキサス州で起きた追突事故をめぐる訴訟で、同州の裁判所の陪審団は17日、トヨタ自動車が顧客に車両の危険性を知らせなかったのは「重大な過失」だとして、同社に2億4210万ドル(約267億円)の賠償金支払いを命じた。
原告側の弁護士事務所が明らかにした。
発表によると、原告は2016年9月、セダン「レクサスES300」を運転中、追突事故に遭った。衝撃で運転席と助手席が後ろに倒れ、後部座席のチャイルドシートに座っていた子供2人が負傷した。
陪審団は、前の座席に「不合理な」危険があったにもかかわらず、トヨタがそのリスクを顧客に知らせなかったと判断。賠償を命じた。
情報源:トヨタに267億円賠償命令=米テキサス州の事故で陪審(時事通信) – Yahoo!ニュース
情報源:トヨタに267億円賠償命令=米テキサス州の事故で陪審:時事ドットコム
米テキサス州ダラスの州地裁陪審団は17日、ダラス在住の夫妻の幼児2人が2016年に起きた02年型レクサスES300の追突事故で重傷を負った原因は、同車の前部座席の不具合にあったとして、トヨタ自動車に2億4200万ドル(約267億円)の支払いを命じる評決を下した。
裁判所の文書によると、同陪審団はトヨタ自動車と米国トヨタ自動車販売にこの問題で重大な過失があったとし、懲罰的損害賠償金として1億4400万ドルを認定。陪審団は前部座席が不当に危険であり、会社側がリスクを警告していなかったと判断した。
トヨタのスポークスマン、エリック・ブース氏は発表資料で「陪審団の判断を尊重する一方、われわれは負傷が02年型レクサスES300のデザインや製造過程の不具合でなく、今回の事故に固有の要因によるものと引き続き確信している」と述べ、上訴の選択肢を検討することを明らかにした。
原告の弁護士であるフランク・ブランソン氏は発表文で、フロントシートバックに構造的な問題があったと述べた。
同陪審団は幼児2人の医療費や身体障害、精神的苦痛や他の損害賠償金として9200万ドルを認定した。
原題:Toyota Ordered to Pay Family $242 Million for Lexus Seat Defect(抜粋)
情報源:トヨタに267億円支払い命令、座席不具合-米テキサス州陪審(Bloomberg) – Yahoo!ニュース
情報源:トヨタに267億円支払い命令、座席不具合-米テキサス州陪審 – Bloomberg
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