将棋の羽生善治竜王は21日、山口県下関市で指された第31期竜王戦7番勝負の第7局で挑戦者の広瀬章人八段に敗れてタイトルを失い、27年ぶりに無冠となった。
情報源：羽生が竜王戦に敗れ、27年ぶりに無冠（共同通信） – Yahoo!ニュース（コメント）
将棋の第31期竜王戦7番勝負で敗れ、27年ぶりに無冠となった羽生善治前竜王＝21日夜、山口県下関市 将棋の羽生善治竜王（48）は21日、第31期竜王戦7番勝負で挑戦者の広瀬章人八段（31）に敗れ、前人未到のタイトル通算100期獲得はならず、1991年以来27年ぶりに無冠となった。
山口県下関市で20日から指された第7局で広瀬八段が167手で勝ち、対戦成績4勝3敗で初の竜王を奪取した。広瀬八段は2010年の王位に続き2期目のタイトル。
羽生前竜王は1989年、初タイトルとなる竜王を奪取。翌年、初防衛はならなかったが、91年3月に棋王を奪った。その後は無冠になることなく、いずれかのタイトルを保持し続けていた。
第31期竜王戦7番勝負第7局の2日目 羽生善治竜王（右）と広瀬章人八段＝21日、山口県下関市
情報源：：将棋の羽生が27年ぶり無冠（共同通信） – Yahoo!ニュース（コメント）
情報源：将棋の羽生が27年ぶり無冠 竜王戦、広瀬八段に敗れる – 共同通信 ｜ This kiji is
新竜王になった広瀬章人八段（２１日午後、山口県下関市で） 将棋界の最高棋戦、第３１期竜王戦（読売新聞社主催、特別協賛・野村ホールディングス）の七番勝負第７局が２０、２１日、山口県下関市の春帆楼で行われ、挑戦者の広瀬章人八段（３１）が羽生善治竜王（４８）を破り、４勝３敗で初の竜王を獲得した。前人未到の通算獲得タイトル１００期に王手をかけていた羽生竜王は、２７年ぶりに無冠となった。
広瀬章人新竜王の歩み 広瀬新竜王は１９８７年、東京都生まれ。２００５年４月、プロ入り。早大在学中の１０年に初タイトル王位を獲得し、将棋界初の大学生タイトルホルダーとなった。竜王を獲得した今年度は他棋戦でも好調で、来年２月に五番勝負が始まる棋王戦の挑戦権も獲得している。
無冠となった羽生前竜王（２１日午後、山口県下関市で）＝大野博昭撮影 広瀬新竜王は今回の竜王が通算獲得タイトル２期目。竜王戦の優勝賞金は４３２０万円で、就位式は来年１月に行われる。
