2019年3月20日 17時15分
南米のエクアドルでクモやサソリなどの生物標本を違法に持ち出そうとしたとして、今月、日本人が現地の当局に拘束されました。関係者への取材で、北海道にある九州大学の施設で働く職員が拘束された可能性があることが分かりました。
身柄を拘束された可能性があるのは、北海道足寄町にある「九州大学北海道演習林」で技術職員として働く20代の男性です。
エクアドルの環境省によりますと、この職員は今月、首都キトにある国際空港で、クモやサソリ、カブトムシなど250に上る生物標本を違法に持ち出そうとしたということです。
赤道直下にあるエクアドルは、世界自然遺産のガラパゴス諸島やジャングルがあり、多くの生物が生息していることで知られていて、生物を国外に無断で持ち出すのは違法となります。
福岡市の九州大学によりますと、足寄町にある演習林で働く技術職員が、今月はじめから2週間の予定で私用で南米を旅行していて、地元メディアで報じられている拘束された男性の名字の頭文字と名前が一致しているということです。
今月14日の夕方にこの職員から職場へ連絡があり、「手続き上の不備があってエクアドルから帰国できない」と説明していたということです。
九州大学は「エクアドル大使館や関係者に確認するなどして、本人の状況も含めて情報収集に努めたい」と話しています。
情報源:エクアドル クモやサソリの標本持ち出そうとした日本人 拘束か | NHKニュース
2019年3月20日20時13分
南米エクアドルの環境省は、クモや昆虫などの標本約250体を違法に国外に持ち出そうとしたとして、日本人男性が警察当局に拘束されたと明らかにした。九州大学によると、同大北海道演習林の技術職員の可能性があるという。
同省によると、首都キトの空港で荷物検査の際に職員が発見。絶滅危惧種は含まれず、研究目的だったとみられる。
九大によると、北海道足寄町にある北海道演習林の20代男性職員が、3月初めから約2週間の予定で、私的な旅行で南米に行った。14日、本人から上司に「エクアドルでの出国審査が通らず、いつ帰国できるかめどが立たない」と連絡が入った。現地メディアが報じている男性の名前とイニシャルは、この職員と一致しているという。
一方、九大が在エクアドル日本大使館に連絡をとると、男性の身元などは明らかにされなかったが、「エクアドルの刑法の環境犯罪違反容疑で20代の邦人男性1人が12日に拘束され、13日に釈放された」と告げられたという。
情報源:エクアドルで九大職員拘束か 標本違法に持ち出し図る(朝日新聞デジタル) – Yahoo!ニュース(コメント)
情報源:エクアドルで九大職員拘束か 標本違法に持ち出し図る:朝日新聞デジタル
ふむ・・・
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