米朝会談 非核化で合意に至らず ホワイトハウス発表

米朝会談 非核化で合意に至らず ホワイトハウス発表

ふむ・・・


2019年2月28日 17時57分

アメリカのトランプ大統領と北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長は2回目の首脳会談を開いたものの非核化の進め方をめぐって合意に至りませんでした。トランプ大統領は記者会見で北朝鮮が制裁の完全な解除を求める一方で、非核化の措置は一部にとどまったことが原因だと主張しました。

トランプ大統領とキム・ジョンウン朝鮮労働党委員長による首脳会談は27日に続いて28日もベトナムの首都ハノイのホテルで行われました。

会談は和やかな雰囲気で進んでいましたが、昼前から行われた拡大会合のあと、ホワイトハウスは予定が急きょ変更されたと発表し、当初予定されていた合意文書の署名式も見送られました。

そしてホワイトハウスのサンダース報道官は日本時間の28日午後3時半すぎ、声明を出し、非核化の進め方をめぐって合意に至らなかったことを明らかにしました。

この後、トランプ大統領は記者会見し、「北朝鮮は制裁の完全な解除を求めたが、われわれはそれには応じられなかった」と述べ、北朝鮮が制裁の完全な解除を要求してきたことを明らかにしました。

またトランプ大統領はキム委員長がニョンビョンの核施設については廃棄する意思を示したものの、アメリカとしてはニョンビョンの施設に加えて、ウラン濃縮施設を含むほかの核施設の廃棄を要求し、折り合えなかったことを明らかにしました。

一方で、トランプ大統領は「キム・ジョンウン委員長との関係は良好だ」と強調し、引き続き、交渉を進めていきたいという考えを示しました。

アメリカと北朝鮮は去年の首脳会談のあと、非核化の進め方をめぐって意見が対立し、こう着状態が続いたことから、双方は首脳会談で事態の打開を図りましたが、両者の大きな隔たりが改めて鮮明となりました。

北朝鮮 反応なし

ベトナムの首都ハノイで行われた2回目の米朝首脳会談の結果について、北朝鮮は、これまでのところ反応を示していません。

北朝鮮国営の朝鮮中央テレビは28日午後5時からの放送でも、27日行われたキム・ジョンウン朝鮮労働党委員長とトランプ大統領の会談初日の様子を伝えるにとどまっています。

韓国「活発な対話継続に期待」

韓国大統領府の報道官は28日午後、会見を開き、「トランプ大統領とキム・ジョンウン朝鮮労働党委員長が完全な合意に至らなかった点は残念に思う」と述べました。

一方で、成果もあったと強調し、「両首脳が互いの理解を深めたことを評価する。特にトランプ大統領が明らかにした、持続的な対話の意志と楽観的な見解は、次の会談に向けて明るい展望をもたらした」と述べました。

そのうえで、「今回の結果をもとに、今後も活発な対話が持続することを期待する。韓国政府は双方が緊密な協力と対話の流れを維持していくよう、あらゆる努力を尽くす」と述べ米朝の仲介役として積極的な役割を果たす考えを改めて示しました。

中国「対話と協議で問題解決を堅持していく必要」

米朝首脳会談で非核化などで合意に至らなかったことについて中国外務省の陸慷報道官は28日の記者会見で「朝鮮半島の問題解決は簡単に成功することはない」としたうえで、「双方は誠意を示して互いに歩み寄り、対話と協議を通じた問題解決を堅持していく必要がある」と強調しました。

そのうえで、「双方は対話を続けて互いの懸念に配慮し、アメリカと北朝鮮だけでなく、世界が望む前向きな成果を達成することを望む」と述べ、アメリカと北朝鮮が対話を継続し、問題解決に取り組むことに期待を示しました。

また今後の中国の役割について陸報道官は「中国は引き続き和解を促し、朝鮮半島の非核化と平和体制の構築を同時に進めていくことや、双方が互いに歩み寄ることを提起していく」と述べて、双方の対話を促すため、積極的な役割を果たしていく考えを示しました。


2019年2月28日 17時17分

アメリカのトランプ大統領と北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長は2回目の首脳会談を開いたものの、非核化の進め方をめぐって合意に至りませんでした。当初、予定されていた合意文書の署名式は見送られ、トランプ大統領はまもなく記者会見を行う予定です。

トランプ大統領とキム・ジョンウン朝鮮労働党委員長による首脳会談は27日に続いて、28日もベトナムの首都ハノイのホテルで行われました。

これについて、ホワイトハウスのサンダース報道官は日本時間の28日午後3時半すぎ、声明を出し、非核化の進め方をめぐって合意に至らなかったことを明らかにしました。

声明は「今回の首脳会談で、トランプ大統領と北朝鮮のキム・ジョンウン朝鮮労働党委員長はとてもよい、建設的な会談を行った。非核化や経済発展の方法についてさまざまな意見を交わした。今回は合意に至らなかったが、両国が互いに今後も協議を行うことを期待している」としています。

両首脳は当初、合意文書の署名式を予定していましたが、署名式は見送られ、トランプ大統領がまもなく記者会見を行う予定です。

これより先に開かれた拡大会合では、キム委員長が改めて非核化の意志を示したほか、両首脳は米朝双方が互いに連絡事務所を設置する案に前向きな考えを示していましたが、肝心の非核化の具体策をめぐって互いの主張の隔たりが埋まらなかったとものとみられます。

トランプ大統領が記者会見でどのような発言をするのか注目されます。

北朝鮮 反応なし

ベトナムの首都ハノイで行われた2回目の米朝首脳会談の結果について、北朝鮮は、これまでのところ反応を示していません。

北朝鮮国営の朝鮮中央テレビは28日午後5時からの放送でも、27日行われたキム・ジョンウン朝鮮労働党委員長とトランプ大統領の会談初日の様子を伝えるにとどまっています。

中国「対話と協議で問題解決を堅持していく必要」

米朝首脳会談で非核化などで合意に至らなかったことについて中国外務省の陸慷報道官は28日の記者会見で「朝鮮半島の問題解決は簡単に成功することはない」としたうえで、「双方は誠意を示して互いに歩み寄り、対話と協議を通じた問題解決を堅持していく必要がある」と強調しました。

そのうえで、「双方は対話を続けて互いの懸念に配慮し、アメリカと北朝鮮だけでなく、世界が望む前向きな成果を達成することを望む」と述べ、アメリカと北朝鮮が対話を継続し、問題解決に取り組むことに期待を示しました。

情報源:米朝会談 非核化で合意に至らず ホワイトハウス発表 | NHKニュース


2019年2月28日15時58分

米ホワイトハウスのサンダース報道官は28日午後1時40分(日本時間午後3時40分)、「トランプ米大統領と北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長は27、28日、ベトナム・ハノイで極めて生産的な会談を行った。両首脳は非核化と経済の進展を図るため、さまざまな方法を協議した。現段階では合意に達しなかったが、(米朝両政府の)チームは将来会談することを楽しみにしている」とする声明を発表した。

情報源:「合意に達せず」 ホワイトハウス報道官、声明を発表 [米朝首脳会談]:朝日新聞デジタル


28日、ハノイのホテルで開かれた会談で、言葉を交わすトランプ米大統領(右)と金正恩朝鮮労働党委員長=ロイター
28日、ハノイのホテルで開かれた会談で、言葉を交わすトランプ米大統領(右)と金正恩朝鮮労働党委員長=ロイター

【ハノイ=海谷道隆】米ホワイトハウスのサンダース報道官は28日、ベトナムの首都ハノイで2日間にわたり行われた米朝首脳会談に関して「今回は何も合意に達しなかった」との声明を出した。トランプ米大統領と北朝鮮の金正恩キムジョンウン朝鮮労働党委員長による2回目の米朝首脳会談は事実上の決裂で終わった。予定していた共同声明は見送られることになる。

サンダース氏は「米朝双方は将来の会談を楽しみにしている」とも説明し、米朝交渉は継続するとの見通しを示した。「(両首脳は)とても良好で建設的な会談を行った。非核化を進め、経済を発展させる構想に関して幅広い議論をした」とも強調した。

トランプ氏は28日午後、記者会見に臨み、経緯について説明する。

情報源:米朝首脳会談、事実上の決裂「何も合意達せず」(読売新聞) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:米朝首脳会談、事実上の決裂「何も合意達せず」 : 国際 : 読売新聞オンライン


【ハノイ=一言剛之】米国のトランプ大統領は28日、ベトナム・ハノイ市内で記者会見し、北朝鮮の金正恩キムジョンウン朝鮮労働党委員長との会談で共同声明を合意できなかったことについて「(北朝鮮が)制裁解除を求めたが、折り合えなかった」などと述べた。

両首脳は27、28の両日、ハノイで2回目の首脳会談を開いた。28日午後に発表する予定だった共同声明の署名を見送り、予定を切り上げて会談を終えた。

情報源:トランプ氏「北が制裁解除求めたが…折り合えず」(読売新聞) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:トランプ氏「北が制裁解除求めたが…折り合えず」 : 国際 : 読売新聞オンライン


【ハノイ(特別取材団)聯合ニュース】ベトナム・ハノイで北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)と2回目の首脳会談を行ったトランプ米大統領は28日午後4時(日本時間)過ぎ、記者会見を開き、「金委員長と非常に生産的な時間を送った」としながらも、「合意文書に署名することはよい考えではないと思った」と述べた。

会見を行うトランプ大統領=(聯合ニュースTV)
会見を行うトランプ大統領=(聯合ニュースTV)

会見は当初、共同声明に署名した後、午後6時(同)に行う予定だったが、約2時間前倒しした。

トランプ大統領は「金委員長は素晴らしい指導者で、私たちの関係は非常に強固だ」として、「複数の選択肢があったが、しないことになった」と述べた。

会談が決裂したことについては、「制裁に関連するものだった」として、「制裁(緩和問題が)争点だった」と説明した。

情報源:米朝会談が決裂 トランプ氏「制裁が争点」


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