豊島将之名人VS渡辺明二冠 第78期名人戦七番勝負第5局2日目

第78期名人戦七番勝負第5局2日目 豊島将之名人 対 渡辺明二冠
封じ手は、豊島将之名人の53手目「▲4六歩」


2020.08.08 09:03

将棋の名人戦七番勝負第5局が8月8日、東京都渋谷区の将棋会館で2日目を迎えた。前日7日に豊島将之名人(竜王、30)が封じた53手目が開封され、挑戦者の渡辺明二冠(36)の手番で、午前9時から再開した。現局面は、両者とも玉の守りが薄いまま激しい攻防を繰り広げる中盤戦。2勝2敗から抜け出し、名人のタイトルに王手をかけるのはどちらか。

二冠保持者同士の譲らない接戦続きとなっている今シリーズ。勝てば豊島名人は初防衛、渡辺二冠は初の名人に王手をかける第5局は、予想とは異なる展開からスタートした。お互い、飛車先の歩を突いて相居飛車と思われたところ、後手の渡辺二冠が飛車を4筋に展開。さらに早々に戦いが始まり、自陣でじっくり囲う間もなく一気に中盤戦へと突入した。手数も52手目まで進み、ここからの数手が主導権争いの鍵を握るとも言われている。

豊島名人は過去4期のタイトルは全て挑戦者として奪取したもの。今後もタイトル獲得数を増やすためにも、今回は初の防衛を成し遂げたいところだ。対する渡辺二冠はタイトル25期を誇りながら、最も歴史ある名人には今回が初挑戦。悲願達成なるか。

本局の持ち時間は各9時間の2日制で、先手は豊島名人。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。

【封じ手時の残り持ち時間】

豊島将之名人 4時間14分(消費4時間45分) 渡辺明二冠 5時間24分(消費3時間36分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)

情報源:勝負どころの中盤戦から対局再開 豊島将之名人 対 渡辺明二冠 勝者がタイトルに王手/将棋・名人戦七番勝負(ABEMA TIMES) – Yahoo!ニュース(コメント)

情報源:勝負どころの中盤戦から対局再開 豊島将之名人 対 渡辺明二冠 勝者がタイトルに王手/将棋・名人戦七番勝負 | ABEMA TIMES



豊島将之名人 vs △渡辺明二冠

先後

封じ手は、豊島将之名人の53手目「▲4六歩」


 



豊島名人が押し切るか、渡辺二冠がひっくり返すか。