大坂ベスト8進出 テニス全米オープン

大坂ベスト8進出 テニス全米オープン

ほぉ・・・


テニスの四大大会最終戦、全米オープンは3日、女子シングルスの4回戦が行われ大坂なおみ選手はベラルーシの選手にセットカウント2対1で勝って四大大会で自身初めてとなるベスト8進出を決めました。

世界ランキング19位の大坂選手は4回戦で、同じ20歳のベラルーシのアリーナ・サバリエンカ選手と初めて対戦しました。

世界20位のサバリエンカ選手は今大会は3回戦で第5シードのチェコのペトラ・クビトバ選手にストレート勝ちするなど勢いに乗っています。

第1セット、大坂選手はストローク戦で粘ってミスを誘い、相手のサービスゲームを2つブレークして6対3で取りました。

しかし第2セットは積極的に前に出る相手の攻撃に苦しみ、2対6で落としました。

それでも最終第3セットは運動量で相手を上回り、要所は強力なサーブでサービスエースを奪うなど最後まで集中力を切らさず6対4で奪って、セットカウント2対1で競り勝ちました。
大坂選手は四大大会で自身初めてのベスト8進出です。

準々決勝は5日、日本時間6日に行われる予定で、世界36位でウクライナのレシア・ツレンコ選手と対戦します。

四大大会の女子シングルスで日本選手がベスト8に入ったのは2004年の全米オープンの浅越しのぶさん以来14年ぶりです。

また、今大会、男子シングルスでは錦織圭選手が準々決勝に進んでいて、四大大会のシングルスで男女の日本選手がそろって、ベスト8に入ったのは1995年のウィンブルドン選手権で松岡修造さんと伊達公子さんがそろってベスト8入りした時以来、23年ぶり2回目です。

「1つの目標を達成」

四大大会で初めてベスト8に進んだ大坂なおみ選手は4回戦を振り返り、「相手のショットは本当に鋭く、いいサーブを持っていた。最後には勝つことができて本当にうれしい」と話しました。

そのうえで「四大大会でプレーするたびに3回戦以上にいきたいか尋ねられるので、その記憶がよみがえってきた。私は準々決勝以上に進むことを夢見てきたので、1つの目標を達成できたことをうれしく思う」と試合後に涙をみせた理由を話しました。

また、男子シングルスで錦織圭選手が準々決勝に進み1995年のウィンブルドン選手権以来、23年ぶりに四大大会のシングルスで男女の日本選手がそろってベスト8入りしたことについては「私は錦織選手のウィンブルドン選手権でのすばらしいプレーにインスパイアされた。彼についていくことができたら、本当にすてきなことだといつも思っている」と話しました。

パワーテニスが持ち味

大坂なおみ選手は20歳。ハイチ出身の父と日本人の母を持ち、大阪市で生まれ、3歳からアメリカに移り住みました。

5年前にプロに転向し、身長1メートル80センチの体格を生かした時速200キロ近い高速サーブや力強いストロークなどパワーテニスが持ち味です。

女子ツアーに本格的に出場し始めた1年目の2016年に、東京でのツアー大会で準優勝し、その年、女子ツアーで最優秀新人賞にあたる賞に日本女子で初めて選ばれるなど活躍が期待されてきました。

ことし3月には四大大会に次ぐ格付けの女子ツアーの大会で日本選手として初の優勝をつかみました。

四大大会では、ことし1月の全豪オープンで四大大会初のベスト16に入り、続く2大会でも3回戦進出を果たしていました。

これまでの日本女子の四大大会

テニスの四大大会、女子シングルスで日本選手がベスト8以上の成績を残したのは、2004年の全米オープンで浅越しのぶさんがベスト8に入って以来、14年ぶりです。

四大大会の女子シングルスでベスト8以上の成績を残した日本選手は、1973年の全豪オープンで沢松和子さんがベスト4入りしたのが最初です。沢松さんはその後、1975年の3つの大会でベスト8入りを果たしました。

1977年の全豪オープンでは佐藤直子さんがベスト8入りしました。

1990年代から2000年代の前半にかけては日本選手がベスト8以上の成績を相次いで残し、伊達公子さんが1993年の全米オープンでベスト8入りし、伊達さんはその後、1994年から96年にかけて3つの大会でベスト4、2つの大会でベスト8入りしました。

また1995年には沢松奈生子さんが、2000年には杉山愛さんが全豪オープンでベスト8入りを果たし、杉山さんは2004年のウィンブルドン選手権でもベスト8に入っています。

ただ、2004年の全米オープンで浅越しのぶさんがベスト8入りしたあとは四大大会の女子シングルスでベスト8以上の成績を残した日本選手はいませんでした。

情報源:大坂ベスト8進出 テニス全米オープン | NHKニュース


8強入りした大坂なおみ(ロイター)
8強入りした大坂なおみ(ロイター)

◆テニス 全米オープン第8日(3日、米ニューヨーク) ▽女子シングルス4回戦大坂なおみ(日清食品)2(6―3、2―6、6―4)1A・サバレンカ(ベラルーシ)

第20シードの大坂なおみ(20)=日清食品=が、4大大会初の準々決勝進出を果たした。男子シングルスの錦織圭(28)=日清食品=とそろっての8強で、日本男女シングルスでは95年ウィンブルドンの松岡修造、伊達公子以来23年ぶりの快挙となった。

相手のアリーナ・サバレンカ(20)=ベラルーシ=が一打ごとに声を出し気迫を前面に押し出してくるのに対し、大坂も「カモン!」と何度も声を上げた。第3セット第8ゲームは0―30からブレイクに失敗しいら立ちをみせたが、第9ゲームは2本のサービスエースを決めてラブゲームキープ。大歓声に迎えられた第10ゲームは、0―40と3度のブレイクチャンスがありながら決めきれず。強気なリターンを2本続けて入れマッチポイントをつかむと、相手のダブルフォルトで勝利が決まり、喜びの涙があふれた。

◆なおみに聞く

―錦織と歴史を作った

「ウィンブルドンで圭が本当にいい戦いをしたのを見て、刺激を与えてもらった。いつも彼についていこうと思っていて、歴史の一部になれたのはうれしい」

―今日のゲームプランは

「彼女はサーブが良くてハードヒットしてくるので、第2サーブを攻めてくるだろうと思っていた。基本的には想像通りの試合展開だった」

―泣いた理由は

「うれしくて泣いた。ここに悪い思い出(2年連続3回戦敗退で泣いた)があるだろう、と言う人がいたし、いつも4大大会でプレーする時に3回戦より上にいけるの?とも聞かれた。今年の全豪で4回戦に行った時も、これ以上勝ち進めるの?それとも4回戦止まり?と聞かれた。いつも準々決勝、それ以上にいくことを夢見てきた。自分の目標の1つを達成できて誇らしい」

情報源:【全米テニス】大坂なおみ、涙の8強入りに「歴史の一部になれたのはうれしい」(スポーツ報知) – Yahoo!ニュース

情報源:【全米テニス】大坂なおみ、涙の8強入りに「歴史の一部になれたのはうれしい」 : スポーツ報知


「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月27日~9月9日/ハードコート)の大会8日目、女子シングルス4回戦で第20シードの大坂なおみ(日本/日清食品)が第26シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)と対戦。6-3、2-6、6-4で大坂が勝利し、自身初のベスト8進出を果たした。試合時間は2時間1分。

直前に同じコートで勝利をあげた錦織圭(日本/日清食品)に続き、ベスト8に進出した大坂。日本人選手がグランドスラムで男女そろってベスト8に進出するのは、1995年の「ウィンブルドン」での松岡修造さんと伊達公子さん以来、23年ぶり、史上2度目となった。

勝利した大坂は、この後に行われるマルケタ・ボンドルソバ(チェコ)とレシヤ・ツレンコ(ウクライナ)の勝者と準々決勝で対戦する。

第2セットを終えた後、エクストリーム・ヒート・ウェザー・ポリシーが適用され、10分の休憩を挟んで第3セットが再開された。

クールダウンして迎えた第3セットはサバレンカのサービスから始まった。第3ゲームでサバレンカにブレークを喫した大坂だが、気持ちを切り替えて第4ゲームでブレークバックに成功し、ゲームカウント2-2とした。

先ほどのブレークで自信を取り戻した大坂は第5ゲームを危なげなくキープすると、続く第6ゲームで0-40と3本のブレークポイントを握った。しかし、ここはサバレンカにポイントを連取されてブレークすることができなかった。

ここからお互いにキープを続けていく。ゲームカウント5-4とした第10ゲームで大坂は0-40と3本のマッチポイントを握るが、粘るサバレンカにしのがれてデュースになった。しかし大坂も粘り、最後はサバレンカがダブルフォルトをして大坂が第3セットを6-4で奪って勝利を決めた。

勝利後のインタビューで大坂は「すごく嬉しい。たぶん1番嬉しい試合だった」と答えた。

ここまで快進撃の続く日本勢。男女そろって優勝する姿が期待される。

※写真は「全米オープン」2回戦での大坂
(Photo by Julian Finney/Getty Images)

情報源:【速報】大坂 GS自身初のベスト8進出。日本人男女同時は史上2度目[全米オープン](THE TENNIS DAILY) – Yahoo!ニュース

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「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月27日~9月9日/ハードコート)の大会8日目、女子シングルス4回戦で第26シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)を6-3、2-6、6-4のフルセットで破り、自身初となるベスト8進出を果たした第20シードの大坂なおみ(日本/日清食品)が、試合後のインタビューに答えた。

フルセットになった試合については「試合を通して全てのポイントでファイトをしようと思いました」と答えた。また、接戦となったサバレンカとの勝敗を分けたポイントについては「一番大切なのは、我慢」と語った。そして最後のマッチポイントでは「ダブルフォルトお願いします」とも思っていたと口にした。

また、自身初となるベスト8については「ベスト8が決まりました。本当にすごい日だと思います」「すごく嬉しい。たぶん、この試合が一番嬉しかった」と語った。

大坂の試合の前に同じコートで勝利をあげてベスト8進出を決めていた錦織圭(日本/日清食品)については「試合は見た。元気はもらえた。私も勝てるという気持ちをもらった」とコメント。

大坂はインタビューの中で、多くの感謝を伝えていた。初めて試合をしたルイ・アームストロング・スタジアムについて感想を聞かれた大坂は「みんながすごく優しい。たくさん応援してもらえた。ありがとう」と述べ、「温かい応援、ありがとう。サーシャ(コーチのサーシャ・バジン)もありがとう」と感謝を述べた。

最後に日本で応援しているファンに向かって「応援ありがとうございます。今日はちょっと難しい、、、難しいじゃない(ここでインタビュアーに『ハードを日本語で何?』と訪ね、『タフな試合』と言われると)はいはいはい。でも、勝った。ありがとうございます」とメッセージを送った。

勝利が決まった瞬間は笑顔だった大坂だが、こみ上げてくるものがあるのか、目に涙を浮かべている様子が見られた。インタビューも序盤は言葉に詰まる場面があったが、最後は笑顔で締めくくった。

日本人選手がグランドスラムで男女そろってベスト8に進出するのは、1995年の「ウィンブルドン」での松岡修造さんと伊達公子さん以来、23年ぶり、史上2度目となる。

次戦は現在試合中のマルケタ・ボンドルソバ(チェコ)とレシヤ・ツレンコ(ウクライナ)の勝者と対戦する。

※写真は「全米オープン」4回戦での大坂なおみ
(Photo by Julian Finney/Getty Images)

情報源:大坂「ダブルフォルトお願いします」自身初のベスト8進出を決めた試合について語る[全米オープン](THE TENNIS DAILY) – Yahoo!ニュース

情報源:「大坂「ダブルフォルトお願いします」自身初のベスト8進出を決めた試合について語る[全米オープン]」|「USオープン(日本人選手)」のニュース|テニスの速報・ニュースならテニスデイリー


錦織圭(左)と大坂なおみ
錦織圭(左)と大坂なおみ

◇テニス全米オープン第8日(2018年9月3日 ニューヨーク)

日本男女の同時8強入りは全米では初めて、4大大会では95年ウィンブルドンの伊達公子、松岡修造以来23年ぶりとなった。大会を中継するWOWOWのアンバサダーとして来場している伊達さんは「遅かれ早かれこの日が来ると誰もが感じていたと思う」と冷静に語った。

今季は大坂の4大大会でのプレーを間近で見ながら、その成長を感じてきたという。「最初はパワーで押し切りたい、パワーをアピールしたい感じだった。今は我慢を覚えてフットワーク、サーブの打点、セカンドサーブもよくなった。何よりメンタルにメリハリがついて判断力がついてきた」と大坂の進化を語った。準々決勝の相手は世界36位でノーシードのツレンコ(ウクライナ)。「勝つときはドローも開けてくる。最良の準備をするだけだと思う」とさらなる進撃に期待した。

松岡氏も解説者として現地しており「これが今後いつも起きるんだろうな」と語った。2人のプレーに8強以上に期待を寄せ「松岡修造と違って、偶然ではなく実力で入った。凄いことですけど順当。ここからスタートしていく快挙という気がします」とエールを送った。

情報源:アベック8強に伊達「遅かれ早かれこの日が来ると」修造「これが今後いつも起きる」(スポニチアネックス) – Yahoo!ニュース

情報源:アベック8強に伊達「遅かれ早かれこの日が来ると」修造「これが今後いつも起きる」― スポニチ Sponichi Annex スポーツ


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