将棋・鈴木大介九段がプロ雀士に 日本プロ麻雀連盟に入会 現役将棋棋士が麻雀プロ団体入りは史上初

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2023/05/11 16:27

将棋の鈴木大介九段(48)が5月5日、麻雀プロ団体最大手・日本プロ麻雀連盟に入会、5月11日に東京・コナミクリエイティブセンター銀座で記者会見を行った。現役の将棋棋士が、麻雀プロ団体に所属するのは史上初のこと。鈴木九段はアマチュアとして参加したプロ・アマ参加の国内最大級大会「麻雀最強戦2019」で優勝するなど、プロ顔負けの腕前で活躍していた。

将棋と麻雀というテーブルゲーム、頭脳スポーツでの“二刀流”が実現した。鈴木九段は1994年10月に四段昇段を果たしてプロ入り。タイトル戦にも竜王、棋聖に挑戦。早見え早指しの振り飛車党として知られ、NHK杯戦、早指し新鋭戦でそれぞれ1回優勝経験がある。また2017年5月29日から日本将棋連盟常務理事を務めていたが、今年6月をもって任期を満了することが明らかになっていた。

鈴木九段の麻雀の腕前は麻雀界でも有名で、数々の麻雀大会・対局番組に参加。麻雀最強戦2019に優勝した後は、予選にあたる大会でアマチュア枠ではなくプロ雀士と同じ枠で出場するなど、実力は折り紙付きだった。

会見で鈴木九段は「麻雀は子どものころから趣味の一つとして続けています。放送対局や近代麻雀を読んで、現在ですとMリーグも欠かさず見ております。今年の6月をもちまして将棋連盟の常務理事職の任期を終えるので、これから自分が何をしようと思ったときに、麻雀を趣味ではなく競技としてやっていきたいと思いました」と、プロ入りの理由と抱負を語った。鈴木九段は将棋での公式戦、麻雀での公式戦それぞれに可能な限りスケジュール調整をして参加する意向も示した。

また将来的なプロ麻雀リーグ「Mリーグ」入りについては「自分の憧れの舞台です。プロになってゼロですが、もしそういうお話があればぜひ出たいという気持ちでいます」。雀風については「おそらく攻めなのかなと。読みを重視する麻雀だと思うので。将棋と麻雀の差は1対1か1対3の4人か。将棋は勝つか負けるかですが、麻雀もあまり2着3着という狙いはせず、常にトップを狙う麻雀です」と語った。

鈴木九段は将棋の対局で年間、40局前後指しており、日本プロ麻雀連盟のリーグ戦・各タイトル戦でも月3~4日は参加が見込まれるという。

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2023年5月11日 14時48分

麻雀プロ入りを表明した将棋の鈴木大介九段(左)と森山茂和・日本プロ麻雀連盟会長=2023年5月11日午後2時50分、東京都中央区のコナミクリエイティブセンター銀座、北野新太撮影
麻雀プロ入りを表明した将棋の鈴木大介九段(左)と森山茂和・日本プロ麻雀連盟会長=2023年5月11日午後2時50分、東京都中央区のコナミクリエイティブセンター銀座、北野新太撮影

将棋の鈴木大介九段(48)が11日、都内で会見し、今後は麻雀(マージャン)のプロとしても活動していくことを表明した。個人が複数のボードゲームでプロのプレーヤーになるのは極めて異例。「王手」と「リーチ」を両方かける二刀流への挑戦となる。

鈴木九段は会見で「麻雀プロはあこがれでした。(麻雀のプロリーグの)Mリーグが発足しまして、いっそう麻雀プロに興味を持つようになりました。今後は趣味としてではなく、競技としてやっていきたい」と抱負を述べた。

5日付で日本プロ麻雀連盟のプロ資格を取得した鈴木九段は、将棋のトップ棋士10人が争うA級順位戦に4期在籍、1999年の竜王戦でタイトル挑戦者になるなどの実績を誇る。現在も順位戦はB級2組、竜王戦は2組に在籍し、上位で活躍を続けている。

一方、麻雀でも2019年のタイトル戦「最強戦」にアマチュアとして出場し、タイトル称号「最強位」を獲得した筋金入りの実力者として知られる。今回の挑戦は、趣味の延長線上としてではなく、頂点を極めるためのチャレンジになる。

来月、鈴木九段が日本将棋連盟の常務理事を退任する時期と重なったことで、実現の運びとなった。日本プロ麻雀連盟の森山茂和会長は「破壊力があり、攻撃力の高い麻雀だと思っていました。プロ連盟に入って頂ければ、麻雀が面白くなる」と歓迎の言葉を送った。

かつてはギャンブルのイメージが強かった麻雀だが、2018年にプロリーグ「Mリーグ」が発足して以降は頭脳スポーツとしての認知が進んでいる。インターネットテレビ局「ABEMA」には専門チャンネルがあり、将棋と同様に多くのファンを獲得している。鈴木九段は、現在計8チーム、各4選手の精鋭で争われる「Mリーグ」への参戦についても「憧れの舞台。ゼロからのスタートではありますが、ぜひ出たいという気持ちではいます」と意欲を示した。

新しい挑戦になるが、転向ではない。両方の競技で活躍する二刀流を目指す。「麻雀界に入ることで将棋の成績が落ちるのはプライドが許さないので、今まで以上に成績を残さないといけない。麻雀の勝負勘も生かして、両方で結果を出さないと結果を出したとは言えません」。棋士としての覚悟も口にした。

将棋の棋士は他のボードゲームでも類いまれな才能を発揮するケースがあり、羽生善治九段(52)はチェス、森内俊之九段(52)はバックギャモンの国内トッププレーヤーとしての顔も持つ。麻雀での鈴木九段のプロ入りは、ボードゲーム業界全体を活性化する契機にもなりそうだ。(北野新太)

鈴木大介九段が麻雀プロになる理由は?Mリーグへの参加はあるのか?記事後半では広瀬章人八段のコメントや記者会見のノーカット動画をお届けします。

広瀬章人八段「大きな決断、ゆくゆくはMリーグでも」

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情報源:将棋の鈴木大介九段、麻雀プロに Mリーグも視野に異例の二刀流へ:朝日新聞デジタル



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