英メイ首相 EU離脱を6月末まで延期の意向

英メイ首相 EU離脱を6月末まで延期の意向 | NHKニュース

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2019年4月5日 21時44分

イギリスのメイ首相は、今月12日に期限が迫ったEU=ヨーロッパ連合からの離脱について、6月末まで延期したいという意向を示しました。EUは、今月10日に臨時の首脳会議を開くことにしていて、対応が注目されます。

イギリスのメイ首相は5日朝、EUのトゥスク大統領に送った書簡を公開しました。

この中でメイ首相は、今月12日の離脱期限を前に野党・労働党との間で離脱をめぐる方針について妥協案を模索する努力を続けているとしたうえで、協議が不調に終わった場合でも、議会に対し複数の選択肢を示して投票を行い、離脱への道筋を描くと約束しています。

ただ、議会の承認を得られても国内法の整備などに時間が必要だとして、6月末までの離脱の延期を要請しました。

EUは、イギリスが離脱をさらに延期する場合には来月23日に行われるヨーロッパ議会選挙に参加することを条件としています。

この点についてメイ首相は、延期を求める以上、選挙に参加する準備はするものの、投票日までに離脱のための手続きが終われば、参加を中止したいとしています。

離脱の延期にはイギリスを除く27の加盟国の承認が必要であるほか、EUからはより長期の延期が必要との意見が出ていて、今月10日に開かれる臨時の首脳会議でEUがどのように対応するのか注目されます。

EU イギリスの状況に柔軟に対応

EUはあくまでも離脱の条件を定めた「協定案」を議会が承認することをイギリス側に求めています。

外交筋によりますとEUのトゥスク大統領は「協定案」の議会での承認を前提に、長期の離脱延期についての案をイギリス側に提示することを検討しています。

トゥスク大統領の案では、離脱延期の期間は1年をめどとするものの、イギリス議会での離脱協定案の承認や国内法の整備が予定よりも早く完了すれば、その時点で延期を終了するなど、イギリス国内の議論の状況に柔軟に対応するということです。

トゥスク大統領は、この案を5日中にも加盟各国に提示する方針だということですが、フランスなどは厳しい姿勢を示していて同意を得られるかは不透明です。

情報源:英メイ首相 EU離脱を6月末まで延期の意向 | NHKニュース


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