JOC竹田会長「潔白証明すべく全力」(会見全文)

JOC竹田会長「潔白証明すべく全力」(会見全文)

ふむ・・・


2019年1月15日 13時23分

東京オリンピック・パラリンピックの招致をめぐってフランスの司法当局がJOC=日本オリンピック委員会の竹田恒和会長を贈賄に関与した疑いで調べている問題で竹田会長が都内で記者会見しました。

竹田会長の発言の全文です。

「心配かけ申し訳ない」

おはようございます。竹田恒和でございます。皆様には、日頃からわが国のスポーツの振興、特にオリンピックムーブメントに多大なご理解とご協力を賜っておりますことを厚く御礼申し上げたいと思います。

またこのたびは、東京オリンピックパラリンピック競技大会に向けてご支援いただいている国民の皆様、スポーツ関係者の皆様、大会準備に携わっておられる組織委員会の皆様に大変ご心配おかけしており、申し訳なく思っております。

「コンサルとの契約は通常の手続きで締結」

本日は、2014年までにすでに解散してしまった、東京2020オリンピックパラリンピック招致委員会、元理事長として会見をさせていただきます。

改めまして、お忙しい中、お集まりいただきましてありがとうございます。

本件は、招致委員会とシンガポールのコンサルティング会社 ブラックタイディングス社と取り交わされた2つのコンサルタント業務に関するものであります。

これら2つのコンサルタント契約は、通常の承認手続きに従い締結されたものであります。

2つの契約に関するりん議書は通常の承認手続きを経て最後に回覧され、私が押印いたしました。

私の前にはすでに数名が押印しておりました。

これらの契約内容はロビー活動および関連する情報を収集するコンサルタント業務の委託になります。

「JOCの第三者委も手続き適正と確認」

これらの契約につき、私は国会の衆参両院の予算委員会をはじめとする各委員会に呼ばれ、私は招致委員会元理事長の立場で参考人として説明をいたしました。

質疑に対応するため、私は実務の詳細につき、国および都から派遣された招致委員会当時の職員などに実態を確認し、報告をさせていただきました。

招致委員会事務局は、主として国と都から多くの人材を派遣いただいて、オールジャパン体制で業務を行っておりました。

国会においてはその後、本件に対してさらなる追及はありません。

さらにJOCは第三者により、外部の弁護士、公認会計士による調査チームを設置し、延べ37名の関係者を対象に、私が署名に至った経緯につき綿密なヒアリング調査を行いました。

調査報告書はブラックタイディングス社とのコンサルタント契約は適正な承認手続きを経て締結されたものと確認しております。

承認手続きにおいて、担当者が取り引きの概要説明を記載した書面のりん議書を起案し、この上司が順次承認したうえで、理事長であった私に承認を求めるものであります。

「日本の法で違法性ないとも結論」

私自身はブラックタイディングス社との契約に関し、いかなる意思決定プロセスにも関与しておりません。

私には本件に関与していた人々や本件の承認手続きを疑うべき理由はありませんでした。

調査報告書は、招致委員会からブラックタイディングス社への支払いは、コンサルタント業務に対する適切な対価であったと結論づけております。

また付け加えますと、調査報告書では私がブラックタイディングス社と国際陸上競技連盟会長、およびその息子がいかなる関係があったことも知らなかったことを確認いたしました。

また調査報告書は、ブラックタイディングス社との契約締結に日本法において違法性はないと結論づけました。

この調査報告書は2016年9月に発表され、それ以降さらなる調査は行われておりません。

2017年初旬にはフランスの要請を受けた東京地検にも協力し、すべての質問に対し回答をいたしました。

東京地検では何らの手続きも行われていません。

その後、フランス当局の要請により、12月10日にパリでヒアリングを受けてまいりました。

そこですべての質疑に応答し、みずからの潔白を説明いたしました。

「仏当局に全面協力し潔白証明」

現時点、私の心境といたしましては、この騒動により2020年東京オリンピックパラリンピック開催に向け、着実で順調な準備に尽力されている皆様、組織委員会、オリンピックムーブメントに対し影響を与えかねない状況となってしまったことにつき、大変申し訳なく思っております。

また、信頼するスタッフたちが一丸となって熱い思いを持って取り組んでいたのは紛れもない事実であり、その支えがあったからこそ、この東京招致が実現できたものと確信しております。

この場をお借りして改めて当時のスタッフを誇りに思うとともに、皆様に感謝を申し上げたいと思います。

今後、私は現在調査中の本件について、フランス当局と全面的に協力することを通じて、みずから潔白を証明すべく全力を尽くしてまいります。以上であります。

情報源:JOC竹田会長「潔白証明すべく全力」(会見全文) | NHKニュース


2019年1月15日 / 12:03

[東京 15日 ロイター] – 日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長は15日、東京オリンピック・パラリンピックの招致を巡る贈賄容疑で仏当局が同会長に対する捜査を始めたことを受け記者会見した。自らが理事長を務めていた五輪招致委員会(既に解散)とシンガポールのコンサルタント会社ブラック・タイディングの契約には違法性がないとし、「仏当局に全面的に協力することを通じ、自らの潔白を証明すべく全力を尽くす」と述べた。

竹田会長は、ブラック・タイディングとの契約は「ロビー活動および関係する情報を収集するコンサルタント業務に関するもの」と説明した。JOCが外部の弁護士、公認会計士による調査に基づきまとめた報告書では「コンサルタント契約は、適正な承認手続きを経たものと確認している」という。

招致委員会がブラック・タイディングと契約する過程では「私自身はいかなる意思決定プロセスにも関与していない」と強調し、「調査報告書は、違法性はないと結論づけている」と指摘した。

昨年12月10日にパリで仏当局からヒアリングを受けたことも明らかにした。

<大会準備に影響与えかねない状況、「申し訳ない」>

竹田会長は会見冒頭「この度は東京五輪・パラリンピック大会に向けて支援いただいている国民、スポーツ関係、組織委員会の皆様に大変ご心配をおかけして申し訳なく思っている」と陳謝した。会見の最後にも「2020年の大会に向け着実に順調な準備に従事されている皆様に影響を与えかねない状況となっていることについて、大変申し訳なく思っている」とあらためて述べた。

会見は15日午前11時から10分程度で、質疑応答は行わなかった。

情報源:コンサル契約に違法性なし、仏当局に全面協力=竹田JOC会長(ロイター) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:コンサル契約に違法性なし、仏当局に全面協力=竹田JOC会長 | ロイター


2020年東京五輪・パラリンピック招致に絡む贈賄疑惑で、フランス司法当局の捜査対象となった日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長(71)が15日午前、東京都内で記者会見に臨んだ。自らが理事長を務めていた東京五輪招致委によるコンサルタント会社への支払いについて「適正な承認手続きをしたもの」「適切な対価」などと述べ、従来通り潔白を主張した。

竹田会長は「騒動でオリンピックムーブメントに影響を与えかねない状況になったことを大変申し訳なく思う」とも述べた。会見は約7分間で終了。JOCは「仏当局が調査中の案件」との理由で、報道陣からの質問を受け付けなかった。

疑惑の焦点は、招致委が13年、国際オリンピック委員会(IOC)委員だったラミン・ディアク前国際陸上競技連盟会長の息子と関係するシンガポールのコンサルタント会社に支払った約2億2000万円の流れ。JOCが16年に設置した調査チームは、支払いの契約に違法性がなかったと結論付けていた。

竹田会長は当時から一貫して不正を否定。この日改めて昨年12月に仏当局の聴取に応じたことを明らかにし、「フランス当局に全面的に協力することで、自ら潔白を証明すべく全力を尽くす」と述べた。

仏検察当局は起訴の可否を判断する「予審」手続きに入っている。この問題でIOCの倫理委員会は、IOC委員の竹田会長からテレビ会議を通じて事情を聴いた。(2019/01/15-11:40)

情報源:竹田JOC会長、重ねて潔白主張=東京五輪招致の贈賄疑惑(時事通信) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:竹田JOC会長、重ねて潔白主張=東京五輪招致の贈賄疑惑:時事ドットコム


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