94手 5七桂打まで、△渡辺明名人 の勝ち、2勝1敗
2021.05.05 17:44
将棋の名人戦七番勝負の第3局が5月4、5日に愛知県名古屋市「亀岳林 万松寺」で行われ初防衛を目指す渡辺明名人(棋王、王将、37)が、斎藤慎太郎八段(28)に94手で勝利した。これによりシリーズ成績は2勝1敗で渡辺名人がリード。今シリーズで初めてリードを奪い、初防衛にあと2勝と迫った。
まさに“現役最強”の強さを見せつける2連勝だ。第1局に続き、第3局も矢倉の出だしになったが、じっくりとした進行となった第1局と異なり、本局は早々に前例のない駒組みに。1日目は、ほぼ互角のまま終了した。2日目に入り戦いが始まると、徐々に渡辺名人のペースに。「攻め合いの形になったので、なんか指せるかなと。受け一方にならなかったので。本譜みたいに一本道なら勝っているんじゃないかと踏み込んでいきました」と振り返るように、反撃のきっかけを与えることなく、その差をどんどん拡大していく快勝を収めた。
第4局は5月19、20日に長野県上高井郡「緑霞山宿 藤井荘」で行われる。抱負を聞かれた渡辺名人は「次、また間が空くので近くなったら作戦を練りたいと思います」と淡々と語っていた。
(ABEMA/将棋チャンネルより)
情報源:渡辺明名人、斎藤慎太郎八段に完勝で2連勝 初防衛へ一歩リードに/将棋・名人戦(ABEMA TIMES) – Yahoo!ニュース(コメント)
情報源:渡辺明名人、斎藤慎太郎八段に完勝で2連勝 初防衛へ一歩リードに/将棋・名人戦 【ABEMA TIMES】
2021年5月5日 19時28分
「矢倉の力のこもった一戦」 副立会人・杉本昌隆八段
中盤でリードを奪った渡辺名人が快勝した。終盤で鋭い踏み込みを見せ、最後は受けの決め手を放って勝負を決めた。終了図以下は▲7八玉なら△3八飛▲6八飛△同飛成▲同玉△6九飛以下の詰み。
副立会人の杉本八段は「矢倉の力のこもった一戦。渡辺名人が先手の継ぎ歩攻めをうまく逆用しました。3三の銀と3七の桂の交換でも指せるとみた着眼点が素晴らしかったです」と話した。
渡辺明名人への対局後インタビュー
終局後の渡辺名人への一問一答は以下の通り。
――先手の急戦矢倉、想定していたか。
「早い段階で前例がなくなった。予定というよりはその場で考えていた」
――1日目が終わった段階での感触は。
「まだ駒組みの段階なので、一局としか思っていなかった」
――封じ手の局面、△5五歩で相手の銀を銀挟みにする手は考えたか。
「それはもう、全く考えていないです」
――先手が2筋で継ぎ歩攻めをしてきた。
「しょうがないかな、という感じで。全部攻め筋がわかっていたわけではないが、攻められるのはしょうがないかなというスタンスで」
――銀桂交換の後、△7七桂打(76手目)と打ち込んでいった。
「攻め合いの形になったので、指せるかなと
いう感じでやっていた。受け一方にはならなかったので」
――桂を打って、勝ちを意識していたか。
「本譜みたいに一本道なら勝っているんじゃないかなと思って、踏み込んでいった」
――△5三歩(88手目)で25分考えた。
「細かいところの確認です」
――振り返ってみて、どんな将棋だったか。
「駒組みのところであまり例がない将棋だった。手が広いところだったので、どうだったかなと思っている」
――2勝1敗でリードした。
「次、間が空くので、また近くなったら作戦を練って臨みたい」
斎藤慎太郎八段への対局後インタビュー
敗れた斎藤挑戦者への一問一答は以下の通り。
――戦型は矢倉。どのあたりまで想定して臨んだか。
「▲5七銀上(43手目)という形をやってみたいと思っていた」
――2筋、7筋を絡めた攻撃になった。
「▲2五歩(61手目)と継ぎ歩をしたのが指しすぎだったかなと思う。単に▲5四歩とか。無理な仕掛けをしてしまった。(局面を)収めにいかないといけなかった。玉が薄いので、攻め合ってはいけなかった」
――▲7四歩で相手の攻めを呼び込んだ。
「△2四歩(70手目)から△3三同金上(72手目)が読めなかった。精度が甘かった」
――最終盤はどんな思いで指していたか。
「中盤で無理ぎみな攻めをしてしまった反省というか。中盤の反省が大きかったかな、と思う」
――次局に向けて巻き返しの意気込みを。
「期間が少し空く。前局、本局は中盤にミスが出ているので、何とか改善できるようにしたい」(村瀬信也)
17:25
挑戦者投了。名人が勝利
斎藤慎太郎八段が投了。渡辺明名人が94手で勝利し、対戦成績を2勝1敗とした。
情報源:【詳報】着眼点光る名人の快勝 挑戦者は「中盤を改善」:朝日新聞デジタル
2021年5月5日 18時28分
将棋の第79期名人戦七番勝負第3局が5日、名古屋市で前日から指し継がれ、後手の渡辺明名人(37)=棋王、王将=が94手で挑戦者の斎藤慎太郎八段(28)に勝ち、シリーズ成績2勝1敗と白星を先行させた。名人初防衛まで残り2勝となった。
戦型は急戦矢倉。互角の形勢で2日目を迎えたが、矢倉での豊富な経験値を持つ渡辺名人は微差のリードを徐々に拡大させた。互いに玉形が薄い中で迎えた終盤では鮮やかな踏み込みを見せて勝ち切った。
第1局は執念の粘りを見せた挑戦者が大逆転勝ちしたが、名人が第2、3局と第一人者の貫禄を見せて連勝した。居飛車の最新型における研究の深さを武器とする両者だけに、後手番での1勝は名人にとって大きな意味を持つ。
局後の渡辺名人は「早い段階で前例が無くなっていたので、予定というより、その場で考えて指していました。(終盤の寄せは)本譜のように一本道になれば勝てるのでは、と思ったので踏み込んでいきました」と振り返った。次局に向け「間が空く(第4局は19日)ので、近くなったら作戦を練って臨みたいです」と抱負を述べた。
斎藤八段は「玉が薄いので、攻め合うのではなく(激しい局面を)収めにいかないといけなかったかもしれません」と反省点を挙げながらも、巻き返しを期す第4局に向けて「前局、本局と中盤にミスが出ているので、改善できるようにしたいです」と前を向いていた。
情報源:将棋名人戦は渡辺明名人が2勝1敗で白星先行 挑戦者・斎藤慎太郎八段に貫禄勝ち(スポーツ報知) – Yahoo!ニュース(コメント)
情報源:将棋名人戦は渡辺明名人が2勝1敗で白星先行 挑戦者・斎藤慎太郎八段に貫禄勝ち : スポーツ報知
2021年5月5日 18:18
渡辺明名人(37)=王将、棋王の3冠=に斎藤慎太郎八段(28)が挑む第79期名人戦7番勝負第3局は5日、名古屋市の万松寺で2日目が指し継がれ、後手渡辺が94手で制して対戦成績を2勝1敗とリードした。昨期初めて奪取した名人位の初防衛へあと2勝とした。
斎藤が急戦矢倉を採用し、受けに回った1日目。「攻められるのは仕方ないというスタンスだった」と渡辺。天王山周辺の押し引きから昼食休憩前、お互いの右桂が5段目に跳ね合って敵陣を直射した。
急戦矢倉特有の中盤から終盤が短い、殺気をはらんだ展開。渡辺が「握り寿司御膳(さび抜き)」(寿し半)、斎藤が「特上うなぎ丼」(澤正)を注文した休憩明け、自陣へ成り込んできた斎藤の桂を2枚の金、さらに左桂の3択から何で取るかが斎藤の想定を超えた。
渡辺は玉に一番近い金を前進させて取った。玉の周囲から守り駒が消えるだけに指し難い一手。「読めなかった。精度が甘かったのかなと思う」。斎藤は局後、そう脱帽し、渡辺も「本譜みたいな一本道なら勝っているのかな」と手応えを感じたという。斎藤の飛車にさばきを許さず、自身の飛車は横利きも通った。
そして、斎藤が飛車角両取りを決めた銀打ちが号砲。これに強く、角切りから王手桂取りに桂を打ち込んで一気に終盤戦へ。斎藤の飛車角、成銀に迫られた渡辺王だが、3時間近くある残り時間も心強い。自玉の詰めろに臆することなく詰み筋へ踏み込んでいった。
テニスと同様、先手番をキープし続けて、後手番で1勝すればシリーズを制することができる。5番勝負でも7番勝負でも、基本姿勢は同じ渡辺にとって後手番での第3局勝利は大きな価値がある。「次、また間があくので近くになったら作戦を練って臨みたい」。
第4局は19、20日に長野県高山村の「緑霞山宿藤井荘」で指される。
情報源:名人戦第3局 渡辺名人が勝って2勝1敗と先行 第1局に続く相矢倉を受けの強手で制す (スポニチアネックス) – Yahoo!ニュース(コメント)
情報源:名人戦第3局 渡辺名人が勝って2勝1敗と先行 第1局に続く相矢倉を受けの強手で制す ― スポニチ Sponichi Annex 芸能
渡辺明名人に斎藤慎太郎八段が挑戦する、第79期名人戦七番勝負第3局が、5月4・5日(火・水)に愛知県名古屋市「亀岳林 万松寺」にて行われ、渡辺名人が94手で斎藤八段に勝ち、渡辺名人の2勝1敗としました。
第4局は、5月19・20日(水・木)に長野県上高井郡「緑霞山宿 藤井荘」にて行われます。
情報源:渡辺明名人VS斎藤慎太郎八段 第79期名人戦七番勝負第3局 渡辺明名人の勝ち|将棋ニュース|日本将棋連盟
投了までの10分
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初手からの解説
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終局後の感想~感想戦の様子
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名人戦第3局 渡辺が矢倉戦を制し2勝1敗に | 毎日新聞 https://t.co/4f0EgdzLHt
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第79期名人戦七番勝負・第3局は渡辺名人が制し、対戦成績を2勝1敗としました。
第4局は5月19・20日(水・木)、長野県上高井郡「緑霞山宿 藤井荘」にて行われます。https://t.co/4Ewc1PltCY #shogi #meijinsen pic.twitter.com/ehuE4vJHd2— 名人戦棋譜速報 (@meijinsen) May 5, 2021
#渡辺明 名人 が勝利
【第79期 #名人戦 七番勝負第3局】
○渡辺明名人 VS ●斎藤慎太郎八段
第79期名人戦七番勝負第3局が、5月4・5日(火・水)に、愛知県名古屋市「亀岳林 万松寺」にて行われ、渡辺名人が94手で斎藤八段に勝ち、2勝1敗としました。https://t.co/fIpBUXzQ0t
— 日本将棋連盟【公式】 (@shogi_jsa) May 5, 2021
将棋の第79期名人戦七番勝負の第3局(名古屋・万松寺)は95手で渡辺明名人が勝ちました。これで名人の2勝1敗となりました。第4局は19、20日、長野県高山村の旅館「藤井荘」で指されます。#名人戦 #渡辺明 #斎藤慎太郎
— 毎日新聞イベント (@mainichi_event) May 5, 2021
第79期名人戦七番勝負の第3局を終え、記者の質問に答える渡辺明名人と斎藤慎太郎八段。 #将棋 #名人戦 #渡辺明 #斎藤慎太郎 pic.twitter.com/WSrphrAhwN
— 毎日新聞イベント (@mainichi_event) May 5, 2021
4日から指されていた第79期名人戦第3局は5日、渡辺明名人が斎藤慎太郎八段を降して対戦成績を2勝1敗としました。渡辺名人は中盤以降、飛車角の大駒を捨てつつ相手陣に鋭く迫り、斎藤八段を圧倒しました。渡辺名人は第2局に続く快勝で、一歩リードする形となりました。 pic.twitter.com/9Mqq81ctc8
— 毎日新聞・将棋 (@mainichi_shogi) May 5, 2021
94手で勝利した渡辺名人は7七桂と打ち込んだ場面について、「少し勝っているかなと思った」と振り返ったうえで、「次局も作戦を練って挑みたい」と話しました。斎藤八段は「第2局と同様に中盤でミスが続いているので、そこを何とか改善して臨みたい」と語りました。 pic.twitter.com/ST4ZCicxf8
— 毎日新聞・将棋 (@mainichi_shogi) May 5, 2021
#将棋 の第79期 #名人戦 七番勝負第3局
(名古屋市中区の亀岳林万松寺)#渡辺明名人 が94手で挑戦者の #斎藤慎太郎八段 を降し、対戦成績を2勝1敗としました。第4局は19、20両日、長野県高山村の温泉旅館「緑霞山宿藤井荘」で指されます。
写真特集→https://t.co/S2WiYV84yx pic.twitter.com/fpRRQXZhsi
— 毎日新聞写真部 (@mainichiphoto) May 5, 2021
村)名人戦第3局、渡辺明名人が挑戦者の斎藤慎太郎八段に勝ちました。渡辺名人が2勝1敗と一歩リードしました。
— 朝日新聞将棋取材班 (@asahi_shogi) May 5, 2021
名人戦第3局は渡辺明名人が挑戦者の斎藤慎太郎八段に勝ち、2勝1敗と一歩リードしました。第4局は19、20日に長野県で指されます。写真は提供:日本将棋連盟。 pic.twitter.com/kDEPij9oRM
— 中日新聞 東京新聞 将棋【公式】 (@chunichishogi) May 5, 2021
【将棋・第79期名人戦】
感想戦は18時30分頃まで行われました。
これにて第79期名人戦第3局は終了となります。 pic.twitter.com/4lA5RFjJbx— 亀岳林 万松寺 (@banshoji_nagoya) May 5, 2021
村)名人戦第3局の動画、こちらにまとめました。杉本八段の丁寧な解説(と様々なエピソードトーク)、お楽しみください。
第79期将棋名人戦第3局 https://t.co/SZNoqzmEaM @YouTubeより pic.twitter.com/VklrMPDlp0— 朝日新聞将棋取材班 (@asahi_shogi) May 5, 2021
https://twitter.com/shoshi_shogi/status/1389863359130918912
名人戦対局、お疲れ様でした!
ギリギリの攻防だったと思いますが、
カウンターの組み立てと、
鋭い踏み込みで粘りを許さず、、、
凄かったです。明日は対局、
ALSOK杯王将戦・野月八段戦です。「攻め」と「守り」をしっかり意識して
自分らしい将棋を指したいです。(戸辺)
— チーム渡辺 (@abT_watanabe) May 5, 2021
▲斎藤慎太郎八段 vs △渡辺明名人
81手目「8八同金」まで、▲斎藤慎八段 15%→7%
94手 5七桂打まで、△渡辺明名人 の勝ち、2勝1敗
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- 第78期将棋名人戦七番勝負 ライブ中継:朝日新聞デジタル
渡辺明名人が2連勝。
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