「優勝はもう決まってる」と降参状態 藤井聡太七段の超絶“詰将棋力”5連覇の解答選手権「誰が2位になるか」 | ABEMA TIMES

5手詰めどころか、3手詰めでもよく考えないと無理


2020.05.01 09:37

これから数十年経っても、優勝はこの若者が独り占めだ。将棋界で有名は詰将棋大会、「詰将棋解答選手権」を5連覇中の藤井聡太七段(17)について、最年少名人の実績もある谷川浩司九段(58)が「優勝はもう決まっている。誰が2位になるか」と、藤井七段が出場を続ける以上、優勝し続けると断言した。

藤井七段は4月30日、新型コロナウイルスの感染拡大に沈む将棋ファンに楽しみを届けようという、世界初のビデオチャット対局に臨んでいた。その戦いぶりを見守っていたのが佐藤康光九段(50)、森内俊之九段(49)、谷川浩司九段(58)というレジェンド3人だ。終盤が近づく中、進行役を務めていた佐藤九段から詰将棋の力についての話を振られると、例年出場している谷川九段は「藤井七段が出てくるまで、誰が優勝するかわからなかった。でも、出てきてからはもう優勝が決まっている。だから誰が2位になるか(という争い)」と、突き抜けたその実力を評価した。

詰将棋解答選手権には、数々の長手数の難問も出題される。谷川九段は「詰将棋はある程度、経験が必要。手数が短いものは、若い人の方が瞬発力があり、解く時間が早い。ただ長編になると、配置からこういう手順になるかとか、目星をつけないといけない。そのためには多くの詰将棋を解いたり鑑賞したりしないといけないんですが、それでも小学生(時代)で一番になるのは信じられない」と、大人のプロも多数集まる中で優勝を果たしたその天才ぶりを、再評価した。

これには同大会への出場経験がない佐藤九段も「プロも参加している大会で、小学生が優勝しちゃうというのも、私も信じられないと思っています。ただ、今思ってみれば、そんなこともあるんだなと」と、後の天才棋士が残したプロでの実績たちに、大いに驚いていた。

なお、谷川九段いわく「詰将棋が得な人は長手数の即詰みにもっていけそうな終盤の作り方をする。そうでない人はそうでない勝ち方を目指す。最後の終盤の作り方が違う」と、詰将棋の適性が通常対局にも影響が出ると示唆した。
(ABEMA/将棋チャンネル)

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深浦康市九段 vs  藤井聡太七段

優勝数をどこまで増やせるか・・・


 



それでも、藤井聡太を超える奴がそのうち出てくるんだろうな。