デジカメに復活の兆し 各社が新製品投入 ”インスタ映え”意識

デジカメに復活の兆し 各社が新製品投入 ”インスタ映え”意識 | NHKニュース

ミラーレスねぇ・・・


スマートフォンに押されて不振が続いていたデジタルカメラの市場は、復活の兆しが出ています。カメラメーカーの間では、SNSに投稿する写真にこだわる若者向けに、新製品の投入を強化するなど競争が再び激しくなっています。

このうち「ニコン」は、一眼レフカメラよりも小型で軽く、レンズが交換できる「ミラーレス」と呼ばれるデジタルカメラの新しい機種を3年ぶりに発表しました。

新しい機種は、大型の画像センサーを搭載し、一眼レフ並みの高画質の写真を撮影できるという高級機種のラインナップで、その第1弾として、価格が44万円前後の新製品を来月発売します。

ミラーレスカメラの分野では、「ソニー」が高級機種の投入で先行していますが、「キヤノン」が年内に新たな機種を発表する予定で、「富士フイルム」もミラーレスカメラ向けの交換レンズの生産能力を今の1.7倍に拡大することを決めています。

デジタルカメラの市場は、スマートフォンに押されて不振が続いていました。

しかし、いわゆる「インスタ映え」など、SNSに投稿する写真にこだわる若者を中心に、高機能のミラーレスカメラなどの人気が高まっていて、各社の競争は激しさを増しています。

「ニコン」の御給伸好常務は、「スマートフォンで撮影の楽しさを知り、次のステップを目指す人たちにミラーレスの魅力を伝え、トップシェアを目指していきたい」と話していました。

ミラーレスカメラの出荷好調

「カメラ映像機器工業会」のまとめによりますと、ミラーレスカメラの国内向けの出荷台数は、去年、4年ぶりに増加に転じ、ことし1月から6月までの半年間でも、去年の同じ時期に比べて9%増加しています。

「工業会」によりますと、ミラーレスカメラは、反射鏡を使わないことで、小型で軽量化できるカメラとして開発され、スマートフォンに押されていましたが、メーカー各社が画質を向上させるため、大型の画像センサーを搭載するなどした高機能の機種を投入したことで、出荷台数が回復したということです。

メーカー各社が高機能機種の販売を強化していることから、今後も市場の拡大が期待できるとしています。

一方、高画質の写真を撮ることができるカメラの代表として存在感を示してきた一眼レフカメラの出荷台数は、2014年以降、毎年減少が続き、この半年間でも去年の同じ時期に比べて24%減少しています。

「工業会」では、ミラーレスカメラなどに比べて高額な機種が多いうえ、重かったり、操作が難しかったりすることが苦戦の原因とみています。

情報源:デジカメに復活の兆し 各社が新製品投入 ”インスタ映え”意識 | NHKニュース


ふむ・・・