杉本昌隆七段(右)との初の公式戦対決で、第2手を指す藤井聡太六段(段位はいずれも当時)=2018年3月8日、大阪市福島区

藤井七段と対戦「感傷に浸った」前回、17年ぶりの思い:朝日新聞デジタル

前回は王将戦の1次予選だったな。


2020年4月28日 19時00分

杉本昌隆七段(右)との初の公式戦対決で、第2手を指す藤井聡太六段(段位はいずれも当時)=2018年3月8日、大阪市福島区
杉本昌隆七段(右)との初の公式戦対決で、第2手を指す藤井聡太六段(段位はいずれも当時)=2018年3月8日、大阪市福島区

杉本昌隆八段の「棋道愛楽」

「藤井君、決勝戦で先に待っているから」「2組昇級おめでとうございます」。深々と頭を下げて私の昇級を祝福してくれる藤井聡太七段が印象的でした。

私が竜王戦3組ランキング戦の準決勝戦に勝利、同時に2組昇級を決めた夜、藤井七段も年間勝率8割を確定させる勝利。共に良い気分で食事を終えた後の会話でした。それから10日後、藤井七段は千田翔太七段を破り、私と反対の山から決勝進出。こうして公式戦2度目となる師弟対決が確定しました。

前回の対局は2年前、1回戦シードの私に藤井七段が隣の山から一局勝って実現した対局でした。今回はお互いが勝ち抜いてのランキング決勝戦。両方の調子が良くなければ実現せず、まずは1位と2位を師弟で取れたことを喜んでいます。次は優勝と本戦トーナメントを賭けた大きな勝負となります。

長時間の将棋の藤井七段の勝率…

※続きは朝日新聞デジタルの有料会員登録が必要です。

情報源:藤井七段と対戦「感傷に浸った」前回、17年ぶりの思い:朝日新聞デジタル



順位戦も同時昇級すれば確実に当たるぞ。