高見泰地叡王、久保利明王将下し準決勝へ 次戦は藤井聡太七段と対決/AbemaTVトーナメント決勝T1回戦

高見泰地叡王、久保利明王将下し準決勝へ 次戦は藤井聡太七段と対決/AbemaTVトーナメント決勝T1回戦 | AbemaTIMES

2連勝で高見泰地叡王の勝ち。


持ち時間5分、1手につき5秒が加算される超早指し戦「AbemaTVトーナメント Inspired by 羽生善治」の決勝トーナメント1回戦(三番勝負)、高見泰地叡王(25)と久保利明王将(42)の対戦が8月5日に放送され、高見叡王が準決勝進出を決めた。次戦では、最年少棋士・藤井聡太七段(16)と決勝をかけて対戦する。

これがタイトルホルダーの自覚と成長か。5月に自身初のタイトルを獲得した高見叡王が、タイトル7期の実績を誇る久保王将を圧倒した。1局目、2局目と見応えのある終盤だったが、押し切ったのはいずれも高見叡王。棋士の中では「25歳最強説」がある中で、まさに伸び盛りの男が、その力を示した。

直感がものを言う早指し戦。中でも今回の対局は、超早指しということもあり、反射的に指が動くようなレベルの指し手が求められる。2局を終えた後、久保王将が「将棋って頭脳ゲームだと思われていたところがありますが(このルールは)本当のスポーツであるような感じ」と、苦笑いをしながら疲労感を漂わせた。頭が熱くなるほどフル回転させ、最終的には末端である指先に任せる。まさに全身を使う戦いだった。公式戦では勝ったことのない大先輩棋士を連勝で下した高見叡王は「早指しは若手の棋戦とも言われますから、これで勝ったとは到底思えないんですけど、ただこの早指しで久保先生に勝てたというのは素直にうれしいです」と謙遜しながら、笑顔で振り返った。

8つのタイトルを8人が持つという、群雄割拠の将棋界。高見叡王は、その中で竜王、名人に次ぐ棋士として、序列3位にいる。今や解説でも人気な若手棋士ではなく、立派なタイトルホルダーだ。次戦はデビュー以来、将棋界どころか日本中の話題をさらった藤井七段との対戦だ。「みなさん知ってのとおり、本当に将棋界で今、知らない人はいない。外の方も知らない人がいないような、相手と指せるということで、これはすごい純粋にうれしいです」と語りつつ、「絶対みなさんたくさん見てるので、番組的にも非常においしいですね。自分が勝てば最高にうれしいし、藤井さんを応援している人が多いんでしょうけど、藤井さんが勝てば決勝に行くし、僕にとっては最高のシチュエーションだなと思います」と、注目を集める一戦に緊張どころか“おいしい”と言ってのけた。一皮むけるどころか、自信がみなぎる高見叡王の姿が大きく見えた。

◆AbemaTVトーナメント Inspired by 羽生善治 将棋界で初めて7つのタイトルで永世称号の資格を得る「永世七冠」を達成した羽生善治竜王が着想した、独自のルールで行われる超早指し戦によるトーナメント。持ち時間は各5分で、1手指すごとに5秒が加算される。羽生竜王が趣味とするチェスの「フィッシャールール」がベースになっている。1回の顔合わせで先に2勝した方が勝ち上がる三番勝負。予選は藤井聡太七段が登場するAブロックからCブロックまで各4人が参加し、各ブロック2人が決勝トーナメントへ。シードの羽生竜王、久保利明王将を加えた8人で、最速・最強の座を争う。

情報源:高見泰地叡王、久保利明王将下し準決勝へ 次戦は藤井聡太七段と対決/AbemaTVトーナメント決勝T1回戦(AbemaTIMES) – Yahoo!ニュース

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https://www.youtube.com/watch?v=32gG82T9tr8

https://www.youtube.com/watch?v=DHCpBNRh60Q



早指し棋戦だからね、長時間ならまた違うんだろうけど・・・