銀河戦での2連勝にて達成。
将棋の最年少棋士・藤井聡太七段(16)が12月12日、史上最年少の16歳4カ月で通算100勝を達成した。通算成績を118局で100勝18敗とし、勝率も.847という圧倒的な数字で新たな記録を樹立した。従来の記録は、羽生善治竜王(48)の持つ17歳6カ月だった。
藤井七段は2016年10月1日に史上最年少の14歳2カ月で四段昇段を果たしプロ入り。同年12月24日に加藤一二三九段とのデビュー戦に勝利すると、そのまま史上最多となる29連勝を達成した。その後も8割を超える高い勝率をキープすると、今年2月1日には五段に昇段。16日後には朝日杯将棋オープン戦で羽生善治竜王、広瀬章人八段らトップ棋士を破り、一般棋戦最年少優勝を果たすと同時に六段昇段も果たした。さらに今年5月には「竜王ランキング戦連続昇級」の昇段規定を満たして、これも最年少の15歳9カ月で七段に昇段した。
直近では10月に新人王戦で優勝し、タイトルホルダーとも公式戦、非公式戦で互角の勝負を繰り広げていることから、最年少でのタイトル獲得への期待も高まっている。会見で藤井七段は「公式戦で通算100勝を達成することができ、これまでの一局一局の積み重ねが100勝というひとつの区切りに達したことを感慨深く思っています」とコメントした。
◆関係者のコメント
日本将棋連盟会長・佐藤康光九段 この度は通算100勝達成、誠におめでとうございます。まだまだ最初の通過点ですが、その中で数々の記録・実績・昇段を積み重ねられたことに改めて驚きを禁じ得ません。これから益々のご活躍を祈念いたします。
羽生善治竜王 16歳での100勝の達成は空前絶後の大記録だと思います。棋士としての一里塚を通過して更なる前進を期待したいと思います。
中原誠十六世名人 100勝の記録は当時はあまり話題にならなかったし、私も意識はしませんでした。藤井七段にとっては通過点と思いますし、これからの活躍を期待しています。
杉本昌隆七段 おめでとうございます。プロデビューからわずか2年での100勝達成は私にも大きな喜びです。周囲の期待通りに結果を出し続ける藤井七段の精神力には感心するばかりです。次の記録更新は何になるのか、師匠として今後も楽しみにしています。
情報源:藤井聡太七段、最年少で通算100勝達成「一局一局の積み重ね」勝率は脅威の.847(AbemaTIMES) – Yahoo!ニュース(コメント)
情報源:藤井聡太七段、最年少で通算100勝達成「一局一局の積み重ね」勝率は脅威の.847 | AbemaTIMES
将棋の高校生棋士、藤井聡太七段(16)が12日、第27期銀河戦(囲碁・将棋チャンネル主催)の対局(同局で来年3月5日放送)で阿部健治郎七段(29)に勝ち、公式戦通算100勝を達成した。この日行われた銀河戦で2連勝した。
日本将棋連盟によると、16歳4カ月での達成は、羽生善治竜王(48)の17歳6カ月を抜き最年少記録。永世称号獲得者や中学生棋士の中で、プロ入りから2年2カ月での達成は羽生竜王の2年3カ月を抜いて最短。100勝達成時の勝率8割4分7厘(100勝18敗)も、中原誠十六世名人(71)の8割2分6厘(100勝21敗)を抜き最高勝率となる。
羽生竜王の記録を塗り替えたことについて藤井七段は「自分が将棋を始める前から第一戦で活躍されてきた方の記録を一つ超えることができてうれしい」と話した。最も印象に残った対局には、竜王戦で船江公恒平六段に勝って七段に昇段した対局を挙げ、「あまり経験のない形だったが、自分なりにしっかり指せた」と話した。
今年1年を振り返っては「朝日杯と新人王戦という二つの棋戦で優勝という結果を残すことができて、自信になった。大きな出来事だったと思う。一方で王座戦や竜王戦などでは残念ながら敗れてしまった。将棋を通して現状の課題を認識できたので、経験を生かしてまた来年につなげていければ」と話した。
羽生竜王は「16歳での100勝達成は空前絶後の大記録。棋士として一里塚を通過してさらなる前進を期待したい」、師匠の杉本昌隆七段(50)は「周囲の期待通りに結果を出し続ける藤井七段の精神力には感心するばかり。次の記録更新は何になるのか、今後も楽しみにしています」とコメントを寄せた。(村上耕司)
100勝達成スピード上位棋士
棋士名 達成までの期間 達成年齢 勝率
①藤井聡太 2年2カ月 16歳4カ月 0.847
②羽生善治 2年3カ月 17歳6カ月 0.787
③中原 誠 2年9カ月 20歳10カ月 0.826
④佐藤康光 2年10カ月 20歳4カ月 0.709
⑤森内俊之 3年0カ月 19歳7カ月 0.694
⑥渡辺 明 3年5カ月 19歳4カ月 0.676
⑦谷川浩司 3年6カ月 18歳2カ月 0.685
⑧加藤一二三 3年9カ月 18歳4カ月 0.746
⑨米長邦雄 5年7カ月 25歳5カ月 0.641
⑩大山康晴 7年5カ月 24歳3カ月 0.794
12月12日時点、日本将棋連盟調べ。対象は永世称号獲得者・中学生棋士
情報源:藤井七段が100勝達成 羽生竜王抜き最速、最年少(朝日新聞デジタル) – Yahoo!ニュース
情報源:藤井七段が100勝達成 羽生竜王抜き最速、最年少:朝日新聞デジタル
将棋界の現役最年少棋士、藤井聡太七段(16)が12日、東京都渋谷区の将棋会館で行われた第27期銀河戦(囲碁・将棋チャンネル主催)の本戦トーナメントで阿部健治郎七段(29)に勝ち、公式戦通算100勝(18敗)を達成した。棋士になってから2年2カ月での達成は、永世称号獲得者と中学生で棋士になった者の中では、羽生善治竜王(48)の17歳6カ月、2年3カ月を抜いて最年少・最速の到達。達成時の勝率(8割4分7厘)は中原誠十六世名人(71)の100勝21敗(8割2分6厘)を抜く最高勝率となった。
藤井七段は2016年10月1日に棋士・四段になり、デビューから29連勝、棋戦優勝最年少記録など数々の記録を塗り替えてきたが、100勝達成も記録更新となった。
本局の模様は来年3月5日、囲碁・将棋チャンネルで放送される。【山村英樹】
◇先輩棋士がお祝いコメント
藤井聡太七段の公式戦通算100勝達成に対し、棋士がコメントを寄せた。
佐藤康光日本将棋連盟会長の話 まだまだ最初の通過点ですが、その中で数々の記録・実績・昇段を積み重ねられたことに改めて驚きを禁じ得ません。これからますますのご活躍を祈念いたします。
羽生善治竜王の話 16歳での100勝の達成は空前絶後の大記録だと思います。棋士としての一里塚を通過して更なる前進を期待したいと思います。
中原誠十六世名人の話 100勝の記録は当時はあまり話題にならなかったし、私も意識はしませんでした。藤井七段にとっては通過点と思いますし、これからの活躍を期待しています。
師匠・杉本昌隆七段の話 プロデビューからわずか2年での100勝達成は私にも大きな喜びです。周囲の期待通りに結果を出し続ける藤井七段の精神力には感心するばかりです。次の記録更新は何になるのか、師匠として今後も楽しみにしています。
情報源:藤井七段、通算100勝 最年少・最速で達成(毎日新聞) – Yahoo!ニュース
情報源:藤井七段、通算100勝 最年少・最速で達成 – 毎日新聞
将棋の藤井聡太七段(16)は12日、東京都渋谷区の将棋会館で指された銀河戦(囲碁・将棋チャンネル主催)本戦トーナメントEブロック5、6回戦を連勝し、通算100勝(18敗)に達した。
達成日年齢の16歳4カ月23日は、永世称号獲得者及び中学生棋士の範囲内で羽生善治・現竜王(48)の17歳6カ月20日を更新し最速記録。100勝時点での勝率・847も堂々の1位となった。
藤井七段は「公式戦で通算100勝を達成することができ、これまでの一局一局の積み重ねで、こうした100勝というひとつの区切りに達したことを、感慨深く思っています」と笑顔を浮かべた。この日の対局で100勝目を意識したか問われると「知ってはいたのですけれども、あまり意識しすぎてもよくないので、普段通り指せればと思っていました」と振り返った。
史上最速での通算100勝到達については「偉大な先生方がたくさんおられるので喜ばしく思ってます」とした上で「最終的にどれだけ強くなって実績を残すことができるかというのが一番重要ではないかと思っているので、これからも緩むことなくやっていければと思います」と気を引き締め直した。
直近の目標については「今までの将棋を振り返ると、トップ棋士の方と自分との差を感じる将棋もありました。そういった自分の弱点というのを一つずつつぶしていければ」と話した。
なお5回戦は2019年2月5日、6回戦は同3月5日に「囲碁・将棋チャンネル」で放送される。
情報源:藤井七段、またも快挙!史上最速・最年少で通算100勝到達「感慨深い」 勝率も堂々の1位(スポニチアネックス) – Yahoo!ニュース
情報源:藤井七段、またも快挙!史上最速、最年少で通算100勝到達「感慨深い」 勝率も堂々の1位― スポニチ Sponichi Annex 芸能
将棋の史上最年少棋士・藤井聡太七段(16)が12日、東京都渋谷区の将棋会館で行われた第27期銀河戦(主催・囲碁将棋チャンネル)本戦トーナメントEブロック6回戦で阿部健治郎七段(29)に勝ち、公式戦通算100勝(18敗)を達成した。
日本将棋連盟によると、16歳4か月23日での達成は史上最年少、デビュー後2年2か月11日は史上最速。それぞれ、羽生善治竜王(48)が1988年に達成した際の17歳6か月20日、デビュー後2年3か月29日の過去最高記録を塗り替えた。勝率・847は中原誠十六世名人(71)が68年に記録した勝率・827(100勝21敗)を超えた。
会見に臨んだ藤井七段は「一局一局の積み重ねで100勝というひとつの節目に達したことを感慨深く思っています」と笑顔を見せた。「最年少での達成ということで偉大な先輩方をひとつ超えられたので喜ばしく思っていますけど、まだタイトルなどの結果を残せていないので、まだまだ努力が必要だと思います。最終的にどれだけ強くなって、どれだけ実績を残すことができるかが重要ではないかなあと思っているので、これからも緩むことなくやっていけたらと思います」
100勝の中で印象に残る1勝については、今年5月に七段昇段を決めた竜王戦5組決勝の船江恒平六段(31)戦を挙げた。「序盤から経験のない形でしたけど、自分なりにしっかり考えることが出来ました」
100勝時点での記録では上回る形となった羽生竜王は現在、広瀬章人八段(31)を挑戦者に迎えた竜王戦7番勝負で3勝2敗と防衛に王手。12~13日と鹿児島県指宿市で行われている第6局を制すと、前人未到のタイトル通算100期を達成する。「羽生竜王は将棋を始めるずっと前から将棋界の第一線で戦われている方。憧れの対象でもありましたし、プロになってからも羽生竜王の将棋に対する姿勢には畏敬の念を抱いています。記録を超えることが出来て、うれしく思いますが、これからも羽生竜王の姿勢を見習っていけたらと思います」と、あらためて存在の大きさを語った。さらに、大記録については「タイトル100期は想像もつかないくらい偉大なこと。自分は2年前、デビュー戦で加藤(一二三)先生と指してから、100勝まで自分の中でもいろいろなことがありましたが、羽生先生はタイトル100期まであと一歩なので。あらためて途方もないことだなあと感じている次第です」と仰ぎ見る言葉をもらしていた。
100勝を達成した対局の模様は、専門ケーブルテレビ「囲碁将棋チャンネル」で来年3月5日に放送される。
情報源:藤井聡太七段が通算100勝 羽生竜王超えの史上最年少・史上最速「感慨深く思います」(スポーツ報知) – Yahoo!ニュース
情報源:藤井聡太七段が通算100勝 羽生竜王超えの史上最年少・史上最速「感慨深く思います」 : スポーツ報知
将棋の最年少プロ、藤井聡太七段(16)は12日、東京・千駄ケ谷の将棋会館で指された第27期銀河戦(囲碁・将棋チャンネル主催)本戦トーナメントEブロック5回戦に勝ち、6回戦で阿部健治郎七段(29)に勝利し、公式戦通算100勝(18敗)を達成した。
日本将棋連盟によると、16歳4カ月、プロ入り2年2カ月での達成は、永世称号獲得者と中学生デビュー棋士の中で羽生善治竜王(48)の17歳6カ月、同2年3カ月を抜いて史上最速・最年少。勝率8割4分7厘も中原誠十六世名人(71)の8割2分6厘を上回る史上最高となった。
藤井七段は「ここまで高い勝率で達成できるとは思っていなかった。驚いている。ただ、大きな結果(タイトル獲得)を残せていないのでそれに向けて頑張っていきたい」と話した。
対局は来年3月5日、同チャンネルで放送される。
情報源:藤井七段、史上最速・最年少で100勝達成、勝率も最高(産経新聞) – Yahoo!ニュース
情報源:藤井七段、史上最速・最年少で100勝達成、勝率も最高 – 産経ニュース
将棋の最年少プロ、藤井聡太七段(16)が12日、史上最速の通算100勝を達成した。この日、都内で収録されたCS「囲碁・将棋チャンネル」のテレビ棋戦「第27期銀河戦本戦トーナメントEブロック」5回戦を突破して99勝目を挙げると、6回戦(来年3月5日午後8時放送)で阿部健治郎七段(29)を破って100勝18敗とした。
16歳4カ月23日で達成の史上最年少はもとより、プロデビューから2年2カ月11日は、羽生善治竜王(48)の2年3カ月29日をしのぐスピード出世。100勝達成時の勝率8割4分8厘は、中原誠十六世名人(71=引退)の8割2分6厘(100勝21敗)を上回る。まさに、記録ずくめの到達劇となった。
「1局1局の積み重ねで、ここまで来られた。うれしく思っています」と、会見では笑顔を見せた。最も印象に残っているのは、今年5月に船江恒平六段を下して七段昇段を決めた、竜王戦5組準決勝という。
同じ100でも、あこがれの羽生竜王は早ければ今日13日の竜王戦7番勝負第6局(鹿児島県指宿市)で、タイトル通算100期獲得となる。「改めてすごいと感じます。タイトル獲得を目指して前に行きたい」と、目標にも言及した。
2月の朝日杯、10月の新人王戦と公式戦で2回の優勝は自信になった。一方で、上位の棋士との壁も思い知らされた。「今年の経験を生かして来年につなげたい」。100勝は、あくまで通過点にすぎない。
情報源:藤井七段が羽生竜王超え100勝「タイトル目指す」(日刊スポーツ) – Yahoo!ニュース
情報源:藤井七段が羽生竜王超え100勝「タイトル目指す」 – 社会 : 日刊スポーツ
将棋の藤井聡太七段(16)は12日、東京都渋谷区の将棋会館で指された銀河戦(囲碁・将棋チャンネル主催)本戦トーナメントEブロック5、6回戦を連勝し、通算100勝(18敗)に達した。
達成日年齢の16歳4カ月23日は、永世称号獲得者及び中学生棋士の範囲内で羽生善治・現竜王(48)の17歳6カ月20日を更新し最速記録。100勝時点での勝率・847も堂々の1位となった。
以下、藤井七段との一問一答
――まずは一言。
「この度、公式戦で通算100勝を達成することができ、これまでの一局一局の積み重ねで、こうした100勝というひとつの区切りに達したことを、感慨深く思っています」
――本日は100勝目を十分に意識して指された?
「そのことは知ってはいたのですけれども、あまり意識しすぎてもよくないので、普段通り指せればと思っていました」
――今後の直近の目標、目指しているものは?
「今までの将棋を振り返りますと、トップ棋士の方と自分との差といいますか、そういったところを感じる将棋もありましたので、そういった自分の弱点というのを一つずつつぶしていければと思っています」
――100勝のうち、あえて印象に残った1勝は?
「一つに絞るのはなかなか難しいですけど、今年の将棋から一つ挙げますと、船江(恒平)六段との竜王戦の将棋(5月18日)が印象に残っています。結果的に七段に昇段することができたんですが、序盤からあまり経験のない形だったんですが、その中で自分なりにしっかり考えて指すことが出来たかなと。はい、印象に残っています」
――最年少での100勝ですが?
「偉大な先生方がたくさんおられるので喜ばしく思ってますが、ただ最終的にどれだけ強くなって実績を残すことができるかというのが一番重要ではないかと思っているので、これからも緩むことなくやっていければと思います」
――中原誠さんの100勝21敗を上回った。藤井さんにとって中原さんにはどんなイメージがある?
「中原先生はタイトル獲得64期という実績を残されていて、その前に大山(康晴)先生が一時代を築かれたと思うのですが…中原先生は大山先生との将棋とも違って駒が軽快に動かれることが多いという印象で、現代将棋のひとつの礎を築かれた先生ではないかと思っています」
――その中原先生の100勝達成時の勝率も超えての最高勝率だが。
「中原先生の記録は知っていたのですが、ここまで高い勝率で達成することができるとは自分自身思ってなかったので、驚いているところです。まだまだ大きな結果といいますか、まだ指せていないので、それに向けてはさらなる努力が必要と思っています」
――羽生善治竜王の記録も塗り替えた。あらためて羽生竜王の存在については?
「羽生竜王は自分が将棋を始めるずっと前から将棋界の第一線で戦われてきた方で、自分が将棋を始めた頃はあこがれの対象でもありましたし、今プロになってからも羽生竜王の将棋に対する姿勢には畏敬の念を抱いています。今回、羽生先生の記録をひとつ超えることが出来て、そのことはうれしく思うのですが、羽生先生の将棋に対する姿勢というのを自分も見習っていければなと思います」
――その羽生竜王はタイトル100期に挑んでいる。その姿はどう感じている?
「タイトル100期というのは本当に想像のつかないくらい偉大なことで、自分が初勝利を挙げた加藤(一二三・九段)先生との将棋はほぼ2年前だったんですが、そこからきょうの100勝までに自分のなかでもいろいろなことがあったなと思っていて、それに対して羽生先生はタイトル100期にリーチということで、あらためてとんでもないことだなと感じている次第です」
――最年少タイトル獲得についての自分の位置づけは?
「プロ棋士としてタイトルというのは目指していかなければいけないものだと思っていますし、タイトルは自分にとってはまだまだ近いものではない。これから険しい道のりがあるのでは。しっかり実力をつけてそこに近づけるように一日一日頑張っていきたいと思います」
――今年を振り返ると。
「朝日杯と新人王戦で優勝という結果を残すことができて、自分にとってとても自信になりましたし、大きな出来事と思います。一方で王座戦、竜王戦などでは残念ながら敗れてしまったんですが、そうした将棋を通して自分の現状の課題というのも意識することができました。そういった経験をいかして来年につなげられたらなと思っています」
情報源:藤井七段、史上最速通算100勝もおごらず 大切なのは「最終的にどれだけ強くなって実績を残せるか」(スポニチアネックス) – Yahoo!ニュース
情報源:藤井七段、最速&最年少100勝もおごらず 大切なのは「最終的にどれだけ強くなって実績を残せるか」― スポニチ Sponichi Annex 芸能
将棋の高校生棋士、藤井聡太七段が、12日行われた対局で2連勝し、通算100勝を達成しました。16歳4か月での100勝達成は、歴代のトップ棋士の中で最年少です。
藤井聡太七段は12日、東京の将棋会館で行われた「銀河戦」のトーナメントに登場し、最初の対局に勝って通算99勝としたあと、阿部健治郎七段と対局しました。
藤井七段はこの対局にも勝ち、プロ入りからわずか2年2か月の16歳4か月で通算100勝を達成しました。
日本将棋連盟によりますと、16歳4か月での100勝達成は、歴代のトップ棋士の中で最年少で、プロ入りから達成までの速さと、84.7%というここまでの勝率も、歴代のトップ棋士を上回っているということです。
藤井七段は、ことし「朝日杯将棋オープン戦」と「新人王戦」で優勝したほか、名人戦につながる「順位戦」でも昨年度から負けがなく、16連勝中です。
記者会見した藤井七段は、「ふだんどおりの将棋が指せるよう100勝は意識しないようにしていましたが、達成できて感慨深い思いです」と喜びを語りました。
そのうえで、羽生善治竜王らトップ棋士をしのぐ若さと速さ、それに勝率で100勝を果たしたことについて、「このような成績になるとは思っていなかったので驚いています。偉大な先輩方がいる中でこうした結果になったことは喜ばしく思います」と話しました。
記録ずくめの100勝
藤井七段が100勝を達成したのは16歳4か月で、名だたる歴代のトップ棋士の中でも最年少です。
日本将棋連盟によりますと、トップ棋士が100勝を達成した時期は、それぞれ、羽生善治竜王が17歳6か月、加藤一二三・九段が18歳4か月、中原誠十六世名人が20歳10か月、大山康晴十五世名人が24歳3か月などとなっていて、藤井七段の若さが際立っています。
また、藤井七段は、プロ入りから100勝を達成するまでの期間が2年2か月で、2年3か月の羽生竜王、2年9か月の中原十六世名人、3年9か月の加藤九段らを抜いて、歴代トップ棋士で最速でした。
さらに、100勝するまでに18敗しかしておらず、中原十六世名人の21敗、大山十五世名人の26敗、羽生竜王の27敗などに比べ、84.7%という最も高い勝率での達成でした。
将棋界から祝福コメント
藤井聡太七段が通算100勝を達成したことを受けて、トップ棋士らから、祝福のコメントが寄せられました。
日本将棋連盟の佐藤康光会長は「まだまだ最初の通過点ですが、その中で数々の記録・実績・昇段を積み重ねられたことに改めて驚きを禁じえません。これからますますのご活躍を祈念いたします」とコメントを出しました。
また、30年前の昭和63年にデビューから2年3か月、17歳6か月で100勝を達成し、これまで、最年少記録と最速記録を保持していた羽生善治竜王は「16歳での100勝の達成は空前絶後の大記録だと思います。棋士としての一里塚を通過して更なる前進を期待したいと思います」とコメントを出しました。
また、100勝達成時の勝率の最高記録を保持していた中原誠十六世名人は「藤井七段にとっては通過点と思いますし、これからの活躍を期待しています」とコメントしています。
そして、藤井七段の師匠、杉本昌隆七段は「プロデビューからわずか2年での100勝達成は私にも大きな喜びです。周囲の期待どおりに結果を出し続ける藤井七段の精神力には感心するばかりです。次の記録更新は何になるのか、師匠として今後も楽しみにしています」とコメントしています。
情報源:将棋 藤井七段が通算100勝達成 歴代トップ棋士で最年少 | NHKニュース
将棋の藤井聡太七段(16)は12日、東京都渋谷区の将棋会館で指された第27期銀河戦(囲碁・将棋チャンネル主催)で阿部健治郎七段(29)を破り、史上最速、最年少、最高勝率で公式戦通算100勝目(18敗)を挙げた。
藤井七段は2016年10月にプロとなってから2年2カ月、16歳4カ月、8割4分7厘で到達した。日本将棋連盟によると、中学生の時にプロ入りした棋士と永世称号獲得者の中で、これまで100勝目の最速、最年少は羽生善治竜王(48)の2年3カ月、17歳6カ月で、最高勝率は中原誠16世名人(71)の8割2分6厘(100勝21敗)。
情報源:将棋の藤井七段、最速100勝(共同通信) – Yahoo!ニュース
情報源:将棋の藤井七段、最速100勝 最年少、最高勝率も – 共同通信 | This kiji is
将棋の藤井聡太七段が、12日行われた銀河戦の対局で勝ち、史上最年少となる16歳4か月で、プロ通算100勝を達成しました。
高校1年生の藤井七段は、12日、東京の将棋会館で行われた銀河戦のトーナメントで、阿部健治郎七段を破り、公式戦通算100勝を達成しました。
16歳4か月での達成は、これまでの羽生善治竜王の記録、17歳6か月を1年以上、上回る最年少記録で、プロ入り後、2年2か月での達成も、史上最速となり、100勝までの勝率も、歴代1位となりました。
「最年少での(100勝)達成ということで、今まで偉大な先輩たちがたくさんいるわけなので、喜ばしく思っているんですけれど、やはり、最終的には、どれだけ強くなって、実績を残すことができるかが一番重要ではないかと思っているので、これからも緩むことなくやっていければ」
(藤井聡太七段)名古屋駅には、12日夕方、号外が張り出され、帰宅する人が足を止めて読む姿も見られました。(12日23:53)
将棋の藤井聡太七段が12日行われた銀河戦の対局で勝ち、史上最年少となる16歳4ヶ月でプロ通算100勝を達成しました。
高校1年生の藤井七段は12日、東京の将棋会館で行われた銀河戦のトーナメントで阿部健治郎七段を破り、公式戦通算100勝を達成しました。
16歳4カ月での達成はこれまでの羽生善治竜王の記録、17歳6カ月を1年以上上回る最年少記録で、プロ入り後、2年2カ月での達成も史上最速となり、100勝までの勝率も歴代1位となりました。
名古屋駅には号外が張り出され、帰宅する人が足を止めて読む姿も見られました。
情報源:藤井七段 最年少で100勝達成 プロ入り後2年2カ月で最速 最高勝率も(CBCテレビ) – Yahoo!ニュース
情報源:藤井七段 最年少で100勝達成 プロ入り後2年2カ月で最速 最高勝率も | CBC NEWS
将棋の最年少プロ、藤井聡太七段(16)が12日、史上最速の通算100勝を達成した。この日、都内で収録されたCS「囲碁・将棋チャンネル」のテレビ棋戦「第27期銀河戦本戦トーナメントEブロック」5回戦を突破して99勝目を挙げると、6回戦(来年3月5日午後8時放送)で阿部健治郎七段(29)を破って100勝18敗とした。
16歳4カ月23日で達成の史上最年少はもとより、プロデビューから2年2カ月11日は、羽生善治竜王(48)の2年3カ月29日をしのぐスピード出世。100勝達成時の勝率8割4分8厘は、中原誠16世名人(71=引退)の8割2分6厘(100勝21敗)を上回る。まさに、記録ずくめの到達劇となった。
藤井七段は「1局1局の積み重ねで、ここまで来られた。うれしく思っています」と笑顔を見せた。最も印象に残っているのは、今年5月に船江恒平六段を下して七段昇段を決めた、竜王戦5組準決勝だという。
同じ100でも、憧れの羽生竜王は早ければ今日13日の竜王戦7番勝負第6局(鹿児島県指宿市)で、タイトル通算100期獲得となる。「改めてすごいと感じます。タイトル獲得を目指して前に行きたい」と、目標にも言及した。
2月の朝日杯、10月の新人王戦と公式戦で2回の優勝は自信になったという。一方で、上位の棋士との壁も思い知らされた。「今年の経験を生かして来年につなげたい」。100勝は、あくまで通過点にすぎない。【赤塚辰浩】
情報源:藤井聡太七段が最速100勝 最年少&勝率も記録に(日刊スポーツ) – Yahoo!ニュース
情報源:藤井聡太七段が最速100勝 最年少&勝率も記録に – 社会 : 日刊スポーツ
藤井聡太七段(16歳)が12月12日(水)に行われた第27期銀河戦(2019年3月5日 囲碁・将棋チャンネルにて放送)で阿部健治郎七段に勝ち、公式戦通算100勝を達成しました。
永世称号獲得者・中学生棋士の中では羽生善治竜王を抜いて最速・最年少、また中原誠十六世名人を抜いて最高勝率での達成となります。
- 藤井聡太七段コメント
- 1局1局の積み重ねで通算100勝という一つの区切りを達成でき、感慨深く思っています。
通算100勝達成記録 (達成年齢の若い順) 棋士名 通算100勝達成日 達成日年齢 四段昇段後から達成までの期間 100勝達成時の勝敗数 1 藤井聡太 2018年12月12日 16歳4ヶ月23日 2年2ヶ月11日 100勝18敗 2 羽生善治 1988年4月16日 17歳6ヶ月20日 2年3ヶ月29日 100勝27敗 3 谷川浩司 1980年7月2日 18歳2ヶ月26日 3年6ヶ月12日 100勝46敗 4 加藤一二三 1958年5月9日 18歳4ヶ月8日 3年9ヶ月8日 100勝34敗 5 渡辺明 2003年9月8日 19歳4ヶ月16日 3年5ヶ月7日 100勝48敗 6 森内俊之 1990年6月2日 19歳7ヶ月23日 3年0ヶ月20日 100勝44敗 7 佐藤康光 1990年2月14日 20歳4ヶ月13日 2年10ヶ月20日 100勝41敗 8 中原誠 1968年7月9日 20歳10ヶ月7日 2年9ヶ月8日 100勝21敗 9 大山康晴 1947年6月29日 24歳3ヶ月16日 7年5ヶ月28日 100勝26敗 10 米長邦雄 1968年11月15日 25歳5ヶ月5日 5年7ヶ月14日 100勝56敗 ※本記録は永世称号獲得者、中学生棋士の記録です。(木村義雄十四世名人、升田幸三実力制第四代名人、塚田正夫名誉十段除く)
関係者のコメント
- 日本将棋連盟会長・佐藤康光九段
- この度は通算100勝達成、誠におめでとうございます。まだまだ最初の通過点ですが、その中で数々の記録・実績・昇段を積み重ねられたことに改めて驚きを禁じ得ません。これから益々のご活躍を祈念いたします。
- 羽生善治竜王
- 16歳での100勝の達成は空前絶後の大記録だと思います。棋士としての一里塚を通過して更なる前進を期待したいと思います。
- 中原誠十六世名人
- 100勝の記録は当時はあまり話題にならなかったし、私も意識はしませんでした。藤井七段にとっては通過点と思いますし、これからの活躍を期待しています。
- 杉本昌隆七段
- おめでとうございます。プロデビューからわずか2年での100勝達成は私にも大きな喜びです。周囲の期待通りに結果を出し続ける藤井七段の精神力には感心するばかりです。次の記録更新は何になるのか、師匠として今後も楽しみにしています。
情報源:藤井聡太七段、最速・最年少・最高勝率で通算100勝を達成!|将棋ニュース|日本将棋連盟
【#将棋 ニュース】
藤井聡太七段、最年少で通算100勝達成「一局一局の積み重ね」勝率は脅威の.847|AbemaTIMES #藤井聡太 #通算100勝 https://t.co/Hoju933yVX— ABEMA将棋ch(アベマ) (@Shogi_ABEMA) December 12, 2018
村)羽生竜王の記録を塗り替えたことについて、藤井七段は「自分が将棋を始める前から第一戦で活躍されてきた方の記録を一つ超えることができてうれしい」と話しました。
藤井七段が100勝達成 羽生竜王抜き最速、最年少:朝日新聞デジタル https://t.co/aTcKWwCLFE— 朝日新聞将棋取材班 (@asahi_shogi) December 12, 2018
耕)公式戦100勝達成、将棋連盟の発表では永世称号獲得者と中学生棋士に限っていますが、これ以外にも屋敷伸之九段や丸山忠久九段が四段昇段後2年6カ月で達成。木村一基九段も2年10カ月で達成しています。昔は若獅子戦やオールスター勝ち抜き戦など出場できる棋戦が多かったんですね。
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藤井七段、通算100勝 最年少・最速で達成 – 毎日新聞 https://t.co/8acLn54BD8
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藤井七段、またも快挙!史上最速で通算100勝到達 勝率も堂々の1位 https://t.co/j97f6fhpqD
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藤井聡太七段が通算100勝 羽生竜王超えの史上最年少・史上最速「感慨深く思います」 https://t.co/j31EuJIP9h #芸能ニュース #スポーツ報知
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藤井七段、史上最速・最年少で100勝達成、勝率も最高https://t.co/0Aw05zQJyy
→16歳4カ月、プロ入り2年2カ月での達成は、永世称号獲得者と中学生デビュー棋士の中で羽生善治竜王(48)の17歳6カ月、同2年3カ月を抜いて史上最速・最年少 pic.twitter.com/qyh98R43sg
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https://twitter.com/nhk_news/status/1072792944703356930
藤井聡太七段が史上最年少・最速で通算100勝を達成
(羽生竜王らの祝福コメントも掲載)https://t.co/BQsgYLMYcn pic.twitter.com/YTXfIkapmb— ニコニコニュース (@nico_nico_news) December 12, 2018
#藤井聡太七段 ㊗最年少100勝 達成#藤井七段 14歳でのデビューから
わずか2年での大記録!2016
10/1 最年少プロ入り(14歳2ヶ月)2017
3/23 10連勝
6/2 20連勝
6/26 29連勝
7/2 連勝ストップ
11/21 50勝2018
5/7 75勝
12/12 100勝ただいま伝説の対局
炎の七番勝負 vs羽生三冠
放送中▽— ABEMA将棋ch(アベマ) (@Shogi_ABEMA) December 12, 2018
【公式戦通算100勝達成!】 #藤井聡太 七段独占インタビューを配信!
『第27期銀河戦 [対局の模様は3/5(火)配信]』で阿部健治郎七段に勝利。最速・最年少・最高勝率で通算100勝を達成!対局直後の藤井七段独占インタビューを配信! #将棋プレミアム
ご視聴はこちらから→ https://t.co/0qIH6yljWE— 【公式】囲碁将棋プラス【将棋】 (@igoshogiplus_s) December 12, 2018
藤井七段が最速・最年少・最高勝率で通算100勝を達成!https://t.co/gF6KO6zOII#藤井聡太 七段が第27期銀河戦で阿部健治郎七段に勝ち、公式戦通算100勝を達成しました。永世称号獲得者・中学生棋士の中では羽生竜王を抜いて最速・最年少、また中原十六世名人を抜いて最高勝率での達成となります。
— 日本将棋連盟【公式】 (@shogi_jsa) December 12, 2018
一区切りですね、あとはタイトルを何時取るか・・・