糸谷哲郎八段(手前)に勝利し、感想戦で対局を振り返る藤井聡太七段=大阪市福島区の関西将棋会館で2019年10月18日午後5時20分、平川義之撮影

藤井聡太七段が糸谷哲郎八段に勝ち2勝1敗に 第69期大阪王将杯王将戦

108手 △2八金打まで、△藤井七段 の勝ち


第69期大阪王将杯王将戦で、糸谷哲郎八段VS藤井聡太七段の対局が10月18日に行われ、藤井七段が108手で糸谷八段に勝ち、2勝1敗としました。

藤井七段は第67期より本棋戦に参加しており、本棋戦の通算成績は15勝3敗(0.833)です。

◆第69期大阪王将杯王将戦 挑戦者決定戦 リーグ表

関連記事

【棋士データ・成績比較】糸谷哲郎八段 VS 藤井聡太七段

情報源:藤井聡太七段が糸谷哲郎八段に勝ち2勝1敗に 第69期大阪王将杯王将戦|棋戦トピックス|日本将棋連盟


2019年10月18日 18時12分(最終更新 10月18日 20時56分)

糸谷哲郎八段(手前)に勝利し、感想戦で対局を振り返る藤井聡太七段=大阪市福島区の関西将棋会館で2019年10月18日午後5時20分、平川義之撮影
糸谷哲郎八段(手前)に勝利し、感想戦で対局を振り返る藤井聡太七段=大阪市福島区の関西将棋会館で2019年10月18日午後5時20分、平川義之撮影

渡辺明王将(35)への挑戦をかけた第69期大阪王将杯王将戦リーグ(毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社主催、大阪王将特別協賛)の糸谷哲郎八段(31)対藤井聡太七段(17)の対局が18日、大阪の関西将棋会館で行われ、藤井七段が108手で糸谷八段に勝った。タイトル挑戦の最年少記録がかかる藤井七段は2勝1敗となり、白星が先行した。糸谷八段は2敗となった。

藤井七段は「激しい展開できわどい将棋になった。(次戦は)羽生先生と長い持ち時間の将棋で対局するのは初めてなので楽しみ。力を尽くして戦いたい」と話した。糸谷八段は「(途中まで)混戦と思っていたが、自分から(負けの)ひどい変化に飛び込んだ」と悔やんでいた。【新土居仁昌】

情報源:藤井七段が「きわどい将棋」で糸谷八段に勝ち白星先行 王将戦リーグ – 毎日新聞


2019年10月18日 17:09

将棋の第69期大阪王将杯王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)は18日、東西の将棋会館で挑戦者決定リーグの対局が行われ、大阪では糸谷哲郎八段(31)と藤井聡太七段(17)が激突し、藤井が108手で勝った。渡辺明王将(35)への挑戦権を懸けたリーグを2勝1敗とした。糸谷は0勝2敗。

過去2度の対戦は昨年3月の王座戦が糸谷の阪田流向かい飛車、今年1月の朝日杯は角換わりをともに藤井が制していた。「怪物」との異名を取る竜王経験者との対戦成績を3勝0敗とした。

この日の先手は糸谷。13手目まで1月と同じ進行になり、戦型は角換わりになった。超ハイペースで差し手が進み、午前中に糸谷が角を成り込んで攻めの態勢を築いた。

63手目、糸谷が敵陣に打ち込んだ金獲りの銀で8月、今回と同じ後手番の藤井が村山慈明七段(35)に屈した叡王戦段位別予選の前例を離れた。もちろんその叡王戦を下地として急ピッチで指し手を進めた両者。糸谷にとっては秘策の銀、藤井も前回村山に敗れてなおこの変化へ飛び込んだからには用意の変化があったはず。互いの確信と意地が午前中からぶつかった。

午後、糸谷が馬獲りを放置して中段に桂を打つ。55分の熟慮を経て馬を獲った藤井に糸谷は即座に桂を跳ね出して勝負に出た。ところが直後に90分の大長考。糸谷に読み違えがあったようで攻守逆転。藤井が一気に攻勢に入り、糸谷を投了へ追い込んだ。藤井は21日、昨年2月の朝日杯以来2度目、羽生善治九段(49)との大一番が待っている。

東京では羽生が143手で久保利明九段(44)を下し、開幕2連勝。前王将の久保は2敗となった。

▼羽生九段 はっきりしない展開と思って指していた。(103手目の)[先]7五角と歩を払った時点でちょっとよくなったと。(次戦の藤井戦は)リーグで大きな一番になる。コンディションを整えて迎えたい。

情報源:藤井七段 王将戦挑戦者決定リーグ2勝目 羽生九段は連勝、久保九段は連敗(スポニチアネックス) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:藤井七段 王将戦挑戦者決定リーグ2勝目 羽生九段は連勝、久保九段は連敗― スポニチ Sponichi Annex 芸能


2019年10月18日 17時52分

王将戦挑戦者決定リーグ戦で糸谷哲郎八段(右)を下し、感想戦を行う藤井聡太七段
王将戦挑戦者決定リーグ戦で糸谷哲郎八段(右)を下し、感想戦を行う藤井聡太七段

将棋の史上最年少棋士・藤井聡太七段(17)が18日、大阪市福島区の関西将棋会館で行われた第69期王将戦の挑戦者決定リーグ戦で、先手の糸谷哲郎八段(31)を108手で破り、リーグ戦の6戦中3戦を消化して2勝1敗とした。

リーグ戦は今月7日に豊島将之名人(29)に初黒星を喫したが、連敗は阻止し、挑戦権獲得に望みをつないだ。早指しの糸谷に1時間30分もの長考をさせる場面もあるなど、中盤以降は必勝ムードのまま押し切ったが「非常に激しい展開で、きわどい将棋でした。3局終わって折り返しですけど、次もしっかり準備して臨みたい」と話した。

残りは3戦。次は21日、羽生善治九段(49)と対戦する。「羽生先生とは長い持ち時間(同リーグ戦は各4時間)で対局するのは初めて。楽しみ。力を尽くして戦いたい」。羽生には過去1戦1勝。将棋界の第一人者との勝負が、重要な局面になりそうだ。

これまでの最年少タイトル挑戦記録は屋敷伸之九段(47)が1989年度の棋聖戦に挑んだ17歳10か月。渡辺明王将(35)=棋王、棋聖=への挑戦がかなえば、例年1月開催の7番勝負第1局時は17歳5か月で、記録を大幅に更新する。

情報源:藤井聡太七段 王将戦挑戦へ踏ん張る 糸谷哲郎八段を破り2勝1敗(スポーツ報知) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:藤井聡太七段 王将戦挑戦へ踏ん張る 糸谷哲郎八段を破り2勝1敗 : スポーツ報知


2019年10月18日18時25分

将棋の最年少プロ、藤井聡太七段(17)が18日、大阪市の関西将棋会館で指された第69期大阪王将杯王将戦挑戦者決定リーグ3回戦で糸谷哲郎八段(31)を破り、リーグ成績を2勝1敗とし、白星を先行させた。

藤井の同リーグの次戦は21日、前人未到のタイトル獲得通算100期を目指す羽生善治九段(49)と対戦する。

初タイトルへ、踏みとどまった。序盤は超ハイペースで差し手が進む展開。中盤に約50分の長考をはさみ、藤井が熱戦を制した。

7人総当たりで行われる今期のリーグは、豊島将之名人(29)、久保利明九段(44)、広瀬章人竜王(32)、三浦弘行九段(45)、とトップ棋士がひしめく。藤井以外の6人はいずれもタイトル獲得経験者という難敵がそろう。1回戦では三浦から白星を挙げ、2回戦では豊島に惜敗した。この日、黒星を喫していれば、挑戦権獲得は大きく後退していた。

タイトル戦出場の最年少記録を持つのが屋敷伸之九段(47)で、挑戦は17歳10カ月、獲得は18歳6カ月。初タイトルへ、負けられない戦いが続く。

情報源:藤井七段が初タイトルへ2勝目、次戦は羽生九段と(日刊スポーツ) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:藤井七段が初タイトルへ2勝目、次戦は羽生九段と – 社会 : 日刊スポーツ


2019年10月18日19時42分

感想戦を行う藤井聡太七段(左)と糸谷哲郎八段(撮影・松浦隆司)
感想戦を行う藤井聡太七段(左)と糸谷哲郎八段(撮影・松浦隆司)

将棋の最年少プロ、藤井聡太七段(17)が18日、大阪市の関西将棋会館で指された第69期王将戦挑戦者決定リーグ3回戦で元竜王の糸谷哲郎八段(31)を破り、リーグ通算成績を2勝1敗とし、白星を先行させた。次回は21日、前人未到のタイトル獲得通算100期を目指す羽生善治九段(49)と対戦する。

初タイトルへ、踏みとどまった。序盤は超ハイペースで差し手が進む展開。中盤に約50分の長考をはさみながらも、熱戦を制した藤井は「激しい攻め合いだった。常に際どかった」と振り返った。

7人総当たりで行われる今期のリーグは、豊島将之名人(29)らトップ棋士がひしめく。藤井以外の6人はいずれもタイトル獲得経験者だ。2回戦では豊島に惜敗。この日も黒星を喫していれば、挑戦権獲得は大きく後退していた。

羽生とは昨年2月、朝日杯オープン戦で対局し、その時は藤井が勝利している。公式戦では2局目となる。最年少タイトル獲得を目指す藤井は大一番へ「羽生先生とは長い持ち時間での対局は初めてなので楽しみ。力を尽くしたい」。負けられない戦いが続く。【松浦隆司】

情報源:藤井聡太七段「力を尽くしたい」次戦は羽生善治九段(日刊スポーツ) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:藤井聡太七段「力を尽くしたい」次戦は羽生善治九段 – 社会 : 日刊スポーツ


2019年10月19日01時46分

第69期大阪王将杯王将戦の挑戦者決定リーグ戦で糸谷哲郎八段(手前)に勝ち、感想戦で対局を振り返る藤井聡太七段=2019年10月18日午後、大阪市福島区の関西将棋会館、佐藤圭司撮影
第69期大阪王将杯王将戦の挑戦者決定リーグ戦で糸谷哲郎八段(手前)に勝ち、感想戦で対局を振り返る藤井聡太七段=2019年10月18日午後、大阪市福島区の関西将棋会館、佐藤圭司撮影

将棋の高校生棋士、藤井聡太(そうた)七段(17)が18日、大阪市福島区の関西将棋会館で指された第69期大阪王将杯王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)の挑戦者決定リーグ戦(通称「王将リーグ」)で、糸谷(いとだに)哲郎八段(31)に108手で勝ち、リーグ成績を2勝1敗とした。

藤井七段が王将リーグで優勝し、王将戦の挑戦者になれば、タイトル挑戦の最年少記録を更新する。現時点でのタイトル挑戦の最年少記録は、屋敷伸之九段(47)が四段だった1989年11月に達成した17歳10カ月。史上最年少でのタイトル挑戦が実現するかどうか、藤井七段の残り3局が注目される。

藤井七段の王将リーグの次の対局は21日、東京で羽生(はぶ)善治(よしはる)九段(49)と対戦する。羽生九段はタイトル獲得数通算100期を目指している。両者にとって非常に重要な対局となりそうだ。

対局は午前10時に始まり、午後5時5分に終局した。終局後、勝った藤井七段は「(本局は)激しい展開になって、きわどい将棋と思っていました。これで(王将リーグは)3局終わって、折り返し。次の対局も近いので、しっかり準備して全力を尽くして臨みたいと思います。(羽生九段とは)長い持ち時間で対局するのは初めて。対戦できるのは楽しみ。自分の力を尽くして戦いたいなと思っています」と話した。

本局に敗れて、リーグ成績は0勝2敗となった糸谷八段は「(本局は、誤算があって)自分から結構、ひどい変化に飛び込んだのかな、と思います。リーグ戦だけでなく、いま、ちょっと目が見えていないので……。何も見えないので……。暗闇をどうにかしないと、いけないですね」と話した。

王将戦は、将棋界に八つあるタイトル戦の一つ。王将リーグは、7棋士による総当たりのリーグ戦で、それぞれ6局指す。(佐藤圭司)

情報源:将棋の藤井七段、糸谷八段を破って2勝目 王将リーグ(朝日新聞デジタル) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:将棋の藤井七段、糸谷八段を破って2勝目 王将リーグ:朝日新聞デジタル


2019年10月19日 05:30

将棋の第69期大阪王将杯王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)は18日、東西の将棋会館で挑戦者決定リーグの対局が行われ、大阪では藤井聡太七段(17)が糸谷哲郎八段(31)に108手で勝利した。渡辺明王将(35)への挑戦権を懸けた戦いを2勝1敗とした。東京では羽生善治九段(49)が143手で勝ち、通算2勝0敗とした。21日には藤井と羽生が対戦する。
相手の踏み込みにも動じず、正着を重ねる冷静さが光った。藤井は後手。戦型は角換わりになり、超ハイペースで指し手が進んだ。午前中に糸谷が角を成り込み、攻めの態勢を築く。そして63手目、糸谷が敵陣に打った金取りの銀で8月、同じ後手番の藤井が村山慈明七段(35)に敗れた叡王戦段位別予選の前例を離れた。

藤井が一度は敗れた将棋を指し直すという選択は、その後に勝算ありの構想を見いだした証だろう。もちろんその叡王戦を下地とし、勝った先手で指し手を進めた糸谷にも秘策の銀だったはず。互いの確信と意地が午前中からぶつかった。

午後、糸谷が馬取りを放置して中段に桂を放つ。55分の熟慮を経て馬を取った藤井に糸谷は即座に桂を跳ね出して藤井王を包囲した。ところが、90分の大長考を経て糸谷は読みのほころびを悟る。

「自分からひどい変化に飛び込んでいると気づいた」。大阪大大学院でドイツ哲学を学んだ竜王経験者。「怪物」の異名を持つ糸谷に読み勝った藤井は、相手の桂跳ねを「急所の筋なので警戒はしてました」と回想し、「激しい展開で際どい将棋かなと思いました」と総括した。

敗れればタイトル初挑戦へ黄信号がともる2敗目だった。リーグは7人による総当たりで相星の場合は上位2人によるプレーオフで挑戦者が決まる。7人によるリーグが始まった第31期以降、2敗して挑戦者になったのは昨期まで計38期で延べ14人。ただ、藤井が不利なのは順位による。

リーグ初参戦の藤井はランキング5位。上位4人に2敗が複数いると藤井は同じ2敗でもプレーオフへ進めない。2敗、しかも5位で挑戦権をつかんだのは38期で3人しかいない土俵際だった。

これでトップに並ぶ2勝目。21日は昨年2月の朝日杯で勝って以来2度目、羽生との大一番が待っている。「羽生さんとの長い時間の将棋は初めて。楽しみだし、力を尽くして戦いたい」。勝てばタイトル初挑戦が現実味を帯びだす。

▼王将戦の挑戦者決定リーグ 例年9~11月に実施。シードされた前期リーグ上位4人(順位1~4位)と、予選を勝ち上がった3人(同5位)で争う。リーグ戦で同率首位が複数出た場合は原則として順位上位2人による1局だけのプレーオフが行われ、挑戦者を決める。

情報源:藤井聡太七段“残った”2勝目! 次戦は21日羽生善治九段と大一番(スポニチアネックス) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:藤井聡太七段“残った”2勝目! 次戦は21日羽生善治九段と大一番― スポニチ Sponichi Annex 芸能


糸谷哲郎八段 vs △藤井聡太七段(棋譜DB棋譜を見る

108手 △2八金打まで、△藤井七段 の勝ち





あと3戦、21日の羽生九段、その後は久保九段、広瀬竜王か・・・

第69期 大阪王将杯 #王将戦 挑戦者決定リーグ戦
10月21日 10時から対局開始