レオパレス施工不備 創業者の指示が背景に 調査委が中間報告

レオパレス施工不備 創業者の指示が背景に 調査委が中間報告

ふむ・・・


2019年3月18日 17時57分

「レオパレス21」は、施工不備が相次いでいる問題の原因や背景について、外部の弁護士による調査委員会がまとめた中間報告を公表しました。当時の社長だった創業者の指示のもと、外壁などに設計図と異なる材料を使う方向性が示されたとしたうえで、組織的・構造的な問題があったとしています。

レオパレス21が平成5年から13年にかけて建設した建物では、部屋を区切る壁や外壁に設計図と異なる材料を使った結果耐火構造や遮音性が法律の基準を満たさないなどの不備が相次いで明らかになり、特に危険性の高い建物の入居者およそ7700人に転居を求める事態となっています。

会社は、この問題の原因を究明するため、外部の弁護士3人による調査委員会を設け18日、中間報告を公表しました。

それによりますと設計や開発担当者への聞き取りなどから、平成18年5月まで社長を務めていた創業者の指示のもと設計図と異なる材料を使う方向性が示されたとしています。

そのうえで、背景には学生や社会人の新生活が始まるタイミングに間に合うよう工期の短縮が求められていたことが、大きく関係していたとみられると指摘しています。

そして、「原因・背景となる問題は一部の部署にとどまるものではなく、組織的・構造的に存在していた」としましたが、意図的に行われていたかどうかは、「さらに調査が必要だ」としています。

また、報告書では一連の問題が明らかになった去年からことしにかけてよりも前に、会社側は問題を認識していた疑いがあるとしています。

会社側は、記者会見で当時の社長だった創業者の指示に関して、材料の変更が違法かどうか、社内では確認していなかったと説明しました。

調査委員会は、今後、経営陣などから聞き取り調査を進め、5月下旬をめどに役員の責任や再発防止策を盛り込んだ最終報告を取りまとめることにしています。

レオパレス425人が引っ越し

レオパレス21の蘆田茂執行役員は記者会見で「報告書の内容を真摯(しんし)に受け止め、外部調査委員会の調査に全面的に協力してまいります」と陳謝しました。

また、特に危険性の高い建物の入居者およそ7700人に転居を求めていることに関して、18日までに425人が引っ越しを済ませたとしたうえで、今月末までに1100人余り、来月以降には480人が引っ越しする予定だという見通しを明らかにしました。

創業者の会社「他社の問題 コメント控える」

中間報告で、当時の社長だった創業者の指示のもと、設計図と異なる材料を使う方向性が示されたとしていることについて、創業者が会長を務めている東京 中央区の不動産会社「MDI」は「他社の問題なのでコメントは差し控える」としています。

情報源:レオパレス施工不備 創業者の指示が背景に 調査委が中間報告 | NHKニュース


2019年03月18日20時48分

賃貸アパート大手のレオパレス21は18日、建築基準法違反の疑いのある施工不良が相次いで見つかった問題の原因などを調べる第三者委員会の中間報告書を公表した。報告書は、問題の物件を建設した当時の深山祐助社長(創業者)が設計図と異なる建築部材を使うよう指示していたと認定。これが「界壁」と呼ばれる屋根裏の壁や外壁の施工不良につながったと指摘した。

一連の施工不良は組織的・構造的な問題であり、意図的に行われた疑いがあるという。レオパレスの施工不良問題は、一部の部署や役職員の問題ではなく、トップ以下会社ぐるみの不正が疑われる事態に発展した。

第三者委は施工不良が意図的に行われたかどうかの調査を継続。5月下旬をめどに再発防止策や役員の責任も含めて最終報告書を取りまとめる。同社の蘆田茂執行役員は18日記者会見し、「組織的に違法なものを造った認識はない」と述べ、当時の深山社長を含む経営陣に違法性の認識はなかったと強調した。

情報源:施工不良、創業者社長が指示=意図的・組織的な疑いも-レオパレスの第三者委報告(時事通信) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:施工不良、創業者社長が指示=意図的・組織的な疑いも-レオパレスの第三者委報告:時事ドットコム


2019.3.18 20:23

会見するレオパレス21の蘆田茂執行役員(中央)ら=18日午後、東京都中野区(納冨康撮影)
会見するレオパレス21の蘆田茂執行役員(中央)ら=18日午後、東京都中野区(納冨康撮影)

賃貸アパート大手レオパレス21は18日、物件の施工不良問題で第三者調査委員会の中間報告を発表した。創業者である当時の社長が基準を満たさない可能性がある建材の使用を指示したなどと指摘。問題は「組織的・構造的に存在していた」とした。調査委は同社の違法性に対する認識についても精査し、5月下旬にも再発防止策や役員の責任も盛り込んだ最終報告書を出す方針。

同社をめぐっては昨年4月以降、(1)住居を仕切る「界壁」が屋根裏などに未設置(2)界壁の内部充填(じゅうてん)剤に設計図と違う発泡ウレタンを使用(3)外壁内側の建材に認定外の発泡ウレタンを使用(4)天井が設計図通り施工されず耐火性が不足-などの施工不良が相次いで確認された。

弁護士らで構成する調査委は、関係者への聞き取りや資料調査を実施。界壁の未設置については「組織的意図を持った施工だった疑い」を指摘し、同社が早い段階で問題を認識していた可能性があるとした。

界壁内部に発泡ウレタンが使用されていた件や、外壁で認定外の発泡ウレタンが使われた件では、創業者の深山(みやま)祐助社長(当時)の指示で、使用の方向性や建材開発が行われていたと指摘した。

また、学生や社会人の異動時期に合わせて物件を完成させ、入居者を増やすため、特定の素材の建材を使って工期短縮や効率化を重視していたと指摘。当時の社長の直轄部署では「法令や品質を軽視する原因や背景があった」とし、チェック体制の不備についても批判した。

施工不良問題では全約3万9000棟を調査し、うち1324棟の天井や外壁などで新たな不備を確認。641棟の入居者7000人超に引っ越しを要請、現時点で425人が退去したという。

情報源:創業者指示や組織的問題を指摘 第三者委の中間報告 レオパレス施工不良問題(産経新聞) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:創業者指示や組織的問題を指摘 第三者委の中間報告 レオパレス施工不良問題 – 産経ニュース


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