メキシコ麻薬王「エル・チャポ」に有罪評決 米NY陪審

ふむ・・・


2019年2月13日 4:32

メキシコの首都メキシコ市で、報道陣の前に連れ出される麻薬王「エル・チャポ」ことホアキン・グスマン容疑者(2014年2月22日撮影、資料写真)。(c)AFP/RONALDO SCHEMIDT
メキシコの首都メキシコ市で、報道陣の前に連れ出される麻薬王「エル・チャポ」ことホアキン・グスマン容疑者(2014年2月22日撮影、資料写真)。(c)AFP/RONALDO SCHEMIDT

【2月13日 AFP】(更新)米ニューヨークの陪審は12日、メキシコの麻薬王「エル・チャポ(El Chapo)」ことホアキン・グスマン(Joaquin Guzman)被告(61)に対し、世界最大規模の麻薬組織のリーダーとして25年間にわたり関わった犯罪行為で有罪の評決を下した。

麻薬組織「シナロア・カルテル(Sinaloa Cartel)」の元最高幹部であるグスマン被告は、コカインやヘロイン、メタンフェタミン、マリフアナ(乾燥大麻)といった麻薬の米国への大量密輸や、マネーロンダリング(資金洗浄)、武器の不法所持などの罪で有罪とされた。今後の裁判では終身刑が言い渡される可能性がある。

3か月にわたる公判では、グスマン被告の元愛人や元部下といった関係者が被告の目前で証言台に立ち、テレビドラマさながらの展開となった。また、ミスコンテスト優勝経験者の若妻エマ・コロネル(Emma Coronel)さんも裁判を常に傍聴した。

弁護人は、被告は「スケープゴート(身代わり)」にすぎず、麻薬密輸の真犯人はシナロア・カルテルを共に結成した「エル・マーヨ(El Mayo)」ことイスマエル・サンバダ(Ismael Zambada)容疑者だと主張。

一方の政府は陪審に対し、グスマン被告がメキシコで2度脱獄したことを引き合いに、被告の「責任からの脱走」を許してはならないと訴えた。2015年の2度目の脱獄で被告は、独房のシャワー室から外部につながるトンネルを通って脱獄していた。(c)AFP

情報源:メキシコ麻薬王「エル・チャポ」に有罪評決 米NY陪審(AFP=時事) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:メキシコ麻薬王「エル・チャポ」に有罪評決 米NY陪審 写真6枚 国際ニュース:AFPBB News


2019.2.13 10:01

移送されるホアキン・グスマン被告(中央)=2017年1月19日、米ニューヨーク州(米司法当局提供、AP)
移送されるホアキン・グスマン被告(中央)=2017年1月19日、米ニューヨーク州(米司法当局提供、AP)

【ニューヨーク=上塚真由】米ニューヨークの連邦地裁の陪審は12日、米国への麻薬密売など10の罪に問われたメキシコの麻薬王で「エル・チャポ(スペイン語で「小さい人」の意味)」ことホアキン・グスマン被告(61)に対し、すべての罪状で有罪評決を下した。量刑は6月25日に言い渡される予定で、終身刑になる可能性がある。

グスマン被告はメキシコの貧困家庭から、同国最大の麻薬組織「シナロア・カルテル」の最高幹部に上り詰め、約25年にわたりカルテルを指揮。米検察当局は麻薬の密売などで得た収益は140億ドル(約1兆5400億円)に上るとみている。2015年には厳重な警備のメキシコの刑務所の独房から1・5キロのトンネルを掘って2度目の脱獄をし、注目された。逃亡の末、16年にメキシコで拘束され、17年に身柄引き渡しを求めていた米国に移送。昨年、裁判が始まった。

裁判では、グスマン被告の元部下ら50人以上が出廷し、密輸の仕組みなどを証言した。大型トラックや貨物列車、航空機、潜水艇を利用したほか、国境付近に地下トンネルを掘削。90年代には唐辛子の缶詰にコカインを詰めて米国に持ち込んだという。麻薬取引に介入しないようメキシコの警察や軍、政府当局者に対し数百万ドルの賄賂を渡していたことも証言した。

一方、弁護側はグスマン被告がカルテルの首謀者ではなく、逃走中の別の最高幹部の身代わりにすぎないと主張。有罪評決を受け、控訴する方針を示した。

情報源:メキシコの麻薬王に有罪評決 2度の脱獄で話題 – 産経ニュース



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