ほぉ・・・
このほどアメリカで、裏庭で遊ばせていた子犬が鷹に襲われるというハプニングが起こった。運よく子犬を救出できた飼い主だが、敷地内の庭だとしても危険は潜んでいることを訴えている。『Fox5』『New York Post』などが伝えた。
今月15日の午後3時半頃、米ラスベガスに住むセシリア・セリスさん(Cecilia Celis)の自宅にある監視カメラが、鷹に襲われる子犬の様子を捉えた。セシリアさんはこの日、ヨークシャー・テリアの“ルル”と“ハイジ”を裏庭で遊ばせていた。2匹はともに体重2ポンド(約907グラム)程度で、ルルはまだ1歳にも満たない子犬である。
裏庭にはフェンスがあり、ルルとハイジが敷地内から外へ出る心配も無いため、セシリアさんは2匹を裏庭に出した後にドアを閉めて屋内へと戻った。すると少し目を離した隙に、鷹が上空からルル目がけて襲いかかって来たのだ。
鷹はルルの首回りをしっかりつかんで飛び立とうとした。ルルは必死で抵抗したため鷹はなかなか飛び立てず、コンクリートの上を引きずっている。その時、セシリアさんはルルの異変に気付いて裏庭に飛んできた。
セシリアさんは気が動転し「ルルから離れて! 離れてったら!」と叫んだが、鷹はその怒鳴り声にもまったく動じず、セシリアさんをジッと睨みつけながらルルを鋭い爪で掴んだまま離さなかった。
ルルを救いたい一心のセシリアさんはそばにあったクッションを掴み、鷹を叩いて追い払おうとした。そして3度目で、ようやく鷹はルルから離れたという。セシリアさんは当時のことをこう振り返っている。
「鷹は私がいなくなったのを見計らってルルに襲い掛かったのです。その時ルルを引きずり、上に覆いかぶさったまま爪で首を絞めているように見えました。」
「それでクッションを掴んだのです。クッションなら鷹もルルも傷つけないで済むと思ったからです。しかし追い払うまで3~4回は叩いたと思います。」
監視カメラの映像には、鷹から解放されたルルが一目散に逃げる様子が捉えられている。しかしながらセシリアさんが追い払った後も、鷹は裏庭の近くに留まっていたとのことだ。肝心のルルだが、首に鷹の爪による傷が残るものの特に大きな怪我もなく元気な様子だという。
今回のことでセシリアさん家族は、ルルとハイジを散歩に連れて近隣の人々に注意を促している。セシリアさんは「犬達にとって裏庭は安全な場所だと思っていました。でも今後は常に見張っていなければいけません。(今回のように)何が起こるか分からないので目の届かない庭の隅などに行かせることすらできません」と話している。
またセシリアさん家族は鷹が飛び立つ前に写真を撮っており、それは鷹科のアカオノスリ(赤尾鵟)で、誰かが飼っていたものではないかと推測している。SNSで何人かに問い合わせたりしているが、これまでに飼っている鷹がいなくなったなどの情報は見つかっていない。
画像は『fox5vegas.com 2019年2月17日付「Caught on camera: Hawk swoops in, attacks Las Vegas family’s puppy」(FOX5 Kristen DeSilva)』のスクリーンショット
情報源:庭で遊んでいた子犬、鷹に襲われ危機一髪で飼い主が救出(米) – ネタりか
情報源:【海外発!Breaking News】庭で遊んでいた子犬、鷹に襲われ危機一髪で飼い主が救出(米)<動画あり> | Techinsight
へぇ・・・