移民政策めぐり反対・賛成両派が大規模デモ、ドイツ東部ケムニッツ 国際ニュース:AFPBB News

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ドイツ東部ケムニッツで反移民・反イスラムを掲げる極右政党「ドイツのための選択肢(AfD)」が主催したデモで、難民が起こした犯罪の被害者らの写真を掲げる参加者ら(2018年9月1日撮影)。(c)John MACDOUGALL / AFP
ドイツ東部ケムニッツで反移民・反イスラムを掲げる極右政党「ドイツのための選択肢(AfD)」が主催したデモで、難民が起こした犯罪の被害者らの写真を掲げる参加者ら(2018年9月1日撮影)。(c)John MACDOUGALL / AFP

【9月2日 AFP】ドイツ東部ケムニッツ(Chemnitz)で1日、アンゲラ・メルケル(Angela Merkel)首相の移民政策をめぐり反対派と賛成派が大規模なデモを行った。警察によると、双方のデモには計約8000人が参加。夕方には時折緊迫した状況になったものの平穏に幕を閉じた。

ケムニッツでは先月26日のドイツ人男性(35)の刺殺事件の容疑者としてシリア人とイラク人の計2人が逮捕されたことをきっかけに26、27両日の夜、路上で暴力行為が相次ぎ、暴徒化した集団がアフガニスタン人、シリア人、ブルガリア人を含む外国人と見なした人々に対し無差別に暴力を振るう事態になっていた。

先週はネオナチ活動家、フーリガン、その他の過激派がケムニッツに流入して警官の数を超えたため、国内各地から警官を動員して警備を強化していた。

警察の推定によると、1日のデモには反移民・反イスラムを掲げる極右政党「ドイツのための選択肢(AfD)」や、イスラム嫌悪の反移民団体「西洋のイスラム化に反対する愛国的欧州人(PEGIDA)」などの支持者らおよそ4500人が集結した。一方メルケル首相の移民政策を支持するデモの参加者は約3500人に上った。(c)AFP

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