性教育の手引、都教委が改訂 保護者了解なら避妊指導も:朝日新聞デジタル

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2019年3月28日15時57分

東京都教育委員会の性教育の手引。学習指導要領外の内容を教える際の手順を盛り込んだ
東京都教育委員会の性教育の手引。学習指導要領外の内容を教える際の手順を盛り込んだ

避妊や人工妊娠中絶など、学習指導要領を超える性の課題をどう教えるかをめぐり、東京都教育委員会は28日、公立学校の教員向けの「性教育の手引」の改訂版を公表した。指導要領に基づく授業を前提としつつ、保護者の了解があれば範囲外についても指導できるとした。若者の性感染症や性被害が増えており、「現代的な課題に対応するため」としている。

性教育をめぐっては昨年3月、足立区立中学校の性教育の授業が、性交や避妊など指導要領外の内容が含まれていたとして、都教委が区教委を指導。一方、昨夏の公立中学校校長へのアンケートで、指導要領外の性教育が「必要」という回答が46%に上り、現場との認識のずれも明らかになった。

改訂版の手引では、避妊法や中絶の影響など、指導要領外の内容を教える授業の流れを示した「学習指導案」の一例を掲載。保護者に渡す具体的な「通知文」も例示し、保護者の了解を得られない生徒は別の授業を受けることにした。手引は全公立学校に配り、新年度から使えるようにするほか、都教委のホームページでも公表する。

都教委の担当者は「性に関する情報は氾濫(はんらん)しており、正しい情報を教えていくことが大事だ。ただし、生徒の発達段階に合わせて保護者の理解を得なくてはいけない」と説明する。

改訂にあたり、都教委は中学5校でモデル授業を実施。講師の一人だった埼玉医科大の高橋幸子助教(産婦人科)は「子どもたちの実態を踏まえた性教育ができるスタート地点に立った」と評価。一方で、性交を示す簡単なイラストの授業での使用が見送られるなど課題も見えたという。「どこまで教える必要があるのか、関係者間の認識に差も感じた。現場の教員も含め幅広い人たちが議論し続けることが大切だ。また学習指導要領自体の見直しも検討すべきだ」

情報源:性教育の手引、都教委が改訂 保護者了解なら避妊指導も(朝日新聞デジタル) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:性教育の手引、都教委が改訂 保護者了解なら避妊指導も:朝日新聞デジタル



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