日産自動車の前会長、カルロス・ゴーン容疑者をめぐる事件で、日産では一転してゴーン容疑者が再逮捕されたことについて驚きの声が聞かれた。
日産関係者は、取材に対し「こういう展開があるんですね」と驚きを見せた。一方、社内調査の結果を検察に「あらいざらい伝え、今も協力している」として、今後不正の実態解明が進むとの見方を示した。日産は虚偽記載だけでなく、会社の私物化などの不正についても多くの証拠があるとしている。
関係者はゴーン容疑者について、「日産の資産を私的に流用し会社を食い物にしてきた」と話しており、日産はゴーン容疑者と全面対決する方針。