チェーン着用義務は問題だらけ「がんじがらめ」規制 – 社会 : 日刊スポーツ

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大雪時のチェーン装着を義務化する13区間
大雪時のチェーン装着を義務化する13区間

今冬から全国の高速道路や国道で大雪時にタイヤチェーン装着を義務付ける改正省令が、14日に公布施行された。対象区間は13区間で、気象庁が特別警報や緊急発表を出すような異例の降雪時に実施される。自動車業界歴40年を超える自動車評論家の松下宏氏(67)に「新チェーン規制」の課題、問題点を指摘してもらった。

近年、記録的大雪で長時間の立ち往生が多発して社会問題となっていた。2月、福井県でチェーン未装着の大型車の脱輪が原因で約1500台が立ち往生。昨年1月には米子道で約300台が滞留した。大雪のように、一般ドライバーに「降って沸いた」新チェーン規制について、松下氏の評価は辛口だった。

松下氏 冬用スタッドレスタイヤの性能が向上し、従来のチェーン規制でもスタッドレスでほぼ走行可能でした。それが今回の発表区間では「車種を問わず全車、スタッドレスにもチェーン装着」を義務付けた。違反すれば、6カ月以下の懲役または30万円以下の罰金が科せられる可能性がある。ドライバーが戸惑うのも当然です。

国交省の有識者検討会で対策が議論され、近くにチェーン脱着場や規制解除までに待機場所があることで13区間が選ばれた。

松下氏 チェーン脱着には一時停車の場所が不可欠。高速道の路肩作業は危険なのでサービスエリア(SA)なども含まれるでしょう。しかし除雪が追い付かないような大雪で十分なスペース確保は? 脱着渋滞が予想される。脱着は習熟が必要で慣れない方は時間を要する。寒さと不安定な雪上作業での「脱着疲労」は運転に影響します。

13区間のうち、一般道が6区間ある。

松下氏 一般道は、さらに悲惨でしょう。チェーン脱着場に入れずに路肩などの作業になれば、新規制の区間は勾配や坂道が多い上に逃げ場のない雪上作業…。JAFなどのロードサービス要請で「チェーンの付け方が分からない」というSOSはいまだ多い。FF(前輪駆動)車なのに後輪にチェーンを装着して立ち往生という、笑えないケースもある。

規制区間以外への影響も懸念される。

松下氏 高速道路は物流の大動脈。これまでも降雪による通行止めで生活を直撃してきましたが、新規制で「不整脈」を起こせばさらなる混乱覚悟ですね。最も怖いのは「夏用タイヤで行けるところまで行って、規制区間だけチェーン」といった“立ち往生希望車”が増えることです。

ネット上などでも「夏タイヤで流入してくる車への規制」や「スタッドレスの義務化」が先ではないか、などの声も多い。

一方、自動車用品を取り扱う「オートバックス」では規制方針が公表された11月15日以降、「北陸地区のチェーン売り上げは前年比約40%アップ」(同社広報部)。新規制を受け、冬本番を前にした駆け込み需要とみられ、同社では今後、チェーン装着の講習会も予定しているという。【大上悟】

◆新チェーン規制の発令 大雪特別警報は数十年に1度の降雪量が予想される場合に発表される。この緊急発表より降雪量は少ないが、除雪が追い付かない恐れがあることを1つの目安としても出される。規制の場合は2、3日前に公表。地域住民や運送業者の混乱回避に努める、としている。

情報源:チェーン着用義務は問題だらけ「がんじがらめ」規制(日刊スポーツ) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:チェーン着用義務は問題だらけ「がんじがらめ」規制 – 社会 : 日刊スポーツ


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記事の有効期限: 2019年12月17日 Tuesday 11:13am