おめでとうございます。
2022年3月8日 16時11分
将棋の山口恵梨子女流二段(30)が8日、東京都渋谷区の将棋会館で行われた第49期岡田美術館杯女流名人戦(主催・報知新聞社など)予選3組決勝で佐々木海法(みのり)女流1級(16)に先手の95手で勝ち、6期ぶり2度目の女流名人リーグ入りを果たした。
キャリアハイの力は、女流上位10傑が集うリーグのイスをも手繰り寄せた。局後の山口は「目標は残留ですけど、厳しいのは分かっているので内容を良くしたいです。6年前(3勝6敗で陥落)は将棋になっていなかったので…」と静かに誓った。
リーグ切符を争った佐々木は昨年12月にデビューし、無敗の3連勝で決勝に進出した期待の新人。将棋は先手居飛車対後手中飛車の対抗形に。終盤、佐々木の果敢な攻めを見切って反撃に転じた山口は、天王山に据えた攻防の角の支えを受けながら攻めを繋ぎ、勝ち切った。「終盤で負けにした局面もあったので悔いの残る内容でした。今日、良い将棋で勝てないとリーグに入ってからも勝てないと思っていたので…」。喜びより反省を口にする姿は、むしろ今の充実ぶりを物語っていた。
今期22勝9敗。勝率・710は里見香奈女流四冠(30)、西山朋佳白玲・女王(26)に次ぐランキング3位。「自分は正直弱いので、いつ連敗が始まってもおかしくないですよ」と語るが、好調の背景には昨年の非公式戦の団体戦「女流ABEMAトーナメント」での経験がある。「西山さんのチームに入れていただいて、いっぱい将棋も教えてもらったのに足を引っ張っちゃって…。後悔していたので」。起爆剤になったのは西山からの言葉だった。「西山さんが『公式戦で指しましょう』と言ってくれたことをモチベーションして頑張ってきたので、女流名人リーグで西山さんと指せるのがメチャクチャうれしいです」
里見、西山ら10人が参加するリーグは4月に開幕し、11月まで続く。山口の奮闘は女流棋界の希望にもなり得る。(北野 新太)
情報源:山口恵梨子女流二段が女流名人リーグ入り 予選決勝で無敗の新人・佐々木海法女流1級を下す : スポーツ報知
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— スポーツ報知 (@SportsHochi) March 8, 2022
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— 北野新太 (@kitano_arata) March 8, 2022
携帯中継をご覧頂きありがとうございました。序中終盤と課題が残る内容でした。帰宅して精査しようと思います。いつも応援して頂きありがとうございます!リーグでしっかり指せるようにがんばります。
— 山口恵梨子 (@erikoko1012) March 8, 2022
今日は記録係を務めました。ほんと偶々なんですが、記録ここ3局全部山口恵梨子女流二段の対局を採っていて、勝ちっぷりを間近で見てます、リーグ入りおめでとうございます!
終局後いつも気付いたら盤を片付けてくれていて。腰痛持ちの私、とても助かりますー気遣いのえりりん😭🙏✨✨
— 島井咲緒里 (@saori_shimai) March 8, 2022
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