NHK:受信料、月57円値下げへ 20年度から – 毎日新聞

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NHK放送センター=東京都渋谷区で
NHK放送センター=東京都渋谷区で

NHKは21日、受信料を2020年度から地上契約で月額57円値下げする方針を固めた。衛星契約も月額約100円値下げする。現在の受信料額は、地上契約が月額1260円、衛星契約が同2230円(いずれも口座振替、クレジットカード払い)。来年10月の消費増税2%分を据え置きし、値下げの一部を前倒しする。

複数のNHK関係者が明らかにした。こうした受信料値下げの原資は、受信料制度を合憲とした昨年12月の最高裁大法廷判決を受けた受信料の増収分などを充てる。最終的な総額は受信料収入の4・5%分になる。今年度から開始した奨学金を受ける学生の受信料免除など負担軽減策も含めると6%分に上る。

NHK執行部は、27日に経営委員会(委員長・石原進JR九州相談役)に諮り、議決を得た上で19年度予算に盛り込む。

値下げは、総務省の有識者会議が7月、NHKが19年度開始を目指すテレビ番組のインターネット常時同時配信を容認する前提として求めていた。NHKの上田良一会長は10月の定例記者会見で値下げの方針を表明し、金額や実施時期などの詳細を、年内に公表する考えを示していた。値下げは12年10月の月額最大120円以来、2度目。

NHKの17年度の受信料収入は6913億円で、4年連続で過去最高を更新している。NHKの受信契約総数も、最高裁判決を受け、今年4月からの半年で50万9000件増えて4157万件と過去最高になり、年度目標の43万件増を既に達成している。【犬飼直幸、井上知大、屋代尚則】

情報源:<NHK>受信料、月57円値下げへ 20年度から(毎日新聞) – Yahoo!ニュース

情報源:NHK:受信料、月57円値下げへ 20年度から – 毎日新聞


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