ふむ・・・
2019年3月4日 17時24分
JR西日本は人手不足などに対応するため、今月から一部の駅で切符などを対面で販売する「みどりの窓口」を廃止し、代わりにコールセンターの係員と会話ができる機能を備えた新たな券売機を導入しました。
JR西日本広島支社では、ネット予約の普及や人手不足に対応するため駅員の業務を見直して駅を効率的に運営しようと、先月末で3つの駅の「みどりの窓口」を廃止し、新たな券売機を設置しています。
このうち、広島県廿日市市にあるJR山陽線の宮島口駅では、今月1日に新しい券売機が導入されました。
この券売機は、利用者が画面上のボタンで呼び出すと、モニターにコールセンターの係員が映し出され、窓口のように会話をしながら切符の購入や払い戻しなどができるようになっています。
この駅では今月から駅員が1人減っていますが、券売機の導入によって空いた時間を体の不自由な利用者の介助や外国人観光客の対応などにあてたいとしています。
JR西日本では、関西でも「みどりの窓口」のある駅を現在のおよそ180か所から2030年度ごろまでに30か所程度に減らし、新しい券売機を置くことにしています。
JR西日本の上島豊敏宮島口管理駅長は「駅のサービスを維持するため一部で機械化しましたが、引き続きお客様への応対にしっかり力を注いでいきたい」と話していました。
鉄道業界での合理化の動き
鉄道業界では人手不足などを背景とした合理化の動きが進んでいます。
自動運転の検討
これまで、輸送の安全に直結する運転士の仕事は、ほとんどの会社で人が担ってきましたが、JR東日本は運転士が乗務しない自動運転の導入に向けた検討を進めています。旧国鉄時代に採用された社員が定年を迎えて退職したあと、近い将来、運転士や車掌などの不足が見込まれているためです。
去年12月からことし1月にかけて東京の山手線で走行試験を行い、技術的な課題を検証しています。
車内販売
鉄道での旅の楽しみの一つだった「車内販売」も縮小の動きが相次いでいます。
JR北海道、東日本、四国、九州の各社の新幹線や特急の一部の区間で今月、車内販売を終了したり、品ぞろえを少なくしたりします。
コンビニや駅の売店を利用する人が増えていることや、販売員の確保が難しくなっていることが背景にあります。警備ロボット
日本を訪れる外国人観光客などが増える中、駅係員の負担を軽減するため、東京の西武鉄道ではAI=人工知能を搭載した警備ロボットの導入に向けた実証実験を行いました。
カメラで周囲の状況を確認しながら駅構内を自律的に巡回し、不審な人や物を見つけると駅員に知らせます。鉄道の現場の担い手が限られる中、業務の選択と集中や機械との役割分担が進んでいます。
情報源:「みどりの窓口」廃止し新たな券売機 JR西日本 | NHKニュース
2019年03月04日 19時01分
JR西日本は人手不足などに対応するため、今月から一部の駅で切符などを対面で販売する「みどりの窓口」を廃止し、代わりにコールセンターの係員と会話ができる機能を備えた新たな券売機を導入しました。
JR西日本広島支社では、ネット予約の普及や人手不足に対応するため、駅員の業務を見直して駅を効率的に運営しようと、先月末で3つの駅の「みどりの窓口」を廃止し、新たな券売機を設置しています。
このうち廿日市市にあるJR山陽線の宮島口駅では、今月1日に新しい券売機が導入されました。この券売機は、利用者が画面上のボタンで呼び出すと、モニターにコールセンターの係員が映し出され、窓口のように会話をしながら切符の購入や払い戻しなどができるようになっています。
この駅では今月から駅員が1人減っていますが、券売機の導入で空いた時間を体の不自由な利用者への介助や外国人観光客への対応などにあてたいとしています。
JR西日本では、関西でも2030年度ごろまでにおよそ180の駅の「みどりの窓口」をおよそ30駅まで減らし、新しい券売機を置くことにしています。
JR西日本の上島豊敏宮島口管理駅長は「駅のサービスを維持するため一部で機械化をしましたが、引き続きお客様への応対にしっかり力を注いでいきたい」と話していました。
情報源:みどりの窓口廃止し新券売機導入|NHK 広島のニュース
へぇ・・・