広島が天敵・ガルシア攻略で３連勝　対中日の成績も８勝８敗の五分に

広島6-2中日、ヒーローは丸とジョンソン

３回、右越えにソロを放ち笑顔でハイタッチを交わす広島・鈴木誠也＝マツダスタジアム（撮影・飯室逸平）

「広島６－２中日」（７日、マツダスタジアム）

広島が“天敵”の中日・先発のガルシアを初回に攻略し、３連勝した。

初回、田中の内野安打と菊池の四球で無死一、二塁の好機を築き、丸が中前に先制打。さらに鈴木が三塁強襲打、バティスタも左前打で続き、３連続タイムリーで３点を先取した。二回には菊池の適時打で加点。三回にも鈴木が無死から２試合連続となる１８号ソロを放った。

ガルシアとの前回対戦（７月１８日・ナゴヤドーム）では七回まで無安打に抑えられ、勝ち星を献上。今季３戦３敗、防御率１・２９と完璧に抑えられてきたが、４戦目にして攻略した。中日は唯一、黒星が先行していた相手だが、これで今季の対戦成績は８勝８敗となった。

広島の先発ジョンソンは７回２失点と役割を果たして９勝目。フランスア－中崎とつないだ。

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情報源：広島が天敵・ガルシア攻略で３連勝　対中日の成績も８勝８敗の五分に/カープ/デイリースポーツ online

広島先発のジョンソン（撮影・岡田　丈靖）

◇セ・リーグ　広島６―２中日（２０１８年８月７日　マツダ）

広島が３連勝で、今季最多の貯金１９とした。

広島は初回、先頭の田中の内野安打を足場に無死一、二塁とし、丸、鈴木、バティスタの連続タイムリーで３点を先制。２回には菊池の左前適時打、３回には鈴木の１８号ソロで１点を追加し、序盤でリードを５点とした。その後も安打を重ね、４試合連続の２ケタ安打となる１２安打を記録した。

３回無死、右越えソロを放つ鈴木（撮影・岡田　丈靖）

先発のジョンソンは７回まで投げ５安打２失点の好投を見せ、自身７連勝で９勝目。１７年８月から続く中日戦の連勝を４に伸ばした。

中日は今季１１勝・防御率２位の先発・ガルシアが序盤に崩れる大誤算。主導権を握れず広島打線に押し切られた。これで３連敗となり、借金は１０となった。