JOC竹田会長 6月の任期満了での退任を表明

JOC竹田会長 6月の任期満了での退任を表明

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2019年3月19日 17時17分

東京オリンピックの招致をめぐる贈賄に関与した疑いでフランスの司法当局から調査を受けているJOC=日本オリンピック委員会の竹田恒和会長が「今回世間を騒がせたことを大変心苦しく思っている」と述べ責任を取ってことし6月の任期いっぱいで会長を退任することを表明しました。

竹田会長は19日午後、都内で行われたJOCの理事会で「今回世間を騒がせたことを大変心苦しく思っている。JOCの将来を思うと、次代を担う新しい若いリーダーに託して新しい時代を切り開いてもらうことがふさわしい。定年を迎えるJOCの会長、理事を退任することといたします」と述べ、責任を取ってことし6月の任期いっぱいで会長と理事を退任することを表明しました。
合わせてIOC=国際オリンピック委員会の委員も辞任する意思を明らかにしました。

東京大会の招致の過程で、竹田会長がトップを務める招致委員会がシンガポールのコンサルタント会社に支払った、およそ2億2000万円について贈賄の疑いが持ち上がり、フランスの裁判所は去年12月から裁判を開くかどうかを審査する「予審手続き」を進めています。

竹田会長は一貫して潔白を主張していますが、ことし1月に開いた記者会見で質疑応答に応じなかったことに批判が集まり、IOC=国際オリンピック委員会は東京大会へのリスクなどの強い懸念を伝えていました。

竹田会長は「東京オリンピックパラリンピックの準備は順調に進んでおり、開催まで500日となった。私としてもぜひ大会が成功してほしいと思っている」述べ、大会への影響を最小限にとどめたいという思いをにじませました。

オリンピック招致をめぐる贈賄の疑いがもたれたまま、開催国のオリンピック委員会のトップが辞任する異例の事態となり、国内外での大会に対するイメージをどのように回復させていくかが問われることになります。

歴代最長の会長

竹田会長は、歴代で最も長い10期18年にわたってJOCのトップを務めてきました。

JOCの常務理事だった18年前の2001年、当時の八木祐四郎会長が急死したことを受けて、竹田会長は歴代で最も若い53歳で会長に就任しました。

竹田会長の父親の恒徳氏は、前回、1964年の東京オリンピックが開催された時にJOCのトップである委員長を務めていた人物で、親子2代でJOCのトップに就くのは初めてのことでした。

竹田会長が就任してから日本はオリンピックで飛躍的にメダルの数を伸ばします。
2004年のアテネ大会では歴代最多に並ぶ16個の金メダルを獲得、2012年のロンドン大会、3年前のリオデジャネイロ大会ではいずれもメダルの数が過去最高に上るなど選手強化で実績を残しました。

また、竹田会長は過去に名古屋へのオリンピック招致に力を注ぎながらかなわなかった父の思いを引き継いで、日本での2回目の夏のオリンピックを目指し、招致委員会のトップとして東京オリンピックの招致に全力を挙げました。

2016年大会の招致ではリオデジャネイロに敗れたものの、2020年大会の招致では2年間、飛行機で地球10周分の距離を回るなど精力的に活動して悲願の招致を実現させました。

東京大会の開催決定を前にした6年前、竹田会長はNHKの取材に対して「今回、もし招致を成功できなければ、われわれの世代でオリンピックを呼ぶことは、まず不可能だと思っている。父が亡くなって20年、父の思いをぜひ実現につなげていけるよう努力していきたい」と2回目の東京オリンピックの実現への強い思いを語っていました。

選手強化やオリンピック招致という実績を積み上げ、有力な後継者もいなかったことが、いわば「長期政権」につながり、2020年東京大会に向けた続投は「既定路線」となっていました。

しかし、オリンピック招致を実現してから6年、招致に絡む贈賄の疑いでフランスの司法当局の調査を受けることになり、大会まで1年4か月に迫る中で竹田会長はみずから退任の道を選ぶことになりました。

背景にはIOCの強い懸念

JOCの竹田恒和会長が退任を表明した判断には、IOC=国際オリンピック委員会が東京オリンピックへのリスクなどに強い懸念を示し、会長の続投に厳しい姿勢で臨んだことが影響したとみられます。

竹田会長を巡っては、東京オリンピックの招致に絡んで贈賄に関与した疑いが持ち上がり、フランスの裁判所が去年12月、裁判を開くかどうかを審査する「予審手続き」を開始しました。

当初、IOCは「推定無罪の原則を尊重する」などとして、調査の推移を静観する構えを見せていましたが、水面下では東京大会に与えるリスクやIOCに及ぼす影響などの強い懸念が、大会関係者などに伝えられていました。

IOCは高潔さを意味する「インテグリティ」を重要な価値観に掲げ、過去に買収の疑惑や過剰な接待が問題となった大会の招致についても倫理規定を強化し、対策を講じてきました。

こうした中で、前回のリオデジャネイロ大会で招致委員会のトップを務めたブラジルオリンピック委員会の会長が大会後に買収の疑いで逮捕され、さらに今回フランス司法当局の調査が進んで、竹田会長が現職のまま起訴される事態に発展すれば、IOCにとって大きな痛手となります。

また、IOCは大会が1年4か月後に迫る中、東京大会のイメージダウンなどについても強い懸念を持っていて、ことし7月に日本で行う予定の開幕1年前のイベントにIOCのバッハ会長が出席を見合わせるという情報も寄せられました。

こうしたIOCの厳しい姿勢を受けて、竹田会長の続投を支持してきた人たちの間にも退任は避けられないという考えが広がり、竹田会長は退任に追い込まれる形となりました。

フランス司法当局の「予審手続き」の内容は

フランスの司法当局がJOC=日本オリンピック委員会の竹田恒和会長を東京オリンピック・パラリンピックの招致をめぐる贈賄の疑いで調べている問題では、検察当局の捜査の結果を受けて、裁判所が現在、裁判を開くかどうかを審査する「予審手続き」を行っています。

日本の招致委員会は2013年、シンガポールのコンサルタント会社に、日本円でおよそ2億2000万円を支払っています。
フランスの検察当局はこの会社について、IOC=国際オリンピック委員会の委員の息子と関係があり、委員が当時、開催地の決定に影響力を行使できる立場にあったとして、支払いは賄賂にあたるとみて捜査してきました。

一方で、竹田会長は、東京大会への招致計画づくりやロビー活動など、多岐にわたる招致活動のコンサルタント料として、JOCからこの会社に2億円余りを支払ったことは認めていますが、贈賄の疑いについては否定しています。

今後は裁判所が、裁判を開くかどうかを審査する予審手続きの中で、この支払いをコンサルタント料と認定するのか、賄賂と認定するのかが焦点となっていて、司法当局は、予審判事が必要に応じて竹田会長に直接話を聴く可能性もあるとしています。

後任は山下氏を軸に

JOCの竹田恒和会長がことし6月の任期いっぱいでの退任を表明したことで、今後は後任の会長選びが進められることになります。

新しい会長は、ことし6月のJOCの役員改選で選任された新しい理事による互選で決まります。

JOCや東京大会の関係者からは、1984年のロサンゼルスオリンピック 柔道 無差別の金メダリストで、JOCの常務理事を務める山下泰裕氏を推す声が多く、このほか同じく常務理事で日本サッカー協会の田嶋幸三会長などを推す声もあがっています。

今後、山下氏を軸に後任の会長選びが本格化するものとみられます。

情報源:JOC竹田会長 6月の任期満了での退任を表明 | NHKニュース


2019年3月19日16時50分

2020年東京五輪の招致疑惑を巡り、フランス司法当局から贈賄容疑で捜査を受けている日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長(71)が19日、都内で行われた理事会で辞意を表明した。

任期満了の6月末に退任する。併せて、JOC理事と国際オリンピック委員会(IOC)委員も辞することを表明した。

竹田氏は「JOCの将来を思うと次代を担う若いリーダーにJOCを託して東京五輪を迎え、新しい時代を切り開いてもらうことが、最も相応しいことだと思った」と語った。

竹田氏は潔白を主張しており、疑惑を認めたと受け取られかねない「辞任」を避けたい考え。ただ、大会のイメージ悪化を心配するIOCなどの関係者からは、なるべく早く辞任すべきとの意見が強い

IOCは17年9月、原則70歳の定年を延長し、竹田氏のIOC委員の任期を東京五輪までとすることを決めた。JOCもその意向をくみ、今年6月の役員改選に向け「選任時70歳未満」の定年規定の改定が検討されるなど、11期目の続投は既定路線だった。しかし、大会関係者からは20年大会のイメージ悪化を懸念する声が広がっていた。

情報源:JOC竹田恒和会長が辞意表明「若いリーダーに」(日刊スポーツ) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:JOC竹田恒和会長が辞意表明「若いリーダーに」 – 社会 : 日刊スポーツ


2019年3月19日 16:48

<JOC理事会>理事会に出席する竹田会長(中央)(撮影・吉田 剛)
<JOC理事会>理事会に出席する竹田会長(中央)(撮影・吉田 剛)

日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長(71)が19日、都内で開かれた理事会で、6月の任期満了をもって退任する意向を表明した。
2020年東京五輪招致疑惑でフランス司法当局の捜査対象となっている竹田会長は一貫して潔白を主張しているが、五輪に与える影響を懸念する声が国内外で強まったため、続投を断念して退任の意思を固めたとみられる。「進退について慎重に考えてきた。JOCの将来を思うと、次代を担う若いリーダーにJOCを託して東京五輪・パラリンピックを迎えて、新しい時代を切り開いてもらうことが最もふさわしい」と話した。

竹田氏は2001年にJOC会長に就任し、現在10期目。当初は6、7月の役員改選で再選が確実視されていた。しかし、疑惑発覚後は国際会議を欠席するなど活動に影響が出ていた。12年に任命され、東京五輪まで定年が延長されていた国際オリンピック委員会(IOC)委員についても退任する意向を示した。後任候補には柔道五輪金メダリストで国民栄誉賞を受賞したJOCの山下泰裕選手強化本部長(61)の名前が挙がっている。

情報源:JOC竹田会長 6月で退任表明 続投を断念、任期満了をもって(スポニチアネックス) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:JOC竹田会長 6月で退任表明 続投を断念、任期満了をもって― スポニチ Sponichi Annex スポーツ


2019年3月19日16時52分

JOC理事会に臨む竹田恒和会長=2019年3月19日午後2時56分、東京都渋谷区、伊藤進之介撮影
JOC理事会に臨む竹田恒和会長=2019年3月19日午後2時56分、東京都渋谷区、伊藤進之介撮影

2020年東京五輪・パラリンピックの招致に絡む買収疑惑で、仏司法当局の捜査対象となっている日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長(71)が19日、東京都内で開かれたJOC理事会で退任する意向を表明した。竹田氏は「世間をお騒がせしたことを大変心苦しく思う。今期をもって役員の定年を迎える。JOCの将来を思うと次代を担う若いリーダーに新しい時代を切り開いていただくことが最もふさわしい」と述べた。国際オリンピック委員会(IOC)委員も辞任する。

疑惑の当事者となっている竹田氏に対しては、20年大会組織委の関係者らから「東京大会のイメージを損なう」などと資質を問う声が高まっていた。

01年に会長に就任した竹田氏は現在10期目。20年大会の招致委員会では理事長に就き、いまは大会組織委の副会長を務める。JOC会長としては今年6月に改選期を迎えるが、当初は「東京五輪までは竹田体制で」というのがJOC内外での既定路線だった。

だが、仏当局が昨年12月、「東京招致が決まった13年に180万ユーロ(約2億3千万円)の贈賄に関わった疑いがある」として、竹田氏をパリで事情聴取したことが今年1月に入って判明。竹田氏を容疑者として本格捜査に乗り出した。

竹田氏は「潔白」を主張しているが、この金が開催都市決定の投票権を持つ国際オリンピック委員会(IOC)委員の買収工作に使われた嫌疑がかけられている。

JOC会長の後任には、同常務理事で全日本柔道連盟会長の山下泰裕氏(61)の名前が挙がっている。

情報源:JOC竹田会長、理事会で退任表明 買収疑惑で捜査対象(朝日新聞デジタル) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:JOC竹田会長、理事会で退任表明 買収疑惑で捜査対象 – 一般スポーツ,テニス,バスケット,ラグビー,アメフット,格闘技,陸上:朝日新聞デジタル


2019年3月19日 16時48分

2020年東京五輪・パラリンピック招致を巡る不正疑惑で、フランス司法当局から贈賄容疑で捜査を受けている日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長(71)が19日、東京都内で開かれたJOC理事会で、6月の任期満了をもって会長を退任する意向を表明した。

「世間を騒がせて申し訳なく思っている。私の決断としては、次代を担う若いリーダーにJOCを託して、新しい時代を切り開いていただくことがふさわしいと思った」と語った。国際オリンピック委員会(IOC)の委員を近く辞任する意向も示した。

情報源:JOC竹田会長、退任意向を表明 「世間を騒がせて申し訳ない」(毎日新聞) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:JOC竹田会長、退任意向を表明 「世間を騒がせて申し訳ない」 – 毎日新聞


6月で退任 JOC竹田会長コメント(随時更新)
6月で退任 JOC竹田会長コメント(随時更新)

2019年3月19日 17時51分

JOC=日本オリンピック委員会の竹田恒和会長は、理事会の終了後、報道陣の取材に応じ、「来年の東京大会を控えて世間を騒がしていることを大変心苦しく思っている。次代を担う若いリーダーに託し、東京オリンピック、日本の新しい時代を切り開いてもらうことが最もふさわしい。定年を迎える6月27日をもって任期を終了し、退任することにした」と述べました。

IOC委員も辞任 JOCに理事で残ること考えてない

竹田会長はIOC委員を辞任することを明らかにしたうえで、その理由について「IOCの憲章によると、JOCの理事であることが求められているため、私は理事を退任するのでIOC委員も辞めることになる。JOCの会長を辞めて理事で残ることは考えていない。後悔はありません」と述べました。

贈賄疑惑には潔白を強調

竹田会長は招致委員会のトップとして持ち上がった贈賄疑惑について、「私はこれまでも言っているように、不正なことはしていない。潔白を証明すべく今後も努力したい」と述べました。

さらにフランスの司法当局とその後、やり取りがあったかどうかについて聞かれると「直接ありません」と答えました。

定年迎えること「ずっと葛藤」

また、竹田会長は退任を決めた時期について「時期ははっきりと覚えていない。いろいろ自分の中では考えを巡らしていて、その中で決断した。そういうこととは別に、私が定年を迎えることには、ずっと葛藤があった」と述べました。

情報源:6月で退任 JOC竹田会長コメント(随時更新) | NHKニュース



ピエール滝の例を適用するなら、日本での東京五輪の放送は自粛って事でいいのかな?(放映権の返還をIOCに求めるべきかもな)