藤井聡太七段VS高野秀行六段、片上大輔七段VS佐々木勇気七段など、第78期順位戦C級1組 9回戦

第78期 順位戦 C級1組9回戦 藤井聡太七段 vs 高野秀行六段
先後はリーグ抽選時に決まっており、藤井聡七段の先手
初手は、▲藤井聡七段 2六歩、△高野六段 8四歩


将棋の藤井聡太七段(17)が2月4日、順位戦C級1組9回戦で高野秀行六段(47)と午前10時から対局を開始した。藤井七段は本局に勝利すれば、最終10回戦を待たずにB級2組への昇級が決まる。

昨期は9勝1敗の好成績を残しながら、あと一歩のところで昇級を逃した藤井七段だが、今期も開幕から白星を連ねて、現在は36人中唯一の8戦全勝だ。本局に勝利すると、仮に最終10回戦で敗れて9勝1敗になった場合でも、前期の成績を元にした順位で他の棋士が藤井七段を上回ることができず、上位2人までの昇級枠入りが決定する。また本局で敗れた場合でも、現在7勝1敗の3人の結果次第で、昇級が決まる可能性がある。

対戦相手の高野六段は現在6勝2敗で、両者は今回が初手合。持ち時間は各6時間で、先手は藤井七段。戦型は角換わりになった。AbemaTVでは、この対局を終了まで生放送する。
(AbemaTV/将棋チャンネルより)

情報源:藤井聡太七段、勝てばB級2組昇級の一局 高野秀行六段と対局開始/将棋・順位戦C級1組(AbemaTIMES) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:藤井聡太七段、勝てばB級2組昇級の一局 高野秀行六段と対局開始/将棋・順位戦C級1組 | AbemaTIMES


2020年2月4日 11時25分

高校生の将棋棋士 藤井聡太七段が4日、大阪で棋士のランクを決める「順位戦」の対局に臨んでいます。勝てば1つ上のクラスへの昇級が決まり、負けてもほかの棋士の勝敗しだいで昇級が決まる可能性があります。
将棋の藤井聡太七段(17)は名人を頂点とする棋士のランクを決める「順位戦」で今年度は下から2番目の「C級1組」に在籍し、ここまで8戦全勝で単独首位となっています。

藤井七段は4日、第9局目に臨み、午前10時から大阪の関西将棋会館で高野秀行六段(47)と対局しています。先手の藤井七段は相手より早く入室して静かに対局開始を待ち、お茶を一口含んだあと最初に飛車先の歩をつきました。

順位戦の「C級1組」には現在36人が在籍し、1年間にそれぞれ10局を戦って成績を競い、このうち上位2人が1つ上の「B級2組」に進むことができます。

藤井七段は4日の対局に勝てば自力での昇級が決まり、負けても、同時に行われている対局で現在1敗の棋士3人のうち2人以上が負けた場合に昇級が決まります。

対局はそれぞれ6時間の持ち時間で行われ、勝敗は4日夜遅くに決まる見通しです。

情報源:高校生将棋棋士 藤井聡太七段 昇級なるか「順位戦」対局 | NHKニュース


2020年2月4日 13時04分

将棋の高校生棋士、藤井聡太(そうた)七段(17)が4日、大阪市福島区の関西将棋会館で、第78期名人戦・C級1組順位戦(朝日新聞社、毎日新聞社主催)の9回戦に臨んでいる。高野秀行(ひでゆき)六段(47)と対戦しており、開幕から8連勝中の藤井七段が勝てば、最終の10回戦を待たずに一つ上のB級2組への昇級が決まる。

第78期将棋名人戦・C級1組順位戦の9回戦で、高野秀行六段(手前背中)との対局に臨む藤井聡太七段=2020年2月4日午前、大阪市福島区の関西将棋会館、佐藤圭司撮影
第78期将棋名人戦・C級1組順位戦の9回戦で、高野秀行六段(手前背中)との対局に臨む藤井聡太七段=2020年2月4日午前、大阪市福島区の関西将棋会館、佐藤圭司撮影

藤井七段は、前期のC級1組では9勝1敗という好成績を収めたが、順位の差で昇級を逃した。今期は昇級を果たし、名人への階段を、また一つ上ることができるのか。注目の一戦だ。

B級2組には、前期昇級した杉本昌隆八段(51)=藤井七段の師匠=を含め、25人が在籍する。藤井七段が昇級すれば、前期のC級1組で演じられた師弟での昇級争いが、一つ上のクラスのB級2組でも見ることができるかもしれない。

対局は定刻の午前10時に始まった。先手番はあらかじめ決まっていて、藤井七段。持ち時間は各6時間。終局は夜になる見通し。

第78期将棋名人戦・C級1組順位戦9回戦の高野秀行六段との対局で、初手を指す藤井聡太七段=2020年2月4日午前、大阪市福島区の関西将棋会館、佐藤圭司撮影
第78期将棋名人戦・C級1組順位戦9回戦の高野秀行六段との対局で、初手を指す藤井聡太七段=2020年2月4日午前、大阪市福島区の関西将棋会館、佐藤圭司撮影

日本将棋連盟の記録によると、藤井七段の2019年度の成績(2日対局分まで。未放映のテレビ対局は除く)は50対局して40勝10敗(勝率8割)。全棋士中、勝ち数と勝率は1位、対局数は2位。今年に入ってから勢いを増しているようにみえる。

一方の高野六段は横浜市出身。師匠は中原誠十六世名人(72)。今年度の成績は14勝12敗(勝率5割3分8厘)だが、今期C級1組順位戦では本局の前まで6勝2敗。昇級争いに食い込んでいる。

第78期将棋名人戦・C級1組順位戦9回戦の藤井聡太七段(手前右)との対局で、2手目を指す高野秀行六段(手前左)=2020年2月4日午前、大阪市福島区の関西将棋会館、佐藤圭司撮影
第78期将棋名人戦・C級1組順位戦9回戦の藤井聡太七段(手前右)との対局で、2手目を指す高野秀行六段(手前左)=2020年2月4日午前、大阪市福島区の関西将棋会館、佐藤圭司撮影

順位戦は名人戦の予選にあたる。例年、6月から翌年3月にかけて指される長丁場のリーグ戦。名人になるには、順位戦でC級2組→C級1組→B級2組→B級1組→A級と、4回昇級を重ね、最上位のA級で優勝して名人挑戦者になり、名人との七番勝負に勝たなければならない。

今期C級1組には36人が参加。それぞれ10局指し、成績上位2人がB級2組に昇級する。

8回戦が終了した時点では、8勝0敗は藤井七段=今期順位3位=だけ。7勝1敗は佐々木勇気七段(25)=同14位=、及川(おいかわ)拓馬(たくま)六段(32)=同32位=、石井健太郎五段(27)=同34位=の3人。6勝2敗は都成(となり)竜馬(りゅうま)六段(30)=同20位=、高野六段=同30位=、佐藤和俊七段(41)=同33位=の3人となっている。(佐藤圭司)

情報源:将棋の藤井七段、昇級かけた勝負始まる 高野六段と対戦(朝日新聞デジタル) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:将棋の藤井七段、昇級かけた勝負始まる 高野六段と対戦:朝日新聞デジタル


現在進行中の第78期C級1組順位戦、2月4日(火)は9回戦、18対局が行われます。
対戦組み合わせ、対局場は以下の通りです。

【東京・将棋会館】
青野照市九段 VS 平藤眞吾七段
塚田泰明九段 VS 佐藤秀司七段
島朗九段 VS 日浦市郎八段
先崎学九段 VS 金井恒太六段
真田圭一八段 VS 増田康宏六段
堀口一史座七段 VS 門倉啓太五段
豊川孝弘七段 VS 青嶋未来五段
北島忠雄七段 VS 高崎一生六段
阿部健治郎七段 VS 阪口悟六段 (※)
宮田敦史七段 VS 西尾明七段
片上大輔七段 VS 佐々木勇気七段 (※)
佐藤和俊七段 VS 石井健太郎五段 (※)

【関西将棋会館】
高橋道雄九段 VS 都成竜馬六段
森下卓九段 VS 船江恒平六段
小林裕士七段 VS 村田顕弘六段
千葉幸生七段 VS 安用寺孝功六段
藤井聡太七段 VS 高野秀行六段 (※)
及川拓馬六段 VS 宮本広志五段 (※)

これまでの上位のリーグ成績は以下の通りです。

[C級1組成績]( )内は順位
【8勝0敗】藤井聡太七段(3)
【7勝1敗】佐々木勇気七段(14)、及川拓馬六段(32)、石井健太郎五段(34)
【6勝2敗】都成竜馬六段(20)、高野秀行六段(30)、佐藤和俊七段(33)

これらの対局の模様は、名人戦棋譜速報日本将棋連盟ライブ中継でご覧いただくことができます。(ライブ中継は※の対局のみ)
また、藤井聡太七段VS高野秀行六段 戦はAbemaTVで中継されます。

情報源:藤井聡太七段VS高野秀行六段、片上大輔七段VS佐々木勇気七段など、第78期順位戦C級1組 9回戦|棋戦トピックス|日本将棋連盟


藤井聡太七段 vs △高野秀行六段

先後はリーグ抽選時に決まっており、藤井聡七段の先手

初手は、▲藤井聡七段 2六歩、△高野六段 8四歩



 


佐藤和俊七段 vs △石井健太郎五段

先後はリーグ抽選時に決まっており、佐藤和七段の先手
初手は、▲佐藤和俊七段 7六歩、△石井健太郎五段 8四歩


 


佐々木勇気七段 vs △片上大輔七段

先後はリーグ抽選時に決まっており、佐々木勇七段の先手
初手は、▲佐々木勇気七段 2六歩、△片上大輔七段 3四歩


 


阪口悟六段 vs △阿部健治郎七段

先後はリーグ抽選時に決まっており、阪口六段の先手
初手は、▲宮本広志五段 7六歩、△及川拓馬六段 8四歩


 


宮本広志五段 vs △及川拓馬六段

先後はリーグ抽選時に決まっており、宮本五段の先手
初手は、▲阪口悟六段 7六歩、△阿部健治郎七段 3四歩


 



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