(亥のいちばん年女)西山朋佳さん 女性初の「棋士」へ、勝負の年:朝日新聞デジタル

さて・・・


西山朋佳さん=飯塚悟撮影
西山朋佳さん=飯塚悟撮影

2019年1月6日05時00分

■将棋女王・西山朋佳さん(23)

昨年5月、将棋のマイナビ女子オープン五番勝負を制して、女流タイトル「女王」を獲得した。「大きな目標が一つかなった。周りに認められることが増え、タイトルを取ると変わるんだなと感じました」と話す。

一方で「24歳になる今年は勝負の年だと思っているのでやれることは全部やっていきたい」と決意を新たにする。初の防衛戦が控えていることもあるが、それよりも女性で初の「棋士」になるための戦いが大詰めを迎えるからだ。

将棋のプロには、男女の区別がない棋士と、女性のみの女流棋士がある。西山は女流棋士にはならず、棋士養成機関の「奨励会」に14歳から所属し、棋士を目指す。棋戦には奨励会員として出場した。

約3年前に棋士である四段まであと一歩の三段に昇段。歴史上、女性では里見香奈女流四冠(26)と西山だけだった。ただ、そこからの壁は厚く、30人前後が参加する半年単位の三段リーグ戦で上位2位までに入らなければならない。里見四冠は昨年3月、26歳の年齢制限で奨励会を去った。西山にとっても、この1、2年は正念場なのだ。

「力がついているのは実感しているが、どうして負けているのか分からない」。2018年度前期は18戦で11勝7敗(37人中13位)とまずまずだったが、後期は昨年末までで2勝6敗と苦戦している。

棋風はバランス重視の攻め将棋。大阪府大阪狭山市出身で、姉は囲碁棋士の西山静佳初段(26)。上京と同時に進学した慶応大学を休学し、現在は将棋漬けの毎日を送る。「試行錯誤と言っていられる段階ではないですね。全対局に全力で臨みたい」(村上耕司)

情報源:(亥のいちばん年女)西山朋佳さん 女性初の「棋士」へ、勝負の年(朝日新聞デジタル) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:(亥のいちばん年女)西山朋佳さん 女性初の「棋士」へ、勝負の年:朝日新聞デジタル



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