2019/8/6 vsDeNA 16回戦(マツダ)広島8-4DeNA
2019年8月6日 22:22
◇セ・リーグ 広島8―4DeNA(2019年8月6日 マツダ)
2位・DeNAとの直接対決で3点先取されながら鮮やかな逆転勝ち。夏場の大きな9連戦初戦を8―4の快勝で飾った3位・広島のお立ち台には逆転劇の立役者、アドゥワ誠投手(20)と西川龍馬内野手(24)がそろって上がった。
2―3で迎えた4回の攻撃。2死走者なしから9番に入っていた先発投手のアドゥワが三塁ゴロを放ち、投手ながら一塁ベースへ全力疾走した。当初はアウトの判定もリクエスト成功で内野安打に判定が覆ると、直後に打席へ入った1番・西川が左翼スタンドへ値千金の逆転11号2ラン。これで一気に波に乗った広島は13安打で8点をもぎ取り、勝利を収めた。
投げても7回6安打3失点(自責0)で5月19日以来79日ぶりとなる今季3勝目(4敗)を挙げたアドゥワは中継ぎ登板を経ての先発白星に「どんな立場でも変わらないので、とりあえず先発の役割を果たそうと思いました」とし、「アツさんのリードのおかげです」と女房役の会沢に感謝。「自分の勝ちよりチームが勝ったことが一番なので良かったです」と安どの表情を浮かべた。
4回の全力疾走について「バッティング練習は一応やっているので。その努力がたまたま…ハイ。出ました」とはにかむと、スタンドからは大きな拍手。続いてヒーローインタビューとなった西川は「頑張って走ってくれたんでね。何とか楽に還せて良かったです」と自身の一発を喜んだ。
「ヒットでつなぐことを最優先に意識して、それが最高の結果になって良かったです」という西川は7月15日の後半戦初戦から1番に定着し、後半戦19試合で早くも6アーチ目。その間、チームは15勝4敗と西川の活躍がそのままチームの好成績につながっている。この日も5打席に立って3打数2安打2打点2四球と4打席で出塁。盗塁も決めている。
切り込み隊長としての役割について「先頭やったら塁に出ることを意識して、得点圏やったら(走者を本塁に)還すことを意識して(打席に)立ってます」という西川は、球宴明け19試合で早くも本拠マツダで3度目のお立ち台となったが「ちょっと多いスね」と苦笑い。スタンドからの笑いを誘った後でインタビュアーから「ファンはまだまだたくさん上がってほしいと願っていますよ」と水を向けられると「それぐらい活躍できるように頑張ります!」と高らかに宣言することも忘れなかった。
これで7月17日に最大12あった首位・巨人とのゲーム差はついに1差。「相手は関係なく、1試合1試合目の前の試合に全力で戦って、こうやって元気よくプレーしていることに感謝して、またあしたから頑張りたいと思います」。試合前には黙とうが捧げられ、広島にとって大事な8月6日に挙げた大きな白星。平和を祈る「ピースナイター」で鳴り物応援もなかったマツダに、西川の元気な声が響いた。
情報源:広島・西川 8・6に打った、走った!巨人と1差弾「元気よくプレーしていることに感謝して頑張りたい」(スポニチアネックス) – Yahoo!ニュース(コメント)
情報源:広島・西川 8・6に打った、走った!巨人と1差弾「元気よくプレーしていることに感謝して頑張りたい」― スポニチ Sponichi Annex 野球
2019年8月6日 22時35分
◆広島8―4DeNA(6日・マツダスタジアム)
3位の広島が2位・DeNAに逆転勝ち。敗れた首位・巨人とのゲーム差を「1」に縮めた。
4回2死一塁から西川龍馬内野手(24)が逆転の11号2ラン。本拠地ここ6試合で3度目のお立ち台登壇となった巧打者に劇勝の感想を聞いた。
(ヒーローインタビュー)
―見事な逆転弾。
「(2死無走者から三塁内野安打の)アドゥワが頑張って走ってくれたので、(投手に再び激走させず)楽にかえせて良かった。安打でつなぐことが最優先に考えましたが、最高の結果になりました」
―後半戦から1番に入って好結果。
「先頭なら塁に出ること、得点圏(に走者がいる)なら、かえすことを考えてやっています」
―巨人と1差。
「相手関係なく、目の前の試合を全力でやる。こうやって元気にプレーできることに感謝して、これからもやっていきたい」
―後半戦3度目のお立ち台。
「ちょっと多いッスね。(期待も大きいが?)それくらい活躍できるよう頑張ります」
(お立ち台の後、ミラールームでスイングをチェックしてから囲み取材)
―カープらしい大量得点、逆転勝利が増えてきた。
「(報道陣が)そう見えているなら僕はいいと思います。しかもしっかりDeNAに勝てたし」
―上位球団に勝てたのは大きいか。
「デカいんじゃないですか。9連戦の頭やし、これで乗っていければ、なお良し」
―9連戦の最後のカードは巨人戦。
「勝つことに越したことはないんでね」
―前打者・アドゥワの打席でリプレー検証。間が空いた中で集中力を切らさずに2ラン。
「あまり気にしなかった。映像見て『多分セーフやろな』と。何とか打てたらいいなと思ったら本塁打になった」
―左方向に完璧な当たり。ホームラン打者と名乗ってもいいのでは。
「それはない(苦笑)。たまたまいいポイントで、球の速さを利用して…」
―原爆の日。ピースナイターとして行われた。
「広島にとって特別な日。そういう日に活躍して、チームが勝ったというのは良かったなと思います」
―鳴り物の応援がなかった。普段と違う雰囲気を感じたか。
「それはありましたね」
―元安川に死没者を弔うとうろうを流した。何としたためたのか。
「平和に野球ができることの幸せ、と書きました」
情報源:【広島】西川、逆転弾で首位巨人に1差…2位DeNA戦の勝利「デカい」(スポーツ報知) – Yahoo!ニュース(コメント)
情報源:【広島】西川、逆転弾で首位巨人に1差…2位DeNA戦の勝利「デカい」 : スポーツ報知
「広島8-4DeNA」(6日、マツダスタジアム)
広島が「ピースナイター2019」で逆転勝利を飾った。西川龍馬内野手(24)が2-3の四回に決勝の左越え11号2ランを放った。ドラフト1位の小園海斗内野手(19)=報徳学園=も2安打2打点と貢献。首位・巨人とはついに1ゲーム差、2位・DeNAとは0・5ゲーム差に縮めた。9連戦初戦を取った赤ヘル軍団が、首位再浮上へ猛進していく。
平和と核兵器廃絶を訴える12回目の「ピースナイター」で、勝利へ結び付けるアーチを架けた。1点を追う四回2死一塁。西川が上茶谷の3球目、外角高め直球を振り抜き、左翼席へ運んだ。逆転の11号2ランだ。これで球団史上2位タイのチーム16試合連続本塁打ともなった。
「ヒットでつなぐことを最優先に考えてましたが、最高の結果になって良かった。広島にとって特別な日に活躍してチームが勝ったというのは良かった」
執念が実った直後の出来事だった。この回は2死からアドゥワが三塁へのゴロでアウト判定となったが、リプレー検証で判定が覆りセーフに。アドゥワの激走をつなげる新・切り込み隊長のひと振りだった。
黄金ルーキーも逆転への口火を切るなど、大きく貢献した。失策などで3点を先制された直後の二回2死二塁。小園が上茶谷の外角直球を左前へはじき返す適時打とした。「コースに逆らわずうまく合わせることができた」。緒方監督も「あの1点が大きかったよね。どんどんいいものを見せてくれている」と目尻を下げた。ドラ1は五回にも適時打を放っており、2安打2打点の奮闘ぶりだった。
8月6日。原爆投下から74年がたった日に、ナインは特別な思いで一戦に臨んだ。試合前には黙とうを行い、鳴り物応援も自粛された。灯籠流しの灯籠に西川は「平和に野球ができることの幸せ」と記した。小学校の修学旅行で広島平和記念資料館を訪れ、展示物を見たり被爆体験者の話を聞いたりしたという小園は「やりたくてもできない人もいる中で、今幸せに野球ができている」と平和の尊さをかみしめた。
指揮官は「9連戦の頭、まして広島にとって特別な日に勝ちで締められてナイスゲームでした」と話した。首位・巨人とは6月27日以来の1ゲーム差となり、2位・DeNAとは0・5ゲーム差。この勢いをつなげ、再び首位に躍り出る。
情報源:広島・龍馬逆転V弾 平和を、4連覇を…緒方監督「特別な日に勝ちナイスゲーム」(デイリースポーツ) – Yahoo!ニュース(コメント)
情報源:広島・龍馬逆転V弾 平和を、4連覇を…緒方監督「特別な日に勝ちナイスゲーム」/広島カープ/野球/デイリースポーツ online
2019年8月7日 05:30
◇セ・リーグ 広島8-4DeNA(2019年8月6日 マツダ)
広島・西川龍馬内野手(24)は6日のDeNA戦で、1点劣勢だった4回に上茶谷から決勝弾となる11号2ランを決めた。小園海斗内野手(19)は2本の適時打を放ち、「ピースナイター」として開催されたリーグ2、3位対決の初戦に先勝。2位・DeNAに0・5ゲーム差に接近しただけでなく、巨人も敗れたため首位と1ゲーム差の大混戦となった。
特別な日に勝ってこそ赤ヘルである。1点劣勢だった4回だった。2死一塁から、西川は、カウント1―1からの上茶谷の直球を左翼席上段に放り込んだ。逆方向へは今季2本目となる11号の逆転2ランは、この日の決勝弾。着弾を確認すると、ポンと手を叩いて喜びをかみしめた。
「たまたまいいポイントで捉えられた。広島にとっては特別な日。そういう日に勝てたことはよかった」
8月6日。野球を通じて核兵器のない平和な世界を訴える「ピースナイター」として開催された。原爆ドーム付近では両軍の選手らがメッセージを記した灯籠(とうろう)流しが行われた。西川が書き込んだのは「平和に野球できることの幸せ」。アーチで広島に勝利の幸せを運んだ。
そして、「原爆の日」を広島で初めて迎えた小園も、赤ヘルの使命を十分に理解していた。2回2死二塁から上茶谷の直球を左前適時打、5回1死満塁では、登板直後の笠井の直球を中前適時打。プロ初となる1試合2本の適時打に、「なかなか打てないときも使っていただいている。これを続けて進化できるようにしていきたい」と決意した。
小学6年の修学旅行の行き先は広島だった。原爆資料館に訪れ、被爆者の体験談にも耳を傾けた。「大変な災難だったことが分かりました。今は平和。野球をやりたくてもできなかった時代がある。自分は、野球をできているので頑張りたいです」と平和の尊さを再認識する一日になった。
緒方監督も「特別な日を勝ちで締められた。ナイスゲーム」とうなずいた。これで後半戦は15勝4敗。7月16日に最大12ゲーム差に離された首位・巨人が1差と、手が届く位置にまで迫った。2位との直接対決に先勝して、DeNAとは0・5差。混セを抜け出す上でも、特別な一戦になった。(河合 洋介)
○…小園(広)が今季5度目のマルチ安打で2打点を挙げ8打点目。高卒新人の8打点以上は、昨年清宮(日)の18以来だが、ドラフト制以降の広島では67年三村敏之、99年東出輝裕の各7を抜く最多となった。
○…チームは7月16~18日時点の首位・巨人との最大12ゲーム差から1ゲーム差まで接近。きょう7日も勝って、巨人が負ければゲーム差なしの2位。最短で8日に首位の座に返り咲く。12ゲーム差を跳ね返しての奪首なら08年巨人の13ゲーム差以来。チームでは83年の10ゲーム差を上回る逆転劇になる。
情報源:広島・西川11号V弾で逆転快勝「8・6」不屈の進撃で首位1差 緒方監督「特別な日を勝ちで締められた」(スポニチアネックス) – Yahoo!ニュース(コメント)
情報源:広島・西川11号V弾で逆転快勝「8・6」不屈の進撃で首位1差 緒方監督「特別な日を勝ちで締められた」― スポニチ Sponichi Annex 野球
逆転弾をたたき込んだ西川は「9連戦の頭を取れたのは大きい。乗っていければ」と頬を緩めた。
四回2死からアドゥワがリプレー検証の末に判定が覆る内野安打で出塁。直後の打席で、外角高めの直球を捉えた。左翼席へ運ぶ11号2ラン。「たまたまいいポイントで、球の速さを利用して打てた。アドゥワが頑張って走ってくれていたので楽に返せて良かった」と笑顔を見せた。
チームとしては昨年8月19日~9月6日に続く16試合連続本塁打。その間の成績は14勝2敗と、効果的な一発が得点源になっている。
情報源:8月6日DeNA戦 西川鮮やか、逆転2ラン | 広島東洋カープ | 中国新聞デジタル
ふむ・・・