レーダー照射:韓日関係悪化、米国の仲裁不在で三角同盟が揺らぐ恐れも-Chosun online 朝鮮日報

国交断絶でいいよ・・・


2019/01/05 09:35

このところ韓日関係が悪化の一途を辿っていることを受け、韓米日「安全保障三角同盟」が揺らぎかねないという懸念が持ち上がっている。米朝非核化交渉が膠着状態に陥る中、「ミサイル防衛協力」など、韓半島(朝鮮半島)有事の際に速やかに作動すべき韓米日の対応態勢にも問題が生じかねない、という指摘がなされている。

シン・ガクス元駐日韓国大使は4日、「韓日関係は、それ自体だけでなく韓米関係、南北関係にも大きな影響を及ぼす事案。韓米日が共同戦線を張れなければ、北朝鮮非核化プロセスも難航しかねない」と語った。北朝鮮非核化や制裁緩和をめぐって形成された「韓米日VS朝中ロ」の構図で、重心が「朝中ロ」の方へ移りかねないというわけだ。中国・北朝鮮に対応して韓米日の三角安全保障協力態勢を強調してきた米オバマ政権の「アジア重視戦略」は、トランプ政権発足後、事実上廃棄された。

このところ韓米間の防衛費分担金交渉が難航している中で、韓日間の「レーダー照射問題」まで起きたことにより、外交関係者の間からは「韓米日の安全保障協力がきちんと動くかどうか疑問」という声が上がっている。外交官出身のある元高官は「軍事情報包括保護協定(GSOMIA)を締結して『軍事協力』を約束した韓日両国が、昔なら問題にもならないはずのことで消耗戦のような論争にはまりこんでいる」と語った。

一部では、米国の「仲裁外交」不在が韓日関係悪化に決定的影響を及ぼした、という分析もなされた。オバマ政権時代は、韓日間い外交的な悪材料が出現すると米国が直接乗り出し、緩衝役を果たした。オバマ政権は2013年末、安倍首相が靖国神社を参拝した直後、「失望した」という異例の論評を出した。尹徳敏(ユン・ドクミン)前国立外交院長は「韓日慰安婦合意だけを見ても、米国政府および議会が安倍晋三首相に圧力をかけて作り出した、事実上韓米日の合意だった。同盟を重視するオバマ政権が、韓日関係を米国の戦略要素と考えていたのに対し、トランプ政権は韓米、日米関係で分けて考えている」と語った。

米国の懸念も深い。ワシントン・ポスト紙は最近「韓日間の緊張があおられたら、北朝鮮の核兵器開発や中国の威嚇的外交に対抗して共同戦線を構築しようとしてきた米国が困難に直面しかねない」と指摘した。

一部には「最近の韓日間の外交的対立は、米国が一方の立場を支持し難い事案」という見方もある。ソウルのある外交消息筋は「慰安婦問題は女性の人権問題だが、韓国司法当局の判決で対立が触発された徴用工問題や、両国の安全保障上の事案であるレーダー対立は、米国が言及すべき問題ではないと判断した面がある」と語った。

安俊勇(アン・ジュンヨン)記者

情報源:レーダー照射:韓日関係悪化、米国の仲裁不在で三角同盟が揺らぐ恐れも-Chosun online 朝鮮日報


こっちとしては、如何にして朝鮮半島との関係を断ち切るかが問題なんだよ。