セ・リーグはなんでこういう大会をやらないかね・・・
2019年10月20日11時0分
<学生×アプリ開発(1)>
「野球を面白くするアプリ」の制作を競う「パ・リーグ 学生ベースボールアプリ選手権」が9月28日、東京・渋谷で行われた。書類選考を通過した9チームがアイデア披露。参加最年少の勝山翔紀さん(15)が球場グルメ紹介アプリで優勝したが、エッジの利いたひらめきがめじろ押し。3回で紹介する。
野球経験が少ないと、少年野球や草野球でさえも球審を務めるのは気が引けないだろうか。塁審よりも、個人ごとに高さが異なるストライクゾーンを見極め、100キロ以上の速度で向かってくる球を判定するのは格段に難しい。ボストン大の研究によると、18年の大リーグでも14%は「間違い」と思われる事例があったという。東京理科大工学部4年の安黒翔さん(22)は、大学の体育の授業で痛感していた。
公認野球規則は、ストライクゾーンを「打者の肩の上部とユニホームのズボンの上部との中間点に引いた水平のラインを上限とし、ひざ頭の下部のラインを下限とする本塁上の空間をいう。このストライクゾーンは打者が投球を打つための姿勢で決定されるべきである」と定義する。だが、ストライクゾーンは概念上のもので、物理的に見ることができない。「(境界)線がない。高さも人によって異なる」。理系の安黒さんが困ったのはこの点だ。
米独立リーグで運用テストが始まったように、プロ野球の本拠地球場なら、いつの日かボールの軌道を計測する機器「トラックマン」を活用できるかもしれない。だが、誰でもどこでもストライクゾーンを把握するには、どうしたらいいか。安黒さんが目を付けたのは「スマートグラス」だった。
バーチャルリアリティー(仮想現実)などを体験できるマイクロソフト製眼鏡「HoloLens(ホロレンズ)」は約35万円で入手できる。これをかけてホームベースの後方に立つと、仮想ストライクゾーンの枠となる5角柱が本塁上に立体的に浮き上がる。枠の中にボールが通るか、かすめれば、ストライクと判定すればいい。枠の高さは、眼鏡の前に手を出せばつまんで変化させられる。色も打者ごとに変えることができ、カウントは自動計算される。「草野球などで実験してこれから正確性を高めたい」。防球マスクに眼鏡が入らないなど課題はあるが、今後も改善に努めるという。
眼鏡はテクノロジーと現実の融合が光ったが、分析力やビジネス展開力が際だったアプリもあった。(つづく)
情報源:バーチャル眼鏡でストライクゾーンくっきり(日刊スポーツ) – Yahoo!ニュース(コメント)
情報源:バーチャル眼鏡でストライクゾーンくっきり – 野球の国から – 野球コラム : 日刊スポーツ
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