ほぉ・・・
2019年1月27日05時00分
歴代単独3位の23連勝、単独2位の25連勝……。2017年6月。当時四段の藤井聡太七段(16)が巻き起こした旋風は、将棋界という枠にとどまらないほど大きくなっていった。
6月21日は、1位タイの28連勝をかけた対局に臨んだ。20連勝目の時に大苦戦した澤田真吾六段(27)に快勝。デビューから無敗で快挙を達成した。
翌月に掲載予定のインタビュー記事のため、記者がカメラマンらと共に愛知県瀬戸市にある藤井の自宅を訪れたのは、24日の土曜日のことだ。取材を申し込んだのは5月初め。その時はこれほどの社会現象の主役になるとは想像していなかった。
今後の目標、対局中の食事やおやつ……。こちらの質問に、普段着姿の藤井は時に考え込みながら、快く答えてくれた。連勝を続ける重圧について問うと、「自分の中では関係ないと思っています。ただ、言われるので、多少意識はします」。話す内容もその口ぶりも、いつもと変わらない自然体だったのが印象に残っている。
取材には母の裕子(48)が同席した。時々助け舟を出してくれたり、藤井が幼い頃の写真を持ってきてくれたり。藤井が将棋の勉強のために席を立った後、改めて話を聞いた。強く感じたのは、反響の大きさに戸惑いながらも、我が子の活躍を願う親心だった。
「対局中は、中継を見てドキドキしています。ただ、うちの中ではすごく盛り上がっているわけではないんです。連勝していますが、『今日も勝てて良かったね』ということが続いている感じで。忙しいので、家ではリラックスできたらいいなと思っています」
藤井家を後にした時は、既に夕方だった。29連勝がかかる、当時四段の増田康宏六段(21)との対局が、2日後に迫っていた。=敬称略(村瀬信也)
◆毎週日曜に掲載します。
情報源:(大志 藤井聡太のいる時代)飛躍編:8 2日後に迫った大一番。それでも自然体(朝日新聞デジタル) – Yahoo!ニュース(コメント)
情報源:(大志 藤井聡太のいる時代)飛躍編:8 2日後に迫った大一番。それでも自然体:朝日新聞デジタル
へぇ・・・