大丈夫か?
2019年1月28日 19時59分
国産初のジェット旅客機、MRJを開発する「三菱航空機」は、カナダの航空機メーカーから、企業秘密を不正に手に入れたとして訴えられたのに対し、「開発を阻害するための行為だ」などとして、逆にメーカー側を相手取る訴えを起こす方針を固めました。
MRJの開発を進める三菱航空機は、カナダの「ボンバルディア」から小型旅客機の開発にあたった元従業員を採用し、機体の安全性を担保する「型式証明」を航空当局から取得するための企業秘密を不正に手に入れたとして、損害賠償などを求める訴えをアメリカ シアトルの裁判所に起こされています。
これについて三菱航空機は「訴えはMRJの開発を阻害するための行為だ」などとして、今週中にもアメリカの子会社を通して、逆にボンバルディアを相手取り、シアトルの裁判所に訴えを起こす方針を固めました。
ボンバルディアとの裁判をめぐっては、三菱航空機は、元従業員を採用した際には機密情報の不正流用がないよう誓約書を取っているとして訴えの却下を申し立てています。
これとは別に、三菱航空機はボンバルディアに対して訴えを起こす形となりますが、対立の深刻化で、来年半ばとしている初号機の納入に影響を及ぼす事態とならないか注目されます。
情報源:三菱航空機 ボンバルディアを逆に提訴へ 国産ジェット開発で | NHKニュース
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