藤井聡太七段が初代「最速最強」に!佐々木勇気六段とフルセットの熱戦制す/AbemaTVトーナメント決勝

藤井聡太七段が初代「最速最強」に!佐々木勇気六段とフルセットの熱戦制す/AbemaTVトーナメント決勝 | AbemaTIMES

2勝1敗で藤井七段の勝ち、初代王者に。


  • 藤井聡太七段が、9日にAbemaTVで放送された「超早指し将棋」に参戦した
  • 持ち時間各5分で1手指すごとに5秒加算される「フィッシャールール」を採用
  • 因縁の相手である佐々木勇気六段を破って、初代王者に輝いた

持ち時間5分、1手につき5秒が加算される超早指し戦「AbemaTVトーナメント Inspired by 羽生善治」の決勝(三番勝負)が9月9日に放送され、最年少棋士・藤井聡太七段(16)が佐々木勇気六段(24)にフルセットの末、2勝1敗で勝利し、初代「最速最強」の座についた。従来の早指し戦よりもはるかに短い時間の中で、棋力・集中力・直感などを求められたが、極限状態の中で天才棋士が新たな輝きを見せた。

秒単位での思考の繰り返しで、藤井七段の感覚が新境地に入った。「本当にとても短い持ち時間の中での対局だったので、その中で集中して考えていくことで自分の中では感覚が研ぎ澄まされました」。若手有利と言われる早指し戦の中でも、1手ごとに5秒増えるとはいえ、持ち時間5分という短さは未体験ゾーン。そんな対局を繰り返す中で、藤井七段に新たな能力が身についた。

予選から準決勝まで三番勝負を4回行い、8勝1敗の快進撃。高見泰地叡王との1局目に敗れただけという破竹の勢いで決勝まで駆け上がった。だが、相手は若き実力者・佐々木六段。終盤での攻め合いで乱れが生じ、97手で敗れた。それでも勝った佐々木六段に「ずっと苦しくての逆転勝ち。『勝てた』という感じは、あんまりしないですね」と、むしろ精神的なダメージを与えた。この効果もあってか、2局目は一気に攻め切って69手の短手数で完勝。決定局となった3局目も、佐々木六段の受けを激しい攻めで押しつぶし、122手の快勝を収めた。

この1年の成長ぶりを、連勝を止められた先輩棋士に全力でぶつけた三番勝負だった。2017年7月2日。デビュー以来、史上最多の29連勝を続けていた当時の藤井四段が、プロ初黒星を喫したのが、佐々木五段(当時)だった。あれから約1年。若手だけでなく中堅、ベテラン棋士にも揉まれ、タイトルホルダーとの対局も経験した。記録的なスピードで段位も上がり、今では七段。最年少棋戦優勝も果たし、今では先輩棋士の上座について対局する機会も増えた。今回の決勝で解説を務め、永世竜王・棋王の資格を持つ渡辺明棋王が「どんな条件でやっても強い」と太鼓判を押すとおり、この1年がどれだけ藤井七段にとって大きなものだったかを示す三番勝負にもなった。

将棋界の第一人者・羽生善治竜王が、新たな将棋の戦い方・ファンへの見せ方として着想した、今回の超早指し戦AbemaTVトーナメント。どの若手棋士が羽生竜王と戦い、さらにその上に行けるのか、という点に注目が集まったが、羽生竜王に2連勝して決勝へ進んだ佐々木六段の、さらに上を藤井七段が行った。優勝については「本当に強敵ばかりのトーナメントでしたけど、こうして優勝という結果を残すことができて、とても自信になりましたし、本当にいろいろ収穫があったなと思います。今回も本当に得がたい経験をすることができたので、次回があれば、是非また参加したいなと思います」と振り返った。現在の将棋界は、8つのタイトルを8人の棋士が持ち合う、まさに群雄割拠の時代。将来のタイトルホルダーの候補者として既に名前が挙がる藤井七段は初代「最速最強」という肩書きを持って、大きな目標へとまた歩み始める。

◆AbemaTVトーナメント Inspired by 羽生善治 将棋界で初めて7つのタイトルで永世称号の資格を得る「永世七冠」を達成した羽生善治竜王が着想した、独自のルールで行われる超早指し戦によるトーナメント。持ち時間は各5分で、1手指すごとに5秒が加算される。羽生竜王が趣味とするチェスの「フィッシャールール」がベースになっている。1回の顔合わせで先に2勝した方が勝ち上がる三番勝負。予選は藤井聡太七段が登場するAブロックからCブロックまで各4人が参加し、各ブロック2人が決勝トーナメントへ。シードの羽生竜王、久保利明王将を加えた8人で、最速・最強の座を争う。

情報源:藤井聡太七段が初代「最速最強」に!佐々木勇気六段とフルセットの熱戦制す/AbemaTVトーナメント決勝(AbemaTIMES) – Yahoo!ニュース

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優勝を決めて笑顔の藤井聡太七段
優勝を決めて笑顔の藤井聡太七段

将棋の藤井聡太七段(16)が9日にインターネットテレビ局「AbemaTV」の将棋チャンネルで放送された非公式戦「第1回AbemaTVトーナメント inspired by 羽生善治」の決勝で佐々木勇気六段(24)を破って初代王者に輝いた。

持ち時間各5分で、1手指すごとに5秒加算される「フィッシャールール」を採用した超早指し棋戦。自らルールを提案した羽生善治竜王(47)、久保利明王将(43)、高見泰地叡王(25)ら強豪ばかり14人が集った棋戦を制した藤井七段は「初めての持ち時間で不安というか…どうなるか分からないところもありましたけど、優勝という結果を残せたことは自信になりました」と笑顔を見せた。

決勝3番勝負の相手になったのは羽生竜王を準決勝で破った佐々木六段。昨年7月に史上最多連勝の記録を29で止められた因縁の相手に1局目で先勝を許したが、2・3局と連勝して逆転Vを飾った。「特に意識はなかったです。盤上に集中しないといけなかったので。1局目は悔しい敗戦だったんですけど、2局目は序盤から積極的に指すことが出来て、良い流れで3局目も積極的に、という方針を貫いたことが結果的に幸いしました」

詰将棋でも超絶的な読みのスピードを披露する16歳だけに、ルールにも順応した。「少しずつですけど、短い持ち時間に合った戦い方が出来るようになりました。感覚が研ぎ澄まされ、新鮮な面白さを感じました。また今回のようなルールで対局するのは面白いなと思います」。既に2月の公式戦「朝日杯オープン」戦で全棋士参加棋戦の史上最年少優勝を果たしているが、今回の優勝も次なる領域への大きな勲章になりそうだ。

情報源:藤井七段、「AbemaTVトーナメント」で初代王者に 決勝で因縁の佐々木六段下す(スポーツ報知) – Yahoo!ニュース

情報源:藤井七段、「AbemaTVトーナメント」で初代王者に 決勝で因縁の佐々木六段下す : スポーツ報知


AbemaTVトーナメントで優勝し、笑顔をみせる藤井七段
AbemaTVトーナメントで優勝し、笑顔をみせる藤井七段

将棋の超早指し戦「第1回AbemaTVトーナメント」の決勝戦が9日に放送され、藤井聡太七段(16)が佐々木勇気六段(24)を破って優勝した。

同トーナメントは非公式戦で、羽生善治竜王(47)や久保利明王将(43)、高見泰地叡王(25)らタイトル保持者も出場した。各対戦は三番勝負で行われ、持ち時間は各5分で、1手指すごとに5秒が加算されるルールだった。

AbemaTVトーナメント決勝で、藤井七段(右)が佐々木六段を破って優勝した
AbemaTVトーナメント決勝で、藤井七段(右)が佐々木六段を破って優勝した

藤井七段は増田康宏六段(20)や高見叡王ら若手実力者を破って決勝に駒を進めた。決勝で対戦した佐々木六段は、昨年7月の竜王戦本戦2回戦でプロ初黒星を喫した相手。藤井七段は第1局で逆転負けして追い込まれたが、第2局は序盤からリードを広げて快勝。相居飛車の力将棋となった第3局も、巧みに攻めをつなげて勝利し、2勝1敗で優勝を決めた。

情報源:将棋のAbemaトーナメント、藤井七段が優勝(読売新聞) – Yahoo!ニュース

情報源:将棋のAbemaトーナメント、藤井七段が優勝 : カルチャー : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)


将棋の史上最年少プロ、藤井聡太七段(16)が「2冠」を達成した。9日にインターネットテレビ局「Abema(アベマ)TV」で放送された、オリジナル対局企画「AbemaTVトーナメント Inspired by羽生善治」決勝で佐々木勇気六段(24)を下し、非公式戦ながら初代王者に輝いた。今年2月には朝日杯で公式戦初制覇を果たしており、それ以来の頂点に立った。

Aブロック予選からスタートして藤井は、近藤誠也五段(21)、橋本崇載八段(35)を下し、8人による決勝トーナメントに進出。1回戦で増田康宏六段(20)、準決勝で高見泰地叡王(25)を下した。決勝では、昨年公式戦30連勝を止められた佐々木六段に雪辱を果たした。

この企画、持ち時間は各5分で始まり、1手指すと5秒加わる早指し戦。羽生善治竜王(47)の発案で、チェスの対局方式を採用した。

「短い時間で戦うなかで、決断力が磨かれた。今後に生かしたい」と、藤井はうれしそうだった。

情報源:藤井七段2冠達成、30連勝止めた佐々木六段に雪辱(日刊スポーツ) – Yahoo!ニュース

情報源:藤井七段2冠達成、30連勝止めた佐々木六段に雪辱 – 社会 : 日刊スポーツ


AbemaTV主催の将棋の非公式戦トーナメント決勝で対戦する藤井聡太七段(左)と佐々木勇気六段
AbemaTV主催の将棋の非公式戦トーナメント決勝で対戦する藤井聡太七段(左)と佐々木勇気六段

将棋の高校生棋士、藤井聡太七段(16)が9日に「AbemaTV」で放送された早指しの非公式戦「第1回AbemaTVトーナメント inspired by 羽生善治」の決勝3番勝負で佐々木勇気六段(24)を2勝1敗で破り、初代王者に輝いた。

藤井にとって佐々木は、昨年7月に公式戦新記録の29連勝を果たした次の対局で、プロ初黒星を喫した相手。それから約1年が経った現在は藤井が段位で佐々木を追い抜いており、佐々木としても意地でも負けられない因縁の対決だった。

藤井は角換わりとなった第1局で佐々木を追い詰めながらも秒読みに追われ、一瞬の隙を突かれて逆転負け。いきなり崖っぷちに追い込まれたが、第2局は前例の少ない力戦型から一方的に攻め立てて完勝。優勝が決まる最終第3局はがっぷり四つの駒組みの末、残り時間でリードした藤井が攻撃を続け、粘る佐々木を押し切って投了に追い込んだ。

非公式戦ながらも、佐々木と1年ぶりの対局で見事に雪辱を果たした藤井。大会を振り返り「本当に強敵ばかりのトーナメントでしたが、こうして優勝という結果を残すことができてとても自信になりましたし、本当にいろいろな収穫があったと思います」と喜んだ。さらに「やはり持ち時間が短いと、複数の候補手をじっくり比較することはできない。なるべく方針を決めて、候補手を絞って考えることが大事なのかなと感じました」と、自身で身につけた勝負術を披露した。

棋士14人が出場した同棋戦は、羽生善治竜王(47)がルールを発案。持ち時間各5分で、1手指すごとに5秒が加算される「フィッシャールール」と呼ばれるもので、公式戦にないスピード感が特色だった。この超早指し戦でも勝ち方を自ら模索し結果を残した藤井が、また新たな境地を開拓した。

情報源:藤井聡太七段 因縁の相手・佐々木六段下し「AbemaTVトーナメント」初代王者に(スポニチアネックス) – Yahoo!ニュース

情報源:藤井聡太七段 因縁の相手・佐々木六段下し「AbemaTVトーナメント」初代王者に― スポニチ Sponichi Annex 芸能


『AbemaTVトーナメント Inspired by 羽生善治』の決勝戦の模様
『AbemaTVトーナメント Inspired by 羽生善治』の決勝戦の模様

インターネットテレビ局・AbemaTVの「将棋チャンネル」で、羽生善治竜王(永世七冠)の着想から生まれた番組『AbemaTVトーナメント Inspired by 羽生善治』の決勝戦が9日、放送された。藤井聡太七段と佐々木勇気六段との戦いとなった今回、藤井七段が激戦を制して初代王者に輝いた。

羽生竜王の着想で作られたトーナメントは、持ち時間が増減する「AbemaTVルール」で対局が行われる。持ち時間5分で開始し、1手指すごとに5秒が加算、持ち時間が切れると負けとなるフィッシャールールを採用。チェスでも用いられるものだが、対局は通常の将棋と同じく正座形式で実施する。1対局あたり約30分と初心者でも楽しみやすい、スピーディーな展開が見所のオリジナルルールとなっている。

決勝トーナメントでは、12名の選ばれたトップ棋士たちの中から、予選を勝ち抜いた、高見泰地叡王、橋本崇載八段、藤井七段、佐々木六段、増田康宏六段、佐々木大地四段の6名と、シード棋士・羽生善治竜王(永世七冠)、久保利明王将の2名の計8名が参加。決勝戦は、30連勝を阻止した歴史的な対局以来初となる、藤井七段と佐々木六段の激突という、見逃せない大勝負となった。

手に汗握る接戦となった決勝戦は、佐々木六段が1局目を先取したものの、藤井七段が粘りをみせて、逆転勝利。藤井七段は、近藤五段、橋本八段を無敗で退け、予選ブロックを首位で通過、決勝トーナメントでは、増田六段、高見泰地叡王を破り、そして、決勝戦で佐々木六段を下すなど、圧倒的な強さで早指し王の栄冠を手にした。

初代王者に輝いた藤井七段は「本当に強敵ばかりのトーナメントでしたが、こうして優勝という結果を残すことができて、とても自信になりましたし、本当にいろいろな収穫があったと思います」とコメント。「普段することができない経験というのができて、本当にとても短い持ち時間の中での対局だったので、その中で集中して考えていくことで、自分の中で感覚が研ぎ澄まされたというか、そういうところで成長できたのかな」と胸を張った。

いつもと違ったルールでの戦いとなったが「初めてでしたし、三番勝負というのはあまり普段はないことだったんですけど、回を重ねるごとに慣れてきたというか、うまく適応できたかなという気がします。持ち時間が短いと、複数の候補手をじっくり比較するということはできないので、なるべく方針を決めて、候補手を絞って考えるということが、大事なのかなと感じました」と分析。「今回も本当に得がたい経験をすることができたので、次回があれば、ぜひまた参加したい」と意欲を見せていた。

情報源:藤井聡太七段、羽生竜王着想の早指し棋戦で優勝「とても自信になりました」(オリコン) – Yahoo!ニュース

情報源:藤井聡太七段、羽生竜王着想の早指し棋戦で優勝「とても自信になりました」 | ORICON NEWS


将棋 藤井七段 連勝止められた相手と再戦し勝利
将棋 藤井七段 連勝止められた相手と再戦し勝利

将棋の高校生棋士、藤井聡太七段が、去年、連勝記録を止められた佐々木勇気六段と非公式戦の決勝で三番勝負を戦い、2勝1敗で勝って優勝しました。

藤井聡太七段(16)は、インターネットテレビの主催で初めて行われたトーナメント戦に参加し、予選から勝ち上がって決勝の三番勝負に進みました。

決勝の相手となった佐々木勇気六段(24)は、去年、前人未到の29連勝を成し遂げた藤井さんが、プロ入り後、初めて敗れた相手で、今回非公式戦ながらも連勝記録を止められた相手との再戦が実現しました。

この棋戦は、羽生善治竜王がチェスの持ち時間の考え方を取り入れて考案したユニークなルールが特徴で、羽生竜王をはじめ、トップ棋士を含む14人が参加しました。

持ち時間は5分と極めて短く、1手指すごとに5秒が加算されていきますが、6秒以上考えてしまうと時間が減っていき、5分を使い果たすと負けになるため、手を休めずに駒を動かしていく必要があります。

藤井七段は三番勝負の初戦を落としましたが、2戦目で1勝を返したのに続いて3戦目も終始積極的な攻めで佐々木六段に反撃のチャンスを与えずに勝ちを収め、逆転で優勝しました。

対局後、藤井七段は「優勝という結果はとても自信になりましたし、本当に持ち時間の短い中での対局だったので、感覚が研ぎ澄まされたというか、成長ができたと思います」と話していました。

情報源:将棋 藤井七段 連勝止められた相手と再戦し勝利 | NHKニュース


将棋の高校生棋士、藤井聡太七段(16)が、インターネットテレビ局「Abema(アベマ)TV」が企画した早指しの非公式戦で優勝した。「第1回AbemaTVトーナメント」で、9日夜に決勝三番勝負が配信された。

持ち時間は各5分で、1手指すごとに5秒増える変則ルール。羽生善治竜王(47)、高見泰地叡王(25)、久保利明王将(43)らタイトルホルダーを含む16人が出場した。

予選を勝ち上がった藤井七段は、増田康宏六段(20)、高見叡王(25)に勝って決勝に進出した。決勝では、昨年公式戦の連勝記録を「29」で止められた佐々木勇気六段(24)と対戦。初戦に敗れたものの、第2局、第3局と連勝し、雪辱を果たした。積極的な指し手が功を奏した。

藤井七段は「強敵ばかりのトーナメントだったが、優勝できて自信になった」と話した。(村瀬信也)

情報源:藤井聡太七段が優勝 早指し非公式戦、決勝三番勝負制す:朝日新聞デジタル




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