ふむ・・・
2019年1月16日 6時26分
アメリカとヨーロッパ各国による軍事同盟、NATO=北大西洋条約機構をめぐり、トランプ大統領が去年、アメリカの負担の大きさを理由に離脱の意向を周囲に示していたとアメリカのメディアが伝えました。
15日付けのアメリカの有力紙ニューヨーク・タイムズは、複数の政府高官の話として、トランプ大統領が去年、軍事同盟の必要性に疑問を呈し、複数回にわたってNATOからの離脱の意向を周囲に示していたと伝えました。
トランプ大統領は、去年7月に行われたNATOの首脳会議の前後に、政府高官らに離脱が可能か何度も問い合わせ、これを受けて、マティス前国防長官やボルトン大統領補佐官らが離脱しないよう説得にあたったということです。
また、これを受けてアメリカ政府の高官は、加盟国に対し、首脳会議の前にNATOの重要性を確認する合意文書をまとめるよう求めたということです。
各国がNATOに拠出している費用についてトランプ大統領は、かねてからアメリカの負担が大きく、不公平だとヨーロッパ各国を批判するなど、亀裂が表面化しています。
アメリカがNATOから離脱すれば、ロシアの影響力拡大は避けられず、同盟関係の重要性を主張してきたマティス前国防長官が辞任したことで、トランプ大統領が離脱の主張を強める可能性もあり、ニューヨーク・タイムズは加盟国の間で懸念が広がっていると伝えています。
情報源:「トランプ大統領 NATO離脱意向示す」米メディア | NHKニュース
はぁ・・・