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2019年3月5日16時18分
iPS細胞からつくった目の角膜の細胞を患者に移植する大阪大の西田幸二教授(眼科)らのチームの臨床研究の計画が5日、厚生労働省の部会で、条件付きで了承された。
阪大のチームが対象にするのは「角膜上皮幹細胞疲弊症」の患者4人。この病気は、黒目の表面を覆う「角膜」を新たにつくる「幹細胞」がけがなどで失われ、視力が落ち、失明することもある。
第三者のiPS細胞を角膜の細胞に変化させ、厚さ約0・05ミリのシート状にし、患者の目に移植する。数百万個の細胞が移植されることになるという。
移植した細胞によって、長期的に角膜の細胞がつくり続けられるようになり、角膜の透明性が保たれ、視力が回復することが期待されている。今回の臨床研究では主に安全性を評価する。
部会では、患者への同意の説明文書の内容などに修正を求めたうえで、計画を了承した。(合田禄、戸田政考)
情報源:iPS細胞の角膜移植、臨床研究計画を了承 厚労省部会(朝日新聞デジタル) – Yahoo!ニュース
情報源:iPS細胞の角膜移植、臨床研究計画を了承 厚労省部会:朝日新聞デジタル
2019年3月5日16時51分
iPS細胞からつくった目の角膜の細胞を患者に移植する大阪大チームの臨床研究が、厚生労働省の部会で5日、条件付きで了承された。
対象となる病気は「角膜上皮幹細胞疲弊症」。黒目の表面を覆う「角膜」を新たにつくる「幹細胞」がけがなどで失われ、視力が落ち、失明することもある。
この病気に対しては、他人の角膜を移植する治療法がある。しかし、慢性的に提供数が不足しているのが現状だ。
角膜移植は1958年に成立した角膜移植法に基づいて実施され、97年、臓器移植法に統合された。角膜の移植を望む人は約5千人いるとみられている。
一方、日本アイバンク協会によると、2017年度は、脳死や心停止した869人から提供があり、移植手術は1395件だった。ほかの臓器に比べれば提供数は多いが、それでも十分に足りていない。提供のための登録をしているのは同年度の時点で1万438人いるという。
阪大の計画がうまくいけば、将来的に、角膜移植を補う治療法になる可能性もある。また同チームはより必要としている患者が多い「角膜内皮」をつくる研究も進めていて、そのためにもiPS細胞を使う方法の安全性評価が重要になる。
チームによると、今回の手術の対象となる患者は、国内で年間100~200人ほどいると推定される。阪大病院を受診中の約50人の中から、臨床研究は条件に合う人を選んで手術をするという。(合田禄)
情報源:iPS細胞の角膜移植、ドナー不足補う鍵に 臨床研究へ:朝日新聞デジタル
2019/3/5 16:18|3/5 16:21updated
厚生労働省の専門部会は5日、人工多能性幹細胞(iPS細胞)からシート状の角膜組織を作り、目の病気の患者に移植する大阪大の臨床研究の実施を条件付きで了承した。iPS細胞を使った角膜の治療は世界初。iPS細胞の臨床応用が認められた病気は国内6種類目となる。
対象は「角膜上皮幹細胞疲弊症」の患者。角膜は、目の中央にある透明な膜でレンズの役割を果たすが、この病気の患者は、けがや病気で角膜のもとになる細胞が失われて角膜が濁り、視力が低下する。
計画では、京都大備蓄のiPS細胞から作った角膜の細胞を厚さ0.05ミリのシート状に培養、重症の成人患者4人に移植する。
情報源:iPS角膜移植を了承、世界初 大阪大研究、シート状の組織作製(共同通信) – Yahoo!ニュース(コメント)
情報源:iPS角膜移植を了承、世界初 大阪大研究、シート状の組織作製 | 共同通信
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