日産自動車の前会長、カルロス・ゴーン容疑者が、東京地検特捜部に再逮捕された。
私的な株の損失を会社に負担させるなどした、特別背任の疑いが持たれている。
東京地検は、なぜ今このタイミングで、ゴーン容疑者を特別背任容疑で再逮捕したのか。
落合洋司弁護士は、「保釈をされて外に出られると、捜査を続けていくうえで困るという切迫感が、検察側にあったのでは」と話している。
さらに、今後のゴーン容疑者について、「特別背任罪は経済的な実害がともなうので、執行猶予では済まずに、実刑という可能性が出てくる」と話している。