ふむ・・・
ラオス南部で先月下旬に、大雨でダムが決壊し、大量の水が周囲の村に流れ込んだ被害で、これまでに35人が死亡し、依然、100人以上の行方が分からなくなっています。現地では、捜索活動が続いていますが、広い範囲が泥に覆われ、捜索は難航しています。
ラオス南部のアタプー県で先月23日、建設中の水力発電用のダムが決壊し、大量の水が周辺の6つの村に流れ込んでおよそ1300世帯が浸水し、これまでに35人の死亡が確認されています。
NHKの取材班がラオス軍の許可を得て、ダムからおよそ40キロ離れた村に入ったところ、ほとんどの住宅が流されるなど壊滅的な被害を受けていました。
ラオス政府によりますと、依然、100人以上の行方が分からなくなっていて、軍が捜索活動を続けていますが、広い範囲が泥に覆われ、捜索は難航しています。
また、家を失った人は6500人余りにのぼっていて、多くの人が学校の教室や校庭に建てられたテントで避難生活を送っています。
子ども2人の行方が分からなくなっている31歳の男性は、「ダムが危険を及ぼすとは思わなかった。避難の呼びかけがあれば、子どもたちは助かっていたはずだ」と話していました。
ラオス政府は、捜索活動を続けるとともにダムを建設していた韓国やタイなどの合弁企業や専門家による委員会を設け、ダムが決壊した原因の究明を進めることにしています。
情報源:ラオス ダム崩壊 依然100人超の行方分からず 泥で捜索難航 | NHKニュース
はぁ・・・