163日ぶりJR呉線が全線復旧 西日本豪雨で被災 広島

163日ぶりJR呉線が全線復旧 西日本豪雨で被災 広島 | NHKニュース

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ことし7月の西日本豪雨の影響で一部の区間が不通となっていた広島県のJR呉線は15日、163日ぶりに全線で運転が再開されました。

163日ぶりJR呉線が全線復旧 西日本豪雨で被災 広島
163日ぶりJR呉線が全線復旧 西日本豪雨で被災 広島

広島県の三原市と広島市を結ぶJR呉線は、7月の西日本豪雨で線路に土砂が流れ込むなどして一時、全線が不通となり、JR西日本では代行バスを運行するとともに、復旧作業が終わった区間から順次、運転を再開してきました。

当初、全線での運転再開は来年1月になる見通しでしたが、土砂の撤去が進んだことなどから15日、最後まで不通となっていた三原駅と安浦駅の間で始発から運転が再開され、163日ぶりに全線で復旧しました。

15日朝、三原駅のホームには広島方面から到着した列車から利用客が次々と降り立ちました。

三原市内の高校に通う1年生の男子生徒は「電車は代行バスと比べて30分程度早く着くので、とても助かります」と話していました。

JR三原駅の高田敏明駅長は「乗客の皆さんから再開してよかったという声を聞き、とてもうれしいです。呉線の運転再開が西日本豪雨からの復興の一助になればと思います」と話していました。

広島県内では、鉄橋が流されるなどの被害を受けたJR芸備線が今も一部区間で不通となっていて、JRでは工事が順調に進めば、来年秋ごろに全線で運転を再開したいとしています。

情報源:163日ぶりJR呉線が全線復旧 西日本豪雨で被災 広島 | NHKニュース


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