オフィス街に移動可能な喫煙所 東京 千代田区

オフィス街に移動可能な喫煙所 東京 千代田区 | NHKニュース

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2019年3月20日 15時14分

東京都による受動喫煙防止対策が進められる中、千代田区のオフィス街に、トレーラー型で移動することも可能な公衆喫煙所が設置されました。

この公衆喫煙所は、千代田区が都の補助金を使いおよそ1000万円をかけて先月26日にオフィス街に設置したもので、20日は小池知事が喫煙所を視察しました。

喫煙所は長さおよそ6メートル、高さおよそ3.5メートルの大きさで、内部には10人程度が入ることができ、灰皿や空気清浄機が備えられています。
通常はオフィス街に設置されていますが、トレーラー型のためイベント会場などに移動させて喫煙所として使うこともできるということです。

視察した小池知事は「たばこを吸う人も吸わない人も、快適な東京を目指して受動喫煙の防止を進めていきたい」と話していました。

千代田区の末次健次安全生活課長は「建物の喫煙所は、設置後に地域から苦情があった場合にも撤収することができない。こうした方法も取り入れながら公衆喫煙所の整備を進めていきたい」と話していました。

東京都は受動喫煙防止条例をことし1月から段階的に施行していて、9月1日には小中学校や保育所などが屋外も含めて全面的に禁煙になります。

また来年4月1日には、従業員を雇っている飲食店について規模にかかわらず屋内を原則禁煙にする予定で、都は自治体に補助金を出して公衆喫煙所の設置を促すなど対策を進めています。

情報源:オフィス街に移動可能な喫煙所 東京 千代田区 | NHKニュース


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