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2019/01/05 09:34
「中国が照射」と主張…当時とそっくりな安倍首相の行動
昨年12月に発生した、海上自衛隊の哨戒機が韓国海軍の駆逐艦から火器管制レーダーの照射を受けたとする問題は、中・日間で2013年に発生した類似の事件を連想させる。
中・日両国は、日本が尖閣諸島、中国が釣魚島と呼ぶ東シナ海の無人島の領有権をめぐり12年から衝突を繰り広げていた。日本が尖閣諸島を国有化すると決めると、中国は釣魚島を領海の起点にすると発表し、対立が始まった。中国の監視船や航空機が尖閣諸島の海域・空域に入り込み、一触即発の状況が作り出された。日本は13年1月、中国の軍艦が尖閣諸島付近で自衛隊のヘリコプターに射撃用レーダーを照射したと主張した。また、双方の軍艦が3キロの距離まで接近した状況で、中国艦が日本の護衛艦に射撃用レーダーを照射したと発表した。
安倍晋三首相は当時、国会で、中国側が射撃用レーダーを日本側へ照射したとして「予測できない事態を引き起こしかねない危険な行為」と中国を批判した。日本メディアはこれを大々的に報じ、中国を非難した。
これに対し中国国防省は、日本側の主張を全面的に否定した。中国側は、「このような問題が発生した根本原因は、日本の艦艇・航空機が中国の船舶を追跡・監視するから」だと主張した。
両国はその後5年以上も関係が冷え込んだが、昨年10月に安倍首相が北京を訪れたのをきっかけとして「中・日関係の正常化」を宣言し、ほぐれ始めた。
韓・日間のレーダー照射問題は、遭難した北朝鮮船に対する人道主義的活動を韓国海軍が行っている最中に発生したという点で、領有権対立のせいで起きた中・日間の摩擦とは本質的に異なる。にもかかわらず安倍内閣が、潜在的な敵性国といえる中国に対して駆使した「荒っぽい手段」を友邦国に対しても使ったという点から、13年のときのように国内世論を結集させようとする狙いがあったのではないか、という疑惑が持ち上がっている。
東京=李河遠(イ・ハウォン)特派員
情報源:レーダー照射:日本、2013年に尖閣で類似の事件を経験-Chosun online 朝鮮日報
はぁ・・・