新元号 6案すべて判明 「令和」考案は中西進氏か

ふむ・・・


2019年4月2日 12時24分

新元号の選定作業で、政府が示した6つの原案すべてが明らかになり、新元号に決まった「令和」以外は、
▽「英弘(えいこう)」、
▽「久化(きゅうか)」、
▽「広至(こうし)」、
▽「万和(ばんな)」、
▽「万保(ばんぽう)」の5つの案でした。「令和」の考案者は、関係者の話などから万葉集が専門の国文学者、中西進氏とみられます。

新元号の選定にあたって政府は、考案を委嘱した専門家から提出された候補名を、読みやすく、書きやすいなどの「元号選定手続」に定められた留意点に沿って絞り込み、1日、「元号に関する懇談会」などに6つの原案として示しました。

関係者によりますと、新元号に決まった「令和」以外の原案は、
▽「英弘」、
▽「久化」、
▽「広至」、
▽「万和」、
▽「万保」の5つの案でした。

「英弘」が日本の古典を、「広至」は「日本書紀」と儒教の基本的な考え方を示した中国の古典、「四書五経」の「詩経」の2つを、
典拠としているということです。

また「久化」「万和」「万保」は中国の古典が典拠に含まれているということです。

一方、政府は「令和」の考案者は明らかにしないとしていますが、関係者の話などから、万葉集が専門の国文学者で国際日本文化研究センター名誉教授の中西進氏とみられます。

中西進さん 独自の視点で万葉集を長年研究

新元号 6案すべて判明 「令和」考案は中西進氏か
新元号 6案すべて判明 「令和」考案は中西進氏か

中西進さん(89)は長年にわたり万葉集の研究を続け、日本の古代文学の研究に大きく貢献してきました。

中西進さんは東京都の出身で、東京大学を卒業したあと、筑波大学や国際日本文化研究センターの教授を歴任し、大阪女子大学や京都市立芸術大学の学長を務めました。

長年にわたり万葉集の研究を続け、万葉集の和歌の作り方が当時の中国の影響でどのように変化したかを論じるなど、独自の視点で研究を行い、日本の古代文学の研究に大きく貢献してきました。

また研究のかたわら、子どもたちに万葉集を講義する「万葉みらい塾」を全国の都道府県で開くなど、古典の普及にも努めています。

こうした功績が評価され、平成25年には文化勲章を受章しています。

中西さん自宅 人の出入りなし 報道陣待機

中西進さんの京都市西京区の自宅の前には数人の報道関係者が待機しています。

しかし午前9時以降、自宅への人の出入りはありません。

中西さんの教え子「万葉集研究の第一人者」

中西進さんから教えを受けていた国文学者によりますと、中西さんは万葉集の研究において第一人者だということです。

また海外の文学の研究でも功績があり、海外の学会の会長も務めていたということです。

この学者は「中西さんは万葉集のことをいちばんわかっている方で、小学生を対象に万葉集を解説したり一緒に考えたりする教室を開き、万葉集の普及に努めていた」と話しています。

館長務める「高志の国文学館」きょうは休館

中西さんが館長を務める富山市の高志の国文学館の学芸員の一人は、NHKの取材に対して「きょうは休館日です。中西館長から元号について何も聞いていません」と話しています。

情報源:新元号 6案すべて判明 「令和」考案は中西進氏か | NHKニュース


新元号案 残る1つは「久化」 6案すべて判明
新元号案 残る1つは「久化」 6案すべて判明

2019年4月2日 10時54分

新元号の選定作業で、政府が示した6つの原案すべてが明らかになりました。新元号に決まった「令和」以外は、
▽「英弘(えいこう)」、
▽「久化(きゅうか)」、
▽「広至(こうし)」、
▽「万和(ばんな)」、
▽「万保(ばんぽう)」の5つの案でした。

新元号の選定にあたって政府は、考案を委嘱した専門家から提出された候補名を、読みやすく、書きやすいなどの「元号選定手続」に定められた留意点に沿って絞り込み、1日、「元号に関する懇談会」などに6つの原案として示しました。

関係者によりますと、新元号に決まった「令和」以外の原案は、
▽「英弘」、
▽「久化」、
▽「広至」、
▽「万和」、
▽「万保」の5つの案でした。

「英弘」は日本の古典を、また「広至」は日本と中国の古典の両方を典拠、いわゆる出典にしているということです。

情報源:新元号案 残る1つは「久化」 6案すべて判明 | NHKニュース


万葉集を典拠とした新元号「令和」の考案者が万葉学者の中西進・大阪女子大名誉教授であることが1日、政府関係者への取材で分かった。政府は新元号の最終的な原案として、「令和」を含む日本の古典(国書)を典拠とする案と、中国古典(漢籍)を出典とする案の3案ずつを有識者からなる元号に関する懇談会などに示した。

国書を典拠とする案には令和の典拠となった万葉集のほか、日本書紀や古事記を出典とする案も含まれていたという。

安倍晋三首相は1日のNHK番組で、万葉集を「誇るべき国書だ」と強調した。初めて「令和」案を見たのは3月だったと明らかにしたうえで、そのときの印象について「大変新鮮な響きだなと思った」と振り返った。

政府は6案を元号に関する懇談会に示した。作家の林真理子氏は「令和」についての議論が「1番人気があった」と話した。宮崎緑千葉商科大教授も「前向きな意見が多かった案だ」と述べた。新元号公表後、首相官邸で記者団に語った。

菅義偉官房長官は記者会見で「令和」の考案者について「考案者自身が氏名の秘匿を希望されている」ことに加え、考案者を明らかにすれば「新元号と特定の個人の結びつきが強調されることになりかねない」と述べ、明らかにしない方針を示した。

政府は未採用案や「令和」を含む考案者の名前も原則30年は公開しない方針だ。将来の選定の参考となるよう有識者懇談会の議論など一連の経緯とともに記録し、公文書としては残す。

情報源:「令和」考案者は中西進氏 国書・漢籍、3案ずつ (写真=共同) :日本経済新聞


えぇ・・・