ネットいじめ対応マニュアル完成 事例や対処法紹介、解説も 大津市 – 毎日新聞

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2019年3月30日 11時17分

大津市が配布するネットいじめの対応マニュアル=成松秋穂撮影
大津市が配布するネットいじめの対応マニュアル=成松秋穂撮影

大津市はインターネット上で起きるいじめやトラブルについて、教員向けの対応マニュアルをまとめた。4月から市内の小中学校の全教員と各高校に配布し、市のホームページでも公開する予定。実例などを基に具体的な対処法を示し、現場での早期発見・対応に役立ててもらう。

有識者や警察、PTAなどでつくる「インターネット等によるいじめ対策会議」(座長=原清治・佛教大教授)などが作成を進めてきた。

無料通信アプリ「LINE」のグループトークに中傷を書き込まれた▽自分の画像を勝手に加工・拡散された▽スマートフォンを持っていないことでからかわれた――など、ネットにまつわるトラブルを10例掲載。それぞれの問題点▽児童生徒と保護者への対処方法▽その後の学校内での取り組み▽解説▽豆知識――をまとめている。

例えば、「自分の名前で身に覚えのない書き込みをされた(なりすまし)」場合の対処法として、「当事者全員から聞き取りを行う」「加害児童生徒の特定を慎重に行う」などと紹介。ネット上の掲示板で実名をさらされプライバシーを侵害されたとして、昨年12月に東京地裁が発信者情報の開示命令を出した例に触れ、「『ネットなら誰が書いたかわからない』と勘違いしている子もいるが、警察が動くようなケースだけでなく、ネット上のさまざまな情報により書き込んだ本人が特定できる場合があることを正しく理解させる」などと説明している。

また、「ツイッター」「TikTok(ティックトック)」「荒野行動」――など、児童生徒に流行しているアプリやゲームを解説するほか、「神待ち=無料で泊めてくれる人を探していること」などのネット用語を紹介する用語集や、相談機関の一覧なども収録している。

A4判、62ページ。越直美市長は「作って終わりではなく、必要に応じて情報を追加していきたい」と話す。

情報源:ネットいじめ対応マニュアル完成 事例や対処法紹介、解説も 大津市 – 毎日新聞



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