2020年2月25日 18:25
将棋の折田(おりた)翔吾アマ(30)がプロ入りに挑戦する棋士編入試験5番勝負第4局は25日、東京都渋谷区の将棋会館で本田奎五段(22)相手に行われ、先手の折田が161手で勝ち、通算成績3勝1敗で合格を決めた。
折田新四段は三段時代の2016年、年齢制限のため奨励会を退会。その後は将棋講師やYouTuberとして活動していたが、17年に全国アマ王将位退会準優勝、18年に朝日アマ名人戦準優勝などアマ棋戦で実績を残し、棋士編入試験受験資格「現在のプロ公式戦において、最も良いところから見て10勝以上、なおかつ6割5分以上の成績を収めたアマチュア・女流棋士の希望者、四段以上の正会員の推薦のある者」を満たして受験していた。
▼折田アマ 2、3年前の状況からすると信じられないという感じです。(今局は)寄せがひどく、なかなか勝ちきれない展開。途中も苦しくしたところがあった。こちらも寄せられても仕方ないなと思っていた。(編入試験については)重みを感じないように気をつけていた。できるだけ気楽に楽しんで臨めればと思っていたが、実際懸かっているものは大きいし、応援している人の期待に応えたいというものがあった。
▼日本将棋連盟会長・佐藤康光九段 この度の棋士編入試験の合格、誠におめでとうございます。4局とも見事な戦いぶりでした。ご自身の個性を生かされ、棋士として、将棋界の枠を超えた活躍を期待しております。
▼瀬川晶司六段 折田さんおめでとうございます。プロ編入の先輩としてとても嬉しいです。彼の素晴らしい戦いぶりに勇気づけられた方も多かったのではないでしょうか。私も励みになりました。プロ同士としての対戦を楽しみにしています。
▼今泉健司四段 折田君、おめでとう。自分の力を信じて戦い、勝った事、本当に素晴らしいです。そして、これからが本当の勝負。将棋で勝っていくことは当然だけど、それ以上にやるべき事は、ファンの皆様に愛される棋士になる事だと思います。棋士それぞれに課された役割があります。折田君でしかできない事をしっかりやっていって、将棋界にお互いしっかり尽くして行きましょう。
情報源:“将棋ユーチューバー”折田翔吾アマがプロ入り!編入試験合格「信じられない」(スポニチアネックス) – Yahoo!ニュース(コメント)
情報源:“将棋ユーチューバー”折田翔吾アマがプロ入り!編入試験合格「信じられない」― スポニチ Sponichi Annex 芸能
2020年2月25日18時26分
ネット上で「アゲアゲさん」と呼ばれる、「将棋ユーチューバー」折田翔吾アマ(30)が25日、念願のプロ入りを果たした。東京・千駄ケ谷「将棋会館」で行われた棋士編入試験5番勝負第4局で、本田奎五段(22)を下した。これで3勝1敗とし、合格。4月1日付で四段となり、フリークラスに編入される。過去、この方式でプロになったのは05年の瀬川晶司現六段(49)、14年の今泉健司現四段(46)に次いで3人目となる。
◇ ◇ ◇
回り道の末に夢をかなえた。本田は棋王戦5番勝負の挑戦者。これまでの人生のように二転三転した展開で最後に勝利を手にした。「信じられない」と喜びをかみしめた。
2011年(平23)4月から16年3月まで在籍したプロ棋士養成機関「奨励会」三段リーグでは、「26歳までに四段になれなければ、退会」という年齢制限で道を断たれた。それでもあきらめず、アマ棋戦で強豪の仲間入りを果たした。昨年8月にアマ枠で参加したプロ公式戦での直近成績を10勝2敗とし、編入試験の受験資格を得た。「できるだけ楽しんで臨めれば」と自然体で挑んだ。
今回の試験の受験料(50万円)は、クラウドファンディングで募った。約500人から500万円以上が集まった。受験料のほかは「試験に向けての準備、練習対局の遠征費などに使った」という。すべては合格のためだった。かかっているものは大きい。その期待に応えることができた。
アマ仲間に背中を押されて合格した瀬川は、今回の試験内容について「試験の内容を見る限り、慎重だった。いい状態で戦えたのでは」と分析した。勤務先の介護施設の人たちを中心に支えてもらえた今泉は、「運を引き寄せたのは彼の力。自分との戦いをキッチリ勝ちきったのは見事」とたたえた。その2人はこう歓迎もしている。「前期の銀河戦で負かされたので、ぜひ折田四段と戦いたい」。
折田は自身の実力について「力不足」と言い切っている。来年度からは夢のステージで、勝って恩返しするしかない。これから本当の勝負が始まる。【赤塚辰浩】
◆折田翔吾(おりた・しょうご)1989年(平元)10月28日生まれ。大阪府出身。小6でインターネット対戦に夢中になり、04年、プロ棋士養成機関「奨励会」に6級で入会。森安正幸七段門下。三段リーグには11年4月の第49回から入り、16年3月に年齢制限により退会。居飛車党。ーチューバー、将棋講師として活動中。
情報源:「アゲアゲさん」折田アマがプロ入り!編入試験合格(日刊スポーツ) – Yahoo!ニュース(コメント)
情報源:「アゲアゲさん」折田アマがプロ入り!編入試験合格 – 社会 : 日刊スポーツ
2020年2月25日 18時23分
ユーチューバーで将棋講師を務める折田翔吾アマ(30)が25日、東京都渋谷区の将棋会館で行われた棋士編入試験5番勝負第4局で本田奎五段(22)に勝ち、通算3勝1敗として試験に合格。棋士(四段)編入を決めた。
故・花村元司九段、瀬川晶司六段(49)、今泉健司四段(46)に続く史上4人目の棋士編入。2005年に特例で棋士編入を実現し、18年公開の映画「泣き虫しょったんの奇跡」で半生が描かれた瀬川六段らが祝福のコメントを寄せた。
日本将棋連盟会長・佐藤康光九段「この度の棋士編入試験の合格、誠におめでとうございます。4局とも見事な戦いぶりでした。ご自身の個性を生かされ、棋士として、将棋界の枠を超えた活躍を期待しております」
瀬川晶司六段「折田さんおめでとうございます。プロ編入の先輩としてとても嬉しいです。彼の素晴らしい戦いぶりに勇気づけられた方も多かったのではないでしょうか。私も励みになりました。プロ同士としての対戦を楽しみにしています」
今泉健司四段「折田君、おめでとう。自分の力を信じて戦い、勝った事、本当に素晴らしいです。そして、これからが本当の勝負。将棋で勝っていくことは当然だけど、それ以上にやるべき事は、ファンの皆様に愛される棋士になる事だと思います。棋士それぞれに課された役割があります。折田君でしかできない事をしっかりやっていって、将棋界にお互いしっかり尽くして行きましょう」
情報源:ユーチューバー折田アマの快挙 映画化「泣き虫しょったん」も祝福(スポーツ報知) – Yahoo!ニュース(コメント)
情報源:ユーチューバー折田アマの快挙 映画化「泣き虫しょったん」も祝福 : スポーツ報知
2020年2月25日19時17分
ネット上では「アゲアゲさん」と呼ばれ、「将棋ユーチューバー」として活躍する将棋のアマチュア強豪、折田翔吾アマ(30)が、プロ入りをめざす棋士編入試験の5番勝負第4局が25日、東京都渋谷区の将棋会館で指され、本田奎五段(22)を破り、対戦成績3勝1敗で合格した。4月1日付でプロ棋士の四段になる。
1度は挫折を味わった折田アマが、夢をかなえた。将棋ユーチュバー出身のプロ棋士が初めて誕生した。故・花村元司九段、瀬川晶司六段(49)、今泉健司四段(46)に続く史上4人目の棋士編入となった。
現行の試験は06年に制度化され、14年に今泉健司四段(46)が受けてプロ棋士となった。
今泉は「折田君、おめでとう。自分の力を信じて戦い、勝った事、本当に素晴らしいです。そして、これからが本当の勝負。将棋で勝っていくことは当然だけど、それ以上にやるべき事は、ファンの皆様に愛される棋士になる事だと思います。棋士それぞれに課された役割があります。折田君でしかできない事をしっかりやっていって、将棋界にお互いしっかり尽くして行きましょう」と将棋連盟を通じてコメント。
映画「泣き虫しょったんの奇跡」(18年公開)で半生が描かれた瀬川は「折田さんおめでとうございます。プロ編入の先輩としてとてもうれしいです。彼の素晴らしい戦いぶりに勇気づけられた方も多かったのではないでしょうか。私も励みになりました。プロ同士としての対戦を楽しみにしています」と祝福のコメントを寄せた。
日本将棋連盟会長・佐藤康光九段(50)は「このたび棋士編入試験の合格、誠におめでとうございます。4局とも見事な戦いぶりでした。ご自身の個性を生かされ、棋士として、将棋界の枠を超えた活躍を期待しております」と期待のコメントを寄せた。
情報源:プロ棋士合格「アゲアゲさん」を今泉健司四段ら祝福(日刊スポーツ) – Yahoo!ニュース(コメント)
情報源:プロ棋士合格「アゲアゲさん」を今泉健司四段ら祝福 – 社会 : 日刊スポーツ
2020年2月25日 18時32分(最終更新 2月25日 18時33分)
将棋のプロ棋士を目指す元奨励会三段で将棋ユーチューバーの折田翔吾さん(30)の棋士編入試験第4局が25日、東京都渋谷区の将棋会館で行われ、折田さんが棋王戦挑戦者の本田奎五段(22)に161手で勝って3勝1敗とし、最終第5局を残して合格を決めた。4月1日付でフリークラスの四段となり、順位戦以外の棋戦に出場することができる。
編入試験を経て棋士になったのは、花村元司九段(故人)、瀬川晶司六段(49)、今泉健司四段(46)に次いで4人目。現行制度になってからは今泉四段に次いで2人目となる。
折田さんは大阪府出身で、森安正幸七段門下。2004年に奨励会に入会し、11年4月から三段リーグに入って棋士を目指したが、16年に年齢制限のため規定により退会していた。しかし、プロ公式戦で10勝2敗の好成績を上げて編入試験の受験資格を獲得し、昨年11月から月1局のペースで若手棋士との対局に臨んできた。
折田さんはネットでの対戦を「アゲアゲ将棋実況」としてユーチューブに投稿して人気を集め、ファンから「アゲアゲさん」と呼ばれている。【山村英樹】
日本将棋連盟会長・佐藤康光九段 この度の棋士編入試験の合格、誠におめでとうございます。4局とも見事な戦いぶりでした。ご自身の個性を生かされ、棋士として、将棋界の枠を超えた活躍を期待しております
編入試験に合格した瀬川晶司六段 折田さんおめでとうございます。編入の先輩としてとてもうれしいです。彼の素晴らしい戦いぶりに勇気づけられた方も多かったのではないでしょうか。私も励みになりました。プロ同士としての対戦を楽しみにしています。
編入試験に合格した今泉健司四段 折田君、おめでとう。自分の力を信じて戦い、勝ったこと、本当に素晴らしいです。そして、これからが本当の勝負。将棋で勝っていくことは当然だけど、それ以上にやるべきことは、ファンの皆様に愛される棋士になることだと思います。棋士それぞれに課された役割があります。折田君でしかできないことをしっかりやっていって、将棋界にお互いしっかり尽くしていきましょう。
情報源:「アゲアゲ将棋実況」ユーチューバーの折田さん、プロ入り決まる 編入試験で3勝1敗 4月からフリークラス四段 – 毎日新聞