“欧州の若きリーダー” オーストリア首相が広島訪問へ

“欧州の若きリーダー” オーストリア首相が広島訪問へ | NHKニュース

ほぉ・・・


2019年2月16日 6時50分

核兵器禁止条約の採択で主導的な役割を果たしたオーストリアのクルツ首相が16日、被爆地・広島を初めて訪問します。訪問を前に、クルツ首相はNHKのインタビューに答え「広島の人たちと会えることをうれしく思う。核のない世界の実現に向けて、ともに努力していきたい」と強調しました。

オーストリアのセバスティアン・クルツ首相(32)は、日本との国交が樹立されてから、ことしで150年になるのを機に、15日に来日して安倍総理大臣と会談し、16日は被爆地・広島を初めて訪れます。

オーストリアは核兵器の開発や保有、使用などを禁止する核兵器禁止条約の採択で主導的な役割を果たしました。

広島訪問を前にNHKのインタビューに答えたクルツ首相は「核廃絶は私自身の目標で、外相だったころからその実現に向けて取り組んできた。今回の訪問は心待ちにしていた機会で、広島の人々と会えることをうれしく思う」と述べました。

そのうえで、アメリカやロシアなどの核保有国や日本など核の傘の下にある国が条約に参加していないことを念頭に、「首相になった以上は、これまでよりもさらにオーストリア政府一丸となって取り組んでいく。核のない世界の実現に向けて、被爆地とともに努力していきたい」と述べて、まずは条約の発効に向けて、各国に働きかけていく考えを強調しました。

情報源:“欧州の若きリーダー” オーストリア首相が広島訪問へ | NHKニュース


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