出雲入りの機内が大揺れ 挑戦者・伊藤女流二段「怖かった~」…27・女流名人戦第2局:将棋:スポーツ報知

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「前夜祭」の乾杯で互いの健闘を誓う里見香奈女流名人(左)と伊藤沙恵女流二段(カメラ・谷口 健二)
「前夜祭」の乾杯で互いの健闘を誓う里見香奈女流名人(左)と伊藤沙恵女流二段(カメラ・谷口 健二)

将棋の第45期岡田美術館杯女流名人戦5番勝負の第2局が27日、島根県出雲市の出雲文化伝承館で行われる。10連覇に向けて先勝した里見香奈女流名人(26)と初タイトルを目指す挑戦者・伊藤沙恵女流二段(25)は26日に現地入りした。

羽田発出雲着の飛行機が強風の影響を受け、着陸態勢から再浮上するなどフライト時間は約30分超過。揺れる機内は高校生たちが悲鳴を上げるほどで、伊藤は「グラッと揺れて目が覚めたんですけど、怖かったです~」と女子の表情。乗客から「ジェットコースターみたい」という声も上がる中、ディズニー好きだけに「ビッグサンダーマウンテンなら喜んで…という感じですけど」と笑顔を見せた。

一方、出雲の実家から現地入りした里見は「雪になる予報があったので特急電車(やくも)が止まったら…と思って、前々日には(自宅のある大阪から)実家に戻りました」と事前の“読み”を明かした。

一行はバスで対局場に向かい、盤駒や室内環境をチェックする検分に臨んだ。例年、やや室内が暗いという声も聞かれた対局室だったが、今年は調光性能のある照明にフルモデルチェンジ。格段に明るくなり、挑戦者は「ずいぶん明るくなって見えやすくなりました。ありがとうございます」と感謝。一方、左足くるぶしの捻挫で正座が出来ない状態の女流名人は、座布団の厚みなどを入念にチェック。「これで大丈夫です」。万全の状態で勝負に臨む。

出雲文化伝承館敷地内のそば店「羽根屋 文化伝承館店」での写真撮影では、当然ながら名物の出雲そば(3段の割子)を注文。薬味のもみじおろしがポイントの逸品を、里見は昼食を食べた直後ながら完食し「おそばは大好きなので、おいしくいただきました」と頬を赤らめた。伊藤も「そば感がすごくておいしい」と舌鼓を打った。

一気の王手を目指す里見が「一手一手、納得した手を指したいです」と誓えば、タイに戻したい伊藤は「良い将棋、悔いのない将棋を指して結果がついてきたら」と語っていた。

情報源:出雲入りの機内が大揺れ 挑戦者・伊藤女流二段「怖かった~」…27・女流名人戦第2局 (スポーツ報知) – Yahoo!ニュースコメント

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